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2008年02月14日

「2008年はまだ不動産の年ではない」


Richard Leech CB Richard Ellisベトナム社長によると、
あと2〜3年後に、ベトナム不動産市場は大きく変化する。

Q:2008年、不動産市場で3回目の「ブーム」が起こると予想されています。
 この市場が予想外に変動していることについて、どう思われますか。

A:多くの人が私に 2008年は銀行と不動産の年になりますか、と質問したが、
 私は2008年は銀行の年ですが、
 まだ不動産の年ではありませんと答えました。

 その理由は、2008年が2007年と同様に
 Vincom City Towers 2, BIDV Tower, Crown Plaza, The Keangnam Hanoi Landmark Tower,
 The Landmark, CEO Tower, Indochina Plaza等の
 大規模のプロジェクトが一列に開始されました。
 2〜3年後、これらのプロジェクトが完成し、活動開始した後に、
 不動産市場は大きく変化すると思います。


Q:ベトナム不動産市場は、どのような問題に影響を受けますか。

A:他の市場と同様、不動産市場もサプライ・デマンドの規律の影響を受けます。
 世界全体でオイルの値段が上昇すること、
 ベトナムがWTOに加盟したこと、
 証券市場の変動も不動産市場に影響を与えます。

 その他、ベトナム不動産市場は存在要素に影響を受けます。
 例えば、中心町の土地面積の制限による土地の値段の高騰、
 良くはないインフラ整備、手続きの問題などです。


Q:2008年、そして今後の不動産市場の変動傾向について
 ご意見を聞かせて頂けますか。

A:不動産市場は、2008年以降も引き続き発展します。
 特に、2008年には、不動産の値段が引き続き急上昇するでしょう。
 サプライがニーズにまだ対応できていないからです。
 そして、2008年にはまた多くのプロジェクトが開始予定です。
 2007年と同様、BIDV Tower, Vincom City Towers 2, CEO Tower,
 The Garden, Crown Plaza, The Keangnam Hanoi Landmark Tower,
 The Landmark等の大規模プロジェクトが開始されます。


Q:ベトナム不動産市場で今後、プロが活動することはありますか。

A:ベトナムの不動産分野会社の成長を通じて見ることができます。
 今年、CBREがベトナムで活動を開始してから5年目になります。
 ホーチミン市に100名のスタッフ、ハノイ市でも40名のスタッフがいます。
 この2つの大都会だけでなく、
 ハイフォン市、ダナン市、ニャチャン市にも事務所を置きました、
 間もなくカントー市にも事務所が出来ます。

 我々のような海外の会社のほか、
 ベトナム大グループ(Viglacera, FPT, ホアンアン・ザ−ライ, Bitexco等)が
 不動産開発を中心にしています。
 不動産市場の潜在力はまだ大きく、投資機会を皆に与えるでしょう。

 しかし、変動が多い環境、競争力が高い市場において、
 成功するカギがプロではないでしょうか。


Q:現在、ベトナム不動産市場に対する最大の挑戦、
 そして、これらの挑戦に対する解決方法は何でしょうか。

A:現在、ベトナムは3つの問題に対面しています。
 中心部の土地の面積が制限されること、
 不動産の値段の高騰、
 インフラ整備の不足、
 手続きが複雑化等。

 私はベトナム政府、および各関係機関が、
 これらの問題を解決するために、今後積極的な解決方法を出すと確信しています。
 例えば、去年、議定No.84が発行され、
 ベトナム人居留民、ベトナム駐在外国人の住宅購入権に関する規定の
 草案を作成しました。


Vneconomy.net  2008年2月14日


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