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2008年07月18日

大規模不動産プロジェクトへの投資が続く


不動産市場の動きの鈍い状況が続く中、
大規模プロジェクトの実施が続いている。

不動産プロジェクトの「マーケット」

市場全体を見ると、6月下旬から7月上旬まで、
ホーチミン市の不動産市場はあまり回復していない。
依然として購入需要が売却需要に対応できていない状況にある。
しかしこの1ヶ月、不動産商品の投資開発が動き出し、
億(ドル)単位のプロジェクトが実施に移ろうとしている。

7月上旬、ホーチミン市人民委員会は、
マレーシアのBerjaya Land Berhad(ゼネコン)に対し、
「ベトナム国際大学団地」プロジェクトへの投資を許可した。

このプロジェクトは、ホーチミン市中心から20キロ離れた
Hoc Mon郡Tan Thoi Nhi村の925ヘクタールの敷地を使用。
投資総額は35億ドル。
完工後の総価値は73.5億ドル尾なる見込み。
これで、Berjaya Land Berhadのベトナム7不動産投資案件中、
投資許可されたのは4案件になる。

「ベトナム国際大学団地」プロジェクトは、
ホーチミン市史上最大の不動産投資案件である。

また、Tan Hung投資株式会社(ベトナム100%民間企業)の、
Binh Chanh郡第8地区への「Tan HungNewtown」プロジェクトにも
投資許可が下りた。
投資総額は10億ドル、完成予定は4年後。

さらに、Aseana BDC会社
(マレーシアAseana Properties会社と
Binh Duong株式会社の合弁会社)の
「多目的Horizon Place住宅団地」プロジェクトにも
投資許可が下りた。
総価値は1.2億ドル。

この他にも、
Vina Capitalファンドが、Thu Thiem新住宅団地のうち、
50ヘクタールの住宅団地への投資を申請中。
その他外国機関投資家が、
Tay Bac新住宅団地、Thu Thiem新住宅団地に
投資を申請中。

アジアで一番魅力的な市場

Peter E Dining - Colliers国際コンサルティング会社
(57カ国で260駐在事務所を有する会社)は、
現在、「Tan Hung Newtown」投資案件の
コンサルティングにあたっている。
同社代表によると、ベトナム不動産市場は今困難な状況にある。
現在の問題は、購入者が不動産の値下げを
待ち続けていることである。

しかし、不動産への投資資金の構造は、
国民の預金が80%、借り入れが20%であるため、
不動産市場の発展はまだ楽観視できる。
Peter E Dining氏は、
今後1年で、ベトナム不動産市場は回復を始めるという。

Dale E.Washington弁護士は、
「日本人や韓国人の投資家との話の中で、
ベトナムの不動産市場の成長率は、
アジアNO.1という評価になった。
現在、ベトナム不動産市場は、
アジア地域中、一番魅力的な市場といえる。」と述べた。


労働紙 2008年7月17日


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