越不動産会社 外国不動産会社の不当値下げに猛反発
ベトナム不動産会社の、
Kien An不動産会社、Daewon Hoan Cau不動産会社、
Phu My Hung不動産会社らは、
CBRE、Vinaland等 不動産仲介・調査会社に対し、
公表価格の格差について、激しく反発した。
Vinaland不動産の市場調査結果に対し、
強い反発を示した。
11月下旬から12月上旬まで、
Blooming Parkの高級マンション物件が、
1平米あたり200万ドン相当となる、
6.1%の値下げをされていた。
これに対し、Kien A不動産会社計画部長は、
この値下げが不当である、と反発した。
Kien A不動産会社代表者は、
Blooming Parkが抱える高級マンション物件10件のうち、
確かに、売却できたのはわずか1件ではあるが、
もともと、売却条件は「今後の価格を変更しないこと」
であったはずである、としている。
この1件を購入したのは外国人で、
住宅用目的として、保証金10%も支払っている。
また、この顧客がその物件を売却していないことも、
確認されている。
Kien An不動産会社は、
「Vinalandは再度情報を確かめ、
値下げが正当であると証明する必要がある。
情報を訂正しなければ、裁判も辞さない。」と強調した。
こうした要求に基づき、
Tran Minh Hoang-Vinaland Invest Corp代表取締役会長は、
すぐさま情報を見直し、
社員の入力のミスであったことを、認めた。
ただVinaland側は、
不動産関連の情報を調査、収集、確認する段階で、
各専門家が同時に数百件の資料を整理することから、
ミスは防ぎきれない、と弁明している。
「Vinalandの不動産価格調査は、良心的で透明性も高いため、
ミスが起きたことは意外である。」
CBREの場合、Vinalandよりも厳しい状況にある。
CBREは、多くの大規模不動産会社から、
激しい反撃に直面している。
11月末の報告書の中で、CBREは
昨年11月からの12ヶ月の、
値下げアパートに関する例を発表した。
その中には、Cantavil Hoan Cau等の高級アパートが、
1平米あたり3,700USDから2,600ドルと、
約29%低下したものもあった。
My Phucアパートは、1平米あたり1,750USDから872USDに、
約50%の値下がりとなっていた。
この結果に対し、各物件の投資主は
公表当日、猛反発した。
Nguyen Huu Nhi-Daewon Hoan Cau住宅開発有限会社の
法律専門家によると、
Cantavilアパートの価格に対するCBREの評価は、
Daewonの資料と合致しない、としている。
Nhi氏は12月10日、CBREに対し
Cantavilアパートの値下げについて、説明を求めた。
Nhi氏は、CBREから2度の回答メッセージを受けている。
1度目は、6階の155平米の物件価格が公表され、
残りは伏せられていた。
2度目の回答で、アパートの面積を156.3平米に訂正した。
実際、Cantavilビル6階の物件は、
3件しか売却できていない。
うち2件が内部購入で、
残りの1件が住宅目的で購入されている。
面積は120平米、購入価格は1平米3,091USD。
Hoang Cau会社は、
CBREに対し、情報の正当性を証明することを要求している。
情報が不当であった場合、直ちに訂正情報を公開し、
マスメディアを通じて謝罪することも求めた。
Truong Quoc Hung-
Phu My Hung会社営業マーケティング担当社長は、
裁判を起こすつもりはないが、CBREの調査結果の
間違いを確認し、今後、再検査の後修正されるべきである、
としている。
「我々はMy Phuc案件で、
1平米あたり872USDで売却されているアパートを再購入する。
この物件価格は、12月までに
1平米あたり1,500USD以上で売却されている。」
12月15日の記者会見で、
Jeremy King -CVREサービス・コンサルティング副部長は
「我々は全ての情報を再度精査し、
この問題について、今後各企業と相談する」と述べた。
ある不動産会社は、
「市場は、参考資料を必要しているが、
質の低い調査結果、根拠の不足した情報を
提供しないで欲しい。」と強調した。
Vnexpress 2008年12月16日