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2009年03月17日

不動産投資 資金不足顕著


年初から現在まで、
不動産10案件に約10億ドルが投資された。


不動産市場への投資資金は未だ不足状況

2月、VietcombankはIndochina Landに対し、
多目的案件(ショッピングセンター、オフィスビル、住宅)
の開発ための4400万ドルを貸し出した。
この案件はハノイ市で行われ、
投資総額は1.45億ドルである。

BIDVも1月にHoang Anh Gia Laiに対し、
2009年-2011年の各不動産案件、鉱山案件、
水力発電所建設案件、ゴム植林案件の実施のために
5.650兆ドンを貸し出した。

そのうち6.5億ドンは短期投資資金、
残りが中長期の投資資金である。
2月中旬、 Fei Yuehベトナムは、
Nguyen Van Cu通り第1地区で
5つ星のNikko Saigonを起工し、
この案件の投資額は1億ドルである。

年初から、不動産案件数件は銀行による資金協力を得た。
ホーチミン市とハノイ市の10案件だけで
年初より約10億ドルが不動産市場へ投資された。

2008年の不動産市場への貸出資金115兆ドンと比較すると、
今年の不動産への貸出活動はまだ慎重に行われている。

数社の銀行は不動産案件に対する資金協力について
積極的に行いたいが、
条件は流動性が良い案件でなければならない。
Nguyen Hoa Binh-Vietcombank取締役会長によると、
Indochina Plaza Hanoiは、
Vietcombankによる審査結果の良い、好案件である

Nguyen Duc Vinh-Techcombank社長は、
「Techcombankは不動産案件に対する資金協力を
引き続き検討するが、制限があり、
効果的で流動性が高い案件しか選択しない。」と話した。
Vo Dinh Quoc-電力不動産株式会社によると、
数社の案件は資金協力を得たため、再起工される予定。
しかし、資金供給源の見つからない案件は
他の投資家に売却しなくてはならない。

住宅用の消費は80兆ドン以上であるか

銀行から資金を調達できないため、
多くの不動産会社が債券発行を通じて資金を調達した。
2009年年初よりHoang Anh Gia Laiは、
第2回目の債券発行を行い、3500億ドンを調達した。

Vinalandも建設資金を調達するために
住宅債券の100単位を発行したばかりである。
ただし、国家銀行はVinalandの債券については検討中であり、
まだ企業の有価債券ではない。

各商業銀行は、不動産の保全者に対する
資金貸出は慎重に検討するが、
住宅、マンションの購入者に対しては
簡単に資金を貸し出している。
殆どの民間商業銀行は、
個人に対する貸出資金が数兆ドン以上である。
VietcombankはIndochinaに対して
Indochina Plaza Hanoiのマンション購入者に対する
資金貸出スキームについて交渉している。

Nguyen Duc Vinh-Techcombank社長によると、
Techcombankは、数ヶ月後に
住宅の修理、工事のための
1.5兆ドン~3兆ドンを貸し出す予定である。
Tran Phuong Binh-Dong A銀行社長によると、
Dong A Bankは消費活動に対して約4兆ドンを貸し出す予定。

An Binhバンクは消費者に対する
資金借入の金取得キャンペーンを行い、
商品の価値が10グラムのSJC金で、
消費者に対する貸出総額が
3兆ドン~5兆ドンと予定している。

従って、1社の銀行は住宅の修理に対して
平均1.5兆ドン~2兆ドンを貸し出した。
この資金は、不動産市場へ間接的に
65兆ドン~86兆ドンを導入した。

住宅に対する資金貸出活動が
積極的に行われる一番大きな理由は、
この活動が不動産市場に関係する
個人消費への貸出と考えるからである。
この資金は本当に住宅を必要とする人、
収入源が不動産市場と独立する人に対して供給する。
ただし、Ho Huu Hanh-国家銀行ホーチミン支店によると、
資金貸出に関するリスクを減らす可能性はあるが、
消費者に対する貸出資金は
不動産市場への間接的な導入資金である。
銀行の資金協力による多くの住宅案件は売却されているが、
まだ紙上のものでしかない。



サイゴンエコノミックスタイムズ 2009年3月16日

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