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2009年08月29日

ハノイ市のオフィスリースの市場:供給過多


2009年中にハノイ市のオフィシリースの市場は
新規に175,000平米が追加供給される。
そのうち、Aレベルのオフィスは
Capital Towerビルの23,000平米(107番Tran Hung Dao 通り)、
CEOビル(Pham Hung通り)の18,000平米が追加される。


Le Minh Dung-CBRE社長
(CEOビルのマーケティング独占権を持つ機関)によると、
2009年8月16日よりオープンされたが、
今まで貸し出されたスペースは全体の面積の50%しかない。

2009年末まで、ハノイ市でAレベルとBレベルのオフィスは
615,000平米になる。
Colliers International会社(世界で上位12番目に位置づける
オフィス貸出コンサルティング会社)によると、
今から2012年までオフィスビルの建設は
Cau Giay地区に集中される。
この地域で建設されるビルはHoan Kiem地区の
ビール(8階~10階)より高く建設することができる。
それによって、65階の Keangnamビルは
2011年まで91,000平米のAレベルのオフィスを
供給すると予測される。
オフィスビルの供給源が段々増加しているが、
ベトナム経済及び世界中の経済が2008年末より衰退しているので、
オフィスの利用需要が減っている。
Colliers Internationalによると、
年初6ヶ月でハノイ市ではAレベルのオフィスが
あまり貸し出されない状態である。
Hoan Kiem地区のオフィスリースの割合がまだ維持できる理由は、
オーナーが顧客を確保するために
より魅力的な条件を出しているからである。
それらは2008年同期より20%低い家賃である。

2009年末にハノイ市のオフィスリース市場は
追加175,000平米を供給される。
現在、多くの会社は経費削減のために
AレベルのビルからBレベルのビルに移っている。

ハノイ市のAレベルとBレベルのオフィスの借料は
2008年同期より減少、借料が約20%下がっている。
例えば、2009年末に完成され、
Hoan Kiem地区に位置づけるAレベルのオフィスは、
1平米当たり月50USDの家賃でオファーし、
2009年年初より20USD下がった。

Cau Giay地区においてはオフィスの家賃が
Aレベルで1平米当たり月20USD~30USDである。
ただし、この地区の供給源が今後増えるため、
家賃の切り下げの圧力が高くなる。

専門家によると、ハノイ市のオフィス借料は
2009年末まで引き続き下がり続ける見込み。



新ハノイ紙 2009年8月28日

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