ブルーチップ ベトナム投資ニュース

同報告書によると、
不動産ブームは通常
5～6年の周期である
（1995年～2002年～2007年）。
従って、ベトナム不動産の
市場が上昇する次の周期は
2009年中、もしくは2010年に
始まる可能性が高い。
また、不動産の価格が
急速かつ安定的に上昇する時期は
2011年もしくは2012年とされている。

さらに同報告書によると、
インタビューの対象である
不動産企業の72％は
住宅、高級マンション市場が
短期間では余り変動しないと、
14.3％がブームのように上昇すると
考えているとしている。
不動産分野の専門家の多数は
不動産価格は大きく上昇せず、
一般の住宅やマンションが
都市化や都市の規模拡大によって
やや上昇する傾向がある
としている。

また、43％の企業は
オフィスの家賃が
経済危機の影響により
短期的に下落すると考えている。
一方、43％の企業と専門家は
各不動産投資案件の土地の価格が
短期的な上昇傾向になると考えている。
特に、ハノイ市とホーチミン市の
郊外の土地が魅力を増しつつある。

そのほか、60％の意見として
旧市街の不動産市場、
低所得者向け公的住宅市場が
短期間で急速に発展する傾向にある
としている。
これは、投資主が特別な優遇措置を得られ、
また、市内から郊外への移住需要が
急速に高まりつつあることや、
各省から都市への移住が
活発化していることが要因である。