ブルーチップ ベトナム投資ニュース

Savillsベトナムの市場研究部によると、
オフィスビルの市場は、この2,3ヶ月、楽観的な推移を見せている。

第3四半期、Plaschemビル（Long Bien地区）、
CEOタワー（Tu Liem郡）、Handirescoタワー（Ba Dinh地区）などが
完工、活動開始している。

2009年第3四半期もビルの賃借料の切り下げと稼働率の低下が続いている。
Aランク、Bランクの賃借料は、前四半期に比べ、
それぞれ4.5％と2％減となった。

第3四半期、賃借料と稼働率の平均は、前期に比べ軽く低下しているものの、
経済が回復に伴い、第4四半期以後、増加に転ずると予測されている。

また、第3四半期はCランクオフィスの稼働率が80％近くに達しており、
その賃借料は1平米当たり月平均17USDとなっている。
経済危機の影響により、Cランクオフィスが人気となっている。

Savillsは、今後3年のうちに、
約120ヘクタール分のオフィスが市場に供給されると予測している。
そのうち、14.5～34.5ヘクタールが、2010年末までの間に
供給される予定となっている。