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2009年12月10日

ハノイ市オフィス借料 第4Qは上昇傾向


Savillsベトナム会社によると、
第3四半期には
A、B各レベルのオフィスの借料が、
前四半期よりそれぞれ
4.5%、2%減と暴落した。
一方、Cレベルのオフィスは
稼働率が80%近くに達し、
借料が1平米当たり月平均17USDである。


だが、この3週間においては
オフィス借料が従来とは
逆の傾向を示しつつある。
特に、中心部から離れる
Cレベルのオフィスは
頻繁に貸し出されており
借料が平均7%、
1平米当たり2~5USD上昇した。

特に、典型的な例として
Hai Ba Trung地区にある
Cレベルオフィスの借料が
1平米当たり16~17USDから
18~20USDに上昇した。

また、ハノイ中心部のビルも
借料が高騰している。
オープンしたばかりの
Ly Thai To通2番のビルの借料は
1階が1平米120USD程度、
2階が1平米50~55USDである。
また、Opera Business Centerは
借料が1平米当たり約38~ 40USDである。

特に、オフィス市場においては
状況が一変している。
以前は個室が最も人気であったが、
現在では、20~50年間といった
長期的な契約での借料一括払いが
最も選択されている契約だという。

例えば、CEOビルでは
50年間契約で1平米当たり
2700~3000万VNDで、
Tran Duy Hung通にある
1000平米のGrand Plazaビルは
50年間契約で1平米当たり
3,500USDで貸し出している。

なお、IDJ Financial (Grand Plaza投資主)の
計算によると、
このビルの稼働率は60~70%に達する。

ただ、Savillsの調査研究結果によると、
Long Bien地区にある
完成したばかりのPlaschemビルや
Tu Liem地区にあるCEOビル、
Ba Dinh地区のHandirescoビルは
A、B、C各レベルを合わせて
約493,000平米を市場に供給し、
さらに、3年後には
110万平米が続いて供給されるため、
オフィスの供給が豊かになるにつれ、
借料は高くできないだろうとしている。



Vneconomy.net 2009年12月9日

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