ブルーチップ ベトナム投資ニュース

このため、経済危機が長く続いているにも関わらず、
Da Nang市を始め、中部の観光不動産市場は徐々に発展している。

近年、Da Nang市は、中部の経済・文化・商業の中心地になっている。
技術インフラ、交通インフラ整備が急速に開発されたが、
投資家に対する投資手続きが簡易化され、多くの投資案件を集められた。

都会は長期滞在したい人々に注目されているが、
この様な背景において、別荘、高級住宅、リゾート等の
観光用不動産市場が過熱している。
Da Nang海岸沿いには現在13投資計画が実施され、
数年後に670件の別荘ができる。
不動産案件は主にSong Tra半島からNgu Hanh Son山までの
海岸沿い20Kmで建設されている。

ベトナムで最大の不動産サービス提供会社である
Savills ベトナム研究開発グループによると、
2015年までにDa Nang市で実施されている約15件の住宅建設計画は、
市場に約7,600件のアパートを供給する。
2009年第3四半期だけで約387の別荘を市場に供給した。
Blooming Tower、 Olalani、Hyatt Regencyの建設はまだ完成していないが、
アパートの売買は積極的に行われ、購入申請が殺到したところもあった。

2009年には6案件が、市場に387の別荘と800の高級マンションを
40万USD～250万USDで販売、即完売となった。
Indochina Riversideビルの95のアパートは17万USD～199万USD、
建設中のDanang Plazaの168のアパートは71％が販売済み。
Hyatt Regency Danangの154件の別荘は、
82％が260万USD～370万USDで販売された。
同様にThe Nam Hai高級別荘40件のうち37件が外国企業、外国投資家、
ベトナム投資家に売却された。

現在、Da Nang市では3つ星以上のホテルとリゾートが、20件以上あり、
市場に2000部屋を提供している。
ただ、Da Nang市のリゾートホテルは多様的で、小規模ホテルが多く、
4つ星～5つ星のホテルが少ない。
宿泊の需要も安定せず、観光の時期の需要に大きく頼っている。
例えば、2010年3月27日～28日までの国際花火祭りの期間、
ホテル、リゾート、民間のミニホテルは満室で、
この時期にDaNang市は100万人以上の観光客を集めると予測される。

5年後には約42のホテルが完工、3つ星～5つ星のホテルの部屋数は、
7000室増える。そのうち、24件の5つ星のホテルが4300室を供給する。
つまり、別荘と観光用不動産市場が不動産市場の一部であり、
主に資産家を対象としている。
ベトナム人の資産家達は別荘の追加購入を希望している。

購入者に対する同市場の魅力的なポイントは、
不在時に貸し出すことができることである。
長期的な投資家及びDaNang市で長期的に滞在したい外国人客が、
市場に積極的な影響を与えている。
ベトナムでは多くの不動産案件の実施が中止されているが、
DaNang市の不動産市場は発展を続ける。