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2011年07月08日

ハノイ市で急増する小売向けスペースの供給源


小売向けスペースは今年の第2四半期時点で約30.6%増加し、12万9,300㎡に
なると予測されている。Richard Ellisベトナム有限会社の報告を見てみると、
小売用の場所を除く不動産価値は値下がりの傾向となっている。場所の供給源は
Pico Mallの1万9,815㎡、Parkson Viet Towerの5,000㎡が追加提供される。


CBREは、小売向け不動産市場が年末にブーム的な拡大を見せると予測しており、
Hang Daマーケットで9,312、Landmark 72 が9万7,000、Savico MegaMallは
6万3,400、 Vincom Center Long Bienが45,000(単位はいずれも㎡)といった
不動産案件が続々と市場に小売用のスペースを提供している。これらの場所は
稼働率が高く、通常でも平均83%となっている。

ここで言いたいことは供給源の拡大に対して借用料が高く、1㎡当たりの料金が
平均46.8USDであり、第1四半期より7.9%も増えているということだ。例えば、
中心部の借用料は1㎡で62.1USDとなっており、7.7%も増加している。

これと逆にオフィスビルの借用料は下がっている。Aレベルのオフィスの面積は
16万5,000㎡であり、1㎡当たりの料金は37.45USDに下がり、第1四半期より
5%減となった。Bレベルのオフィスは借用料が月間1㎡26USD~28USDである。

2011年にはハノイ市における新オフィスの供給は33万㎡に到達し、そのうちの
60%は西側、20%が市の中心部に位置している。


InfoTV.net  2011年7月8日

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