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2012年02月02日

需給激減が予想される2012年の不動産


ベトナムの不動産供給源は2012年に減ることが見込まれているが、
供給の減少が需要の増加につながるわけではない。不動産価格は
前年と同じく上昇する可能性がある。


2011年に投資資金の不足が長引いたため、各不動産企業は投資活動を
停止した。多くの案件が中止となり、建設計画の延期されたため、
2012年は不動産の供給源が大幅に減少する。

また、政府の関係各機関が一気に新政策を適用すると考えられる。
例えば、高層マンションの建設面積比率が全体の70%~80%となり、
新たな物件に対する資金貸付の中止などである。

市場の供給源が制限される場合、需要が増加しつつも不動産価格は
上昇するが、今年はこのような現象が発生しにくいと予想される。

Savills有限会社研究コンサルティング部のTran Nhu Nhung担当社長は
不動産の投資家が従来のやり方を変えないと生き残れない。今までは
投資家側が一部の投資資金しか用意せず、残りの投資金額は銀行から
借りた。銀行からの融資が受けられなければ、当然のことながら市場に
出せる商品の数が減ると述べている。

今は投資家が他の方法を考える時期である。以前は投資家が土地だけを
持っていて、粗悪な不動産商品しか売らず、付加価値を作ることなどは
一切考えなかった。

Vneconomy.net  2012年2月2日

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