ハノイ市 バイク交通量を30%以下に削減
政府首相は、
2020年までのハノイ市の交通・運輸開発計画を批准した。
それによると、ハノイ市の土地の15%が
交通インフラの開発対象となり、
投資総額は約287.8兆ドンに上る見込み。
交通インフラの開発対象となり、
投資総額は約287.8兆ドンに上る見込み。
交通インフラ工事には最低13,800へクタールが対象となる予定でうち、
11,500ヘクタールが、一般道、1,100ヘクタールが鉄道工事に割り当てられる。
今後、市内及び市外の町の交通網が土地の20%にまで拡大される見込み。
これらの計画への予想投資額は
一般道のプロジェクトに117兆ドン、
鉄道に138兆ドン、
水路に13.7兆ドン、
国際港・空港に13.8兆ドンに上る予定。
今回対象となるエリアはハノイ市のほか、Ha Tay省、Vinh Phuc省、
Hung Yen省、Bac Giang省、Thai Nguyen省を含む
半径30~50kmの周辺都市に及ぶ。
具体案は以下の通り
・ハノイ市の現在の主な国道を4~6車線に拡大
・交通流行量の多い国道への高速道路建設
・2010年までに、環状道路を完成
また、市内150箇所の交差点の改造と並行して、
紅河橋梁建設
(Nhat Tan橋、Hong Ha橋、Me So橋、Vinh Thinh橋)
により、便利で現代的な交通ネットワークの形成を図る。
また都市道路の拡大、増設も検討中。(紅河南方の18道路、紅河北方の12道路)。
また、市内の主な顧客運輸手段として、
鉄道建設が提案された。
これにより、各住宅団地、工業団地、ショッピングセンター、
観光地、学校をスピーディーに行き来できるようになる。
2020年までに、公共輸送システムの市内需要を
35%~45%まで引き上げ、
バイクの利用を、全体の30%に引き下げることを目標としている。
Vneconomy.net 2008年7月10日