新規銀行設立に規制
首相は国家銀行に対し、
銀行の設立許可の一時発給停止を要請した。
8月8日午前、NguyenVan Giau国家銀行総裁は
このことを書簡No. 7171/NHNN-CNで、
各銀行の設立実行委員会に報告した。
このことを書簡No. 7171/NHNN-CNで、
各銀行の設立実行委員会に報告した。
同書簡によると、2008年7月29日、
政府事務局は、国家銀行に
首相の指導を伝える公文No. 4944/VPCP-KTTHを送付。
その中で、
「首相は国家銀行に対し、
ベトナム国内における民営株式銀行の
設立条件を調整することを要請。
新規定が発行されるまで、
新規銀行の設立許可発給を一時的に停止する。」
とした。
そのため、新規定発行まで、
国家銀行は、銀行の設立申請書類を受け付けない。
NguyenVan Giau国家銀行総裁によると、
設立条件調整の詳細内容については、
まだ、首相の指導を待っている状況。
これより前にも2007年6月7日、国家銀行は、
決定No. 24/2007/QĐ-NHNNで
民営株式銀行の設立許可の発給と、
銀行活動に関する規定を発行した。
この規定も一回修正されている。
2008年7月末までに、国家銀行は
グループ企業や国営企業が出資する
10の民営株式銀行設立を基本合意している。
うち、Lien Viet銀行とTien Phong銀行の2社は、
正式に設立許可を得て活動を開始したが、
Hong Viet銀行に関しては、創立株主のベトナム石油グループが
投資を辞退した。
2008年5月時点における、ベトナム金融機関機関の内訳は
国営商業銀行5社(Vietcombankは民営化)、
社会政策銀行、開発・農村銀行、合弁会社6社、
民営商業銀行36社、外国銀行44支部、
金融機関10社、資産管理会社13社、
民間信用ファンドが998である。
Sanotc.com 2008年8月8日