近々民営化 国営大企業
テレコム大企業、国営商業銀行の民営化は
2009年の注目案件である。
2008年12月29日、
首相はベトナム投資開発銀行(BIDV)の民営化のための
企業価値の確定時点を決定した。
この決定により、BIDVが2009年中にIPOを行うことが確定された。
先日、BIDVとVietinbankは一日前後で
民営化コンサルティング契約書を結んだ。
BIDVがMorgan Stanleyを選び、
Vietinbankより1日早くコンサルティング契約を結んだ。
BIDVの他、ベトナム農業農村開発銀行(Agribank) は
IPOの日程はまだ決まってはいないが、順次子会社を民営化する。
例えば、Agriseco(Agribank証券、資本金1.2兆ドン)
のIPOが近々10,500ドンの株価で行われる予定。
上記の最大国営銀行の2社の他、投資家業界は
MobiFoneとVietelの最大テレコム会社の民営化を待っている。
MobiFoneはCredit Suisseを民営化コンサルティング会社として選択し、
民営化の計画を作成している。
Viettelは親会社のIPOの前に各子会社を民営化することを発表した。
Viettelの戦略はAgribankと同様である。
首相の決定によると、2008年12月31日は
BIDVの価値の確定時点である。
BIDVは2008年に10回貸出金利を下げたが、
この動きがBIDVの年末の営業成績に消極的な影響を与えた。
また、Vietcombank、Vietinbank等の民営化の準備期間は
一般の企業に対する貸出金利はあまり下げないが、
利益の増加を中心に力を入れる。
テレコム分野において、MobiFoneは2009年中にIPOをする予定。
MobiFoneは2008年に利用者、売上、利益が急速に増加し、
利用者が3000万人、利益が6兆ドンに達する見込みである。
MobiFoneの情報によると、Credit SuisseはMobiFoneの価値を
20億ドル以上と評価した。
Le Ngoc Minh-MobiFone社長によると、
MobiFoneは2009年に民営化を完了すると、
新発展のステップに入る。
Minh社長は
「実際、我々は民営化を促進したいが、最終決定は政府による。」
と述べた。
Viettelについて、2008年はこの会社にとって
急速な発展の年であった。
未発表の情報によると、2008年のViettelの売上は
2007年の2倍、約32兆ドンである。
その他、Viettelは軍隊銀行株式会社の戦略株主になり、
Vinaconex-Viettel金融株式会社の設立により
金融投資分野に参入した。
Vneconomy.net 2009年1月5日