ブルーチップ ベトナム投資ニュース

政府webサイトによると、
2020年までの北部湾岸での経済団地開発企画が、首相により認可された。

この経済団地はQuang Ninh省、Hai Phong省にまたがり、
総面積が7,418.8Km2、創出される雇用人口が約290万人である。

2020年までに、この経済団地はベトナム全土GDPの6.5％～7％相当額を創出し、
1人当たりの収入は年間3,500～4,000USDに及ぶ見通しである。

この経済団地開発のための予算は、約500億ドルと予測される。
また、この経済団地の主な産業分野は石炭工業、発電、造船、機械製造等である。
その他、観光及び沿岸漁業分野も開発される。

開発計画の詳細は以下のとおり；

＊　Quang Ninh省Van Dong経済団地は、海洋動物関連の観光地として開発される。
＊　Hai Phong市のDinh Vu－Cat Hai経済団地は、北部国際貿易経済促進センターに指定される。
＊　Quang Ninh省の工業団地は、大規模な工業地帯及び港湾センターとなる。
＊　Hai Phong市は、大規模な最新の港湾/海運センターになる。
＊　Ha Long市は、観光開発を中心に他の分野の開発も促進し、石炭の開発規模を徐々に縮小する。
＊　中国国境に接するMong Cai省は、北部で一番遠い経済団地である。
　　　ここは観光地となるほか、輸出製品の加工 / 組立センターになる。
＊　Mong Cai－Ha Long－Hai Phongの経済団地を開発する。３都市を連携させるため、
　　　Mong Cai-Ha Long－Ninh Binh海岸沿い道路が今後整備される予定。
＊　その他、Quang Ninh－Hai Phong－Ninh Binh高速道路の建設も検討される。
　　　この道路が完成すればQuang Ninh－Hai Phongが結ばれ、
　　　北部経済団地と南部がつながることになる。