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2010年01月29日

ベトナム、ODA返済負担は増加傾向に


日本は1992年から返済期間10年又は40年、据置期間10年を条件として、
ベトナムに対する政府開発援助(ODA)を再開した。

また、10年の据置期間とは、ベトナム政府が金利のみを支払う期間であり、
期間終了後は元金の返済を開始する。


そのため、2009年における日本からのODAは1,215億円であったが、
同年にベトナム政府が返済した額210億円を差し引くと、
実際のODA調達額は1,007億円であったといえる。

また、国際協力機構(JICA)の予測によると、
今後数年間にベトナムは毎年200~250億円(2億~2億5,000米ドル相当)を
支払わなければならないという。

この数年間、日本からの対ベトナムODAは増加傾向にあり、
ベトナムを支援する国の中では最大国であると考えられる。
これは、ベトナムの返済負担が増加しつつある一因である。



2010年1月26日 VnExpress

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