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2012年08月02日

ベトナム企業は楽観主義?! ~Grant Thornton発表~


2012年の第2四半期は営業活動に対する信用がアセアン地域で減少し、
第1四半期の27%から23%に落ちた。


Grant Thornton Internationalの最新国際営業報告書によると、
今年の第2四半期おける営業信用比率は第1四半期より若干増えており、
今後1年の営業成績も楽観視されている。

IBRの国際営業報告書は四半期ごとに発表され、世界3,000名の
経営者に対する調査を通じて統計・分析が行われる。
2012年の5・6月は複数の分野で活動するアセアン250社を対象に
調査が行われた。これらの企業は社員数20人~599人の規模だった。

今後の12ヶ月の営業状況について楽観的に考える企業の比率、出典:Grant Thornton
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調査結果によると、アセアン地域では業績に対する期待が大きく減り、
第1四半期の27%から23%に下がっている。フィリピンの企業は
今後1年間の営業状況について90%が楽観的な考えを持っているが、
マレーシアの企業は悲観的に考え、タイとベトナムでは楽観的な見方が
8%だった。ベトナムの比率は2012年の第1四半期で6%だったが、
前年の第4四半期には34%だった。

報告書によると、ベトナム企業は今後の業績について他のアセアン諸国の
企業より楽観的に考えている。調査対象となった企業の51%が今後1年間で
売上の増加を期待している。ベトナムの場合は86%が売上増を期待し、
フィリピンは44%となっている。また、シンガポールの企業は19%で
利益増加にあまり期待していない。

国際経済の回復を関わらず、アセアンの企業は発展に投資する用意があり
39%の企業には工場及び設備に投資する計画がある。

また、28%の企業がR&D活動への投資を拡大する計画がある。
タイの企業は34%が今後1年でR&D活動に投資する計画を持っている。
さらにベトナム(32%)とフィリピン(30%)が続いている。

アセアン各国の企業成長を鈍化させている主な要素は財政的な経費であり
ベトナム企業の50%がそう考えている。国際貿易の総額が減少するとともに
外国からの発注も減り、国内需要を減ったことが成長に歯止めをかけたと
考えている企業が多い。

CafeF.vn  2012年8月2日

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