★BCCベトナム投資ニュース★ 第17号 http://www.bcc-jp.com/member
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★目次 4月8日版
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▽コラム 『 VN証券会社が日本人投資家を取り込めない深い理由 』
▽MFIC社関連ニュース 『 ワシントンポスト紙に記事が掲載されました 』
▽ベトナムトップニュース 『 2008年第1四半期 IPO実施は10社ほど 』
▽ヘッドラインニュース 『経済News』『外国企業News』『VN企業News』
▽徒然なるままにハノイ 『 インフレ 日々の生活で見られること 』
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◎ コラム 『VN証券会社が日本人投資家を取り込めない深い理由』
http://www.bcc-jp.com/member/column/20080408-1628.html(全文)
06年後半から07年前半にかけて、世界的な新興国投資ブームはやってきた。
BRICsだけでなく、これから開発が始まろうとしているベトナムにも
その波は押し寄せ、日本では多くのベトナムファンドが設定された。
また、個人投資家によるベトナム間接投資も盛んに行われ、
ベトナム証券会社口座サービスなるツアーまで盛況を極めた。
しかしながらこの1年でベトナム株式市場は大きく変化(暴落)し、
日本からの間接投資は大きく減った。
<中略>
08年度末までに資本金を3,000億ドン(約18億円)まで増やせない証券会社は
総合証券(証券会社には現在4つのライセンスが付与されている)として
事業を行えなくなる。
淘汰と統廃合を目前としてベトナム証券会社は変わることが出来るのか?
しかし証券会社が変わったところで、それは小手先のテクニックにしか過ぎない。
ベトナム証券会社が日本人顧客を取り込めぬ理由は、
その社会構造に端を発し、意外と深い。
それでも、それでもベトナム経済は伸びているのだから、
ファンドビジネスは止められない(笑)
(大木健司)
◎ MFIC社ニュース 『ワシントンポスト紙に記事が掲載されました』
当社出資先である、マイクロファイナンス(MFIC社)の最新ニュースをお届けます。
4月7日(月)付 ワシントンポスト紙 MFIC社記事
http://www.bcc-jp.com/tnews/2008/0407-2031.html(全文はこちら)
カリフォルニアは米国最大の移民人口を抱えており、
同州からの移民送金総額は中南米向けだけでも132億ドルに達しています。
また、「Unbanked」、すなわち、銀行など主要金融サービスへのアクセスを持たない
貧困層への対策は、州知事が昨年イニシアティブ立ち上げて取り組んでおり、
今回の進出はMFIC社にとって非常に重要なステップとなります。(続)
///// ベトナムトップニュース ///// ――――――――――――――――――――
『 2008年第1四半期 IPO実施は10社ほど 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20080408-003.html(全文)
国営企業民営化による、IPO発行株式に関して
資本金の100億ドンから売却する企業は
HOSEとHASTCにて、競売入札を行わなければならない。
今、この投資ルートに対する関心が、徐々に失われつつある。(続)
///// ヘッドラインニュース ///// ―――――――――――――――――――――
[[ 経済 News ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
・財務省 2009年より証券所得税を導入
・変動枠の引き下げにより、OTC市場が活発に
・多数の証券会社 外国パートナーへ株式売却を希望
・HSBC 長期投資家に訪れている大きなチャンス
・ ベトナム経済を襲う2つの”台風” その対策と見通し
・証券取引枠が拡大
・08年3月 46の外国機関がベトナム証券市場新規参入
・ADB 2008年のアジア経済の今後
・証券の「売買」時期 間もなくか
・実施資金 申請資金に間に合わず
・銀行協会 証券の担保解約停止を要請
・各国営経済グループ 主要分野に集中すべき
[[ 外国企業 News ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/foreign/
・ANZ アジア銀行市場をコントロールしていく方針
・Daiwa SSI所有率引き上げの可能性
・ANZ 追加に340万SSI株式を購入
[[ VN企業 News ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
・フーミー肥料株式会社 親会社-子会社形式に変更
・BT6 2000億ドンに増資予定
・IFC Techcombankへ財政投資
・副首相:Vietcombank 財政規模拡大の必要性
・Eximbank 3倍の増資
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◎徒然なるままにハノイ 『 インフレ 日々の生活で見られること 』
http://www.bcc-jp.com/member/column/20080408-1332.html(全文)
連日騒がれているベトナムのインフレだが
日々の生活のでも、これを感じることは多々ある。
まず、家の近くの麺屋は2000ドンの料金アップ。
2000ドンは大体14円程度だが、
市場であれば、人参が2,3本買える値段だ。
ベトナム製のタバコも、2000ドンアップだという。
スーパーの総菜も値上がっているようで、
もともと印刷された値札は消され、
2000ドンアップの値段が手書きされていた。
<中略>
そんな中、外国人が多く住む住宅の家賃も、跳ね上がっている。
あまりの値上がりに、引っ越しを考える人もいるようだ。
それからもう1つ。
街を走る車の台数が、明らかに増えている。
例えば、ドイツ車や日本車の中でも、
高級車と言われる部類の車が増えているのだ。
まさに、成長期の真っただ中を感じている。
そんな中、需要や供給に対する様々なバランスが崩れているのも、
この時期に現れる特徴だろう。
潤う経済に対する様々な問題を、ベトナムはどう切り抜けていくのだろう。
(渡辺)
◎編集後記
ベトナムでインフレ高まる4月上旬、日本ではガソリン税の暫定税率が期限切れを向かえ
1リットル当たり25円ほどがくっと値下がりしました。
私も、これまで節約の為に1000円分ずつしか入れてこなかったガソリンスタンドで、
何ヶ月ぶりにもなる『満タンで』というセリフをドキドキしながら言ってきました。
春の行楽に、真新しいガソリンを満タンにした愛車で出かけた方は多いのではないでしょうか。
いつまで続くか分かりませんが、ちょっと嬉しい春のプレゼントです。
(吉田)
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■ 編集人 HIEN 吉田 渡辺
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