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ホーム > ベトナム投資メールマガジン > 第63号『 ベトナム証券市場の中期展望 』(2009/02/25)

ベトナム投資メールマガジン

ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた
「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。

第63号『 ベトナム証券市場の中期展望 』

★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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 ★目次 2月24日版
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 ▽アジアミル経済研究所
           [ ~日本の“技”で世界を牽引~ベトナム高速鉄道計画 ]
▽市場を読み解く [ ベトナム証券市場の中期展望 ]
           [ 分野別 09年経済動向 ]
 ▽トップニュース  [ Walmart効果 安価なベトナム製品の飛躍? ]
 ▽ヘッドライン   [ 経済・不動産・VN企業ニュース]
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///// アジアミル経済研究所 ///// http://www.bcc-jp.com/member/asia/

 『 ~日本の“技”で世界を牽引~ベトナム高速鉄道計画 』
   http://www.bcc-jp.com/member/asia/20090224-012.html(全文)

  新たな経済・社会的発展の期待を担うベトナム高速鉄道計画。
  日本・JR東海の技術支援も決定、着実に前進しつつある。
  ベトナムの首都ハノイと南のホーチミンとの両主要都市を結ぶ交通網は、
  約1700kmにも及ぶ南北統一鉄道と、空路や高速道路(陸路)が主体である。

  だが、鉄道は時間を要し、高速道も部分開通で両都市間は、物理的にも時間的、費用的にも依然として遠い。
  (中略)
  開発や開業後における課題としては、他国との競合、かさむ投資額、交通システム全体の未整備
  などが挙げられる。
  (中略)
  環境意識の高まりを背景に、長距離貨物輸送を中心に、鉄道の環境優位性が見直されつつある。
  そして、日本の“お家芸”ともいえる既存技術の改善・改良を通した省資源・省エネルギーへの取り組みは、
  先進工業国の資源・環境問題のみならず、新興国の今後の発展にも十分寄与するものであ。

  京都議定書などで掲げられた環境対策だけでなく、また、マネーゲームの類でもなく、
  日本の持つ“技”で世界を牽引する、技術面での日本のイニシアティブにも期待したい。
  (湯之上)
    
///// 市場を読み解く!~経済・証券・分析レポート~ ///// http://www.bcc-jp.com/member/analysis/

  『 ベトナム証券市場の中期展望 』
   http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20090220-1957.html(全文)

  現在、証券市場の状況を左右する環境には、以下の要因がある。
  ・「バブル」崩壊
  ベトナム証券市場は去年1年間で、世界で最も暴落した市場ともいえる。2006年末から2007年末にかけて
  ベトナム証券市場は熱狂し、実体経済を反映しない単なる「バブル」相場であった。
  ・証券会社の淘汰
  証券会社数社の自己売買部門が他の会社に吸収合併されるため、大量の保有株式を売却する。
  国際金融危機の影響により、中小証券会社はもとより、自己売買に大金を投じた大手証券会社が
  今後平常の活動を維持できない状況になるため、現在保有している株式を現金化し、合併又は倒産するであろう。
  (中略)
  上場企業が投資家対応を改善しなければ、芽が出たばかりのベトナム証券市場は弱体化せざるを得ない。

  『 分野別 09年経済動向 』
   http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20090218-2259.html(全文)

  SSI証券研究部は、先に発表した報告書によると、ベトナム経済は、2009年前半も困難な状況が続き、
  GDP成長率も約5%~5.5%留まるという。年末までには、政府の経済支援対策の効果も
  現れるだろうが、国内経済状況の改善には、なお時間がかかる見込みである。
  (中略)
  VNDは2009年末、1ドルあたり、18,500VND前後にまで下がると予想されている。
  ただこれ以上下がると、政府にとって外国借款の返済が大きな負担となってくる。(続)

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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////

『 Walmart効果 安価なベトナム製品の飛躍? 』
 http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20090220-1526.html(全文)

  経済衰退による節約志向で、安い商品が売れている。この結果、ベトナム製品がアメリカ市場で人気を博している。
  米国では、他の企業が苦戦する中、2008年第4四半期にWalmartの売上高が6%増加した。

  また世界銀行の統計によると、アメリカの繊維製品輸入額は2008年11月、12月に14%減少したものの、
  バングラデシュ、中国、ベトナムからの輸入総額は2008年末に増加した。
  これらの国は安い繊維商品を輸出する国である。
  (中略)
  これは、Walmart効果と呼ばれている。即ち、経済危機が起こる時には安い商品が人気になる傾向があり、
  これがアメリカを初め世界中に広がっている。これらの統計を見ると、今後ベトナムは、
  安価な製品生産により、Walmar効果を徹底的に利用するべきではないだろうか。

///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////
[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
  ・ベトナム経済展望(2009年~2013年)
   ベトナムのGDPは2009年にかなり減少する。また、国際的な貿易衰退はベトナムの輸出に
   大きな影響を与える。しかし、外国直接投資が近年のベトナム成長に対する主な動力であり、
   GDP成長を促進する。従って、ベトナム経済発展展望は長期的には明るい。

  ・各企業自己分野へ回帰 財政投資ブーム去る
   金融市場、特に証券市場では、2007年末からの暴落を受け、既存分野を離れて財政投資を行った企業が
   厳しい状況に追いこまれている。各企業とも既存分野の開発の手を抜いた上、
   財政投資による収益も得られなかったのだ。
   経済アナリストは、2008年は企業の再構築にとって、良いタイミングであった、と語っている。

  ・Walmart効果 安価なベトナム製品の飛躍?
  ・日本の経済危機 ベトナム人研修生に激震

[[ 不動産 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/realestate/
  ・空室目立つオフィス ハノイ市
   ハノイ市内のB~Cランクのオフィスビルの空室が目立ってきており、1年前の満室状態とは
   全く違ってきている。(中略)財政力が低下しているため、多くの企業は
   都市中心部から離れ、価格帯の低い場所に移る。中心部から離れた所は部屋の面積がより狭く、
   サービス料も安いので、中小企業も賃料を支払う事が出来る。

[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
  ・ REE 監査対象脱却のための方策
  ・ PVFC 4050億ドン赤字の原因


             ★ ★ ★ ★ ★

◎編集後記
  数ヶ月前、近所のリサイクルショップがブラジル食品店に替わっていました。
  近くにある市営団地の住民をターゲットにしていたのでしょうが、開店と同時に
  不況が襲ってくる、という悲惨な状況になってしまいました…。
  一部では、帰国資金のない外国人労働者を優先し、日本人のほうを先に解雇する動きも
  見られるようですが、いずれにしても、母国を離れた外国人労働者の不安は、
  実家まで2時間で帰れてしまう私には、推し量れないものがあります。(森口)
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■ 編集責任者 森口
■ 編集 入道 原 湯之上 吉田 HIEN 
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