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ホーム > ベトナム投資メールマガジン > 第67号『契約実務 ~傾向と対策を練って、効率良いオフィス賃貸を!~ 』(2009/03/31)

ベトナム投資メールマガジン

ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた
「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。

第67号『契約実務 ~傾向と対策を練って、効率良いオフィス賃貸を!~ 』

★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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 ★目次 3月31日版
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 ▽(株)VN総務部
          [ 契約実務 ~傾向と対策を練って、効率良いオフィス賃貸を!~ ]
▽市場を読み解く [ USD/VND取引枠拡大 効果期待大 ]
          [ ベトナム人の消費動向に変化の兆し ]
 ▽トップニュース [ 証券「ブーム」と失ったもの ]
 ▽ヘッドライン   [ 経済・金融,ファンド・VN企業ニュース ]
 ▽今日のハノイ  [ ベトナム人の「結婚したい条件」 ]
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///// (株)VN総務部  ///// http://www.bcc-jp.com/member/bccvn/

  『 契約実務 ~傾向と対策を練って、効率良いオフィス賃貸を!~ 』
  http://www.bcc-jp.com/member/bccvn/20090331-714.html(全文)

  新興国ビジネスでは、思いもよらない事に足を引っ張られる。
  今日は、ローカルオフィス賃貸時の問題点を、実例を挙げて記したい。

  オフィストラブルを以下、4点にまとめてみた。
   1、契約書の問題
   2、ビジネス文化に関する問題
   3、建物に関する問題
   4、環境に関する問題
  建物や、環境に関する問題は、雨漏りがする。隣のオフィスがうるさい。臭う等、想像がつきやすい。
  しかしながら、契約書に関する問題、オーナーや文化に関する問題となると、
  理解しがたいものが多く、事前にある程度の学習と覚悟が必要となる。
  (中略)
  ~トラブル事例~
   1、無断立ち入り(契約書・ビジネス文化に関する問題)
   2、支払い(契約書・ビジネス文化に関する問題)
   3、水光熱費(ビジネス文化に関する問題)

  <まとめ>
  (1)傾向を見極め、対策を。
   ・未成熟なビジネス文化に関する情報を収集し、早急に対策を練ることが重要。
   ・契約書は、あらゆる自体を想定した、新興国用(中国ビジネス契約書事例集から引用とか…)を
    ベースに作成。供えあっても憂いはありますが(笑)
  (2)話し合いは無意味。
    論理的に交渉を進めると、論点のすり替えや、詭弁で対応してくるため、話し合いにならない。
    また、オーナーの力が強すぎるので、また、後日、話を覆す事が多々あるので、
    話し合いによる交渉は期待せず、トラブルが起こった際は、即座に次のオフィスを探すべきである。
  (3)一を聞いて十を感じよう。
  (4)安物買いの銭失いにならぬよう。
  (5)敵は内にあり

  綿密な契約書の準備は言うまでもないが、いつでもオフィス移転ができる身軽さと覚悟を備えておきたい。
  (福田)

///// 市場を読み解く!~経済・証券・分析レポート~ ///// http://www.bcc-jp.com/member/analysis/

  『 USD/VND取引枠拡大 効果期待大 』
   http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20090325-2252.html(全文)

  月23日、国家銀行は、USD/VNDの取引枠を+/-3%から+/-5%に引き上げた。
  国家銀行は今回の調整を、経済の柔軟性を高めるため、基本的なマクロ経済の要素
  (インフレ低下、2009年第1四半期の貿易バランスの余剰…)を基にして行われた、としている。
  今回の決定は積極的な動きといえ、特に、市場心理や経済成長に与える影響は小さくないだろう。
  (中略)
  この国家銀行の積極的な動きに対し、人民の信用は高まっている。
  外国投資家にとって為替レートの調整は、外国投資を促進し、証券市場へ
  積極的に参加させることに繋がる。また、「為替レート調整までUSDを持つ」という考えを
  減少させることができるだろう。そして、投資家は外貨国債発行により、金利面で利益を得られる。(続)

  『 ベトナム人の消費動向に変化の兆し 』
  http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20090323-2156.html(全文)

  2009年のベトナム経済について、ベトナム人消費者は、見通しは暗いとする人がいる一方で、
  国際経済危機による影響を受けずにさらに発展すると考えている人もいる。
  (中略)
  2008年9月、国際金融危機が発生したばかりの時期に行われた調査結果や、
  2006年末の調査結果と比較すると、就職に関する楽観的姿勢はかなり減少してきている。
  今後12ヶ月間の失業を不安視する人が、2006年には18%であったのが、2008年9月には9%であった。
  しかし、これがその後4ヶ月で急増したのである。

  ここから把握できる、職の安定性に対するベトナム人の思考変化は、注目すべき点である。(続)

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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////

    『 証券「ブーム」と失ったもの 』
   http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/20090323-2148.html(全文)

  国営企業の民営化は、ベトナムの経済及び労働者の生活に大きな変革をもたらしている。
  ただ、企業の成長チャンスは明確に出現しているが、労働者に同様のチャンスがあるかどうかは
  大きな疑問である。
  (中略)
  証券市場の拡大とともに、証券への投資「ブーム」が生じた。上場市場だけではなく、
  IPO市場も飛躍的に拡大した。
  (中略)
  労働者に対する規定は、たびたび変更を重ねている。この変更は果たして
  企業の利益の配分や、企業に対する労働者の貢献度に基づいて策定されているのだろうか。

  ・購入数について
  勤続年数1年ごとに最大100株購入できるという規定は一見平等だが、実際は、
  企業に対する貢献度に関わらず、皆が同じとなり、社長が他の労働者と同様に評価されることになる。

  ・有利発行価格について
  落札平均株価の60%という購入価格は、労働者に対して一見有利な制度に見えるが、実際には労働者は
  市場の変動を自覚しなくてはならない。証券市場は欲望と恐怖心に基づいて運営される、という言葉どおり、
  株価が額面の数十倍に上昇した時に喜んで購入した者が、株価が額面近くまで下落しても
  恐くて購入しない、という事態に陥っている。

  市場価格に連動する有利発行というシステムは、結果として労働者を間接な投資家に変えたのである。(続)

///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////
[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
  ・09年予想GDP成長率5.5% UNESCAP
   国際経済危機の影響で現時点では輸出促進対策は有効に機能していないため、
   アジア・太平洋地域の各国は自力で発展していく必要がある。UNESCAPの代表者はベトナムに対して
   教育および医療分野にもっと投資するべきだとアドバイスしている。
   この二つの分野はベトナムの将来の発展において重要な役割を持つものだからだ。

  ・今後の失業者 約7,000人規模の予想 ホーチミン市
   現在、ホーチミン市では約26,500人が失業状態にあり、15,528人が就職時間を減少された
  (2008年は35,000人)。一方、労働局の統計によると、失業した人の81%は新しい就職先を見つけたという。
   現在、特に各工業団地、加工団地は数千人規模で労働者を公募しているが、
   同時に大量の労働者を解雇する企業もある。

  ・越オンラインショップ市場 海外企業参入続々
   ベトナムでも、オンラインショップは活発になってきているものの、法律面の整備が遅れており、
   不利益な規定も多い。例えば、少し前まで外国企業は、ベトナムに駐在事務所を置くことはできるが、
   直接営業することはできなかった(ネット販売を除く)。
   また、オンラインショップに関する課税制度、納税監査等の規定はまだない。

  ・ベトナム経済 予想以上に先行き明るい
  ・FDI調達額 60億ドル超

[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
  ・ ANZ Sacombankとの協力関係見直し
  ・証券「ブーム」と失ったもの
  ・銀行の資金貸出が増大中

[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
  ・HASTC上場Song Daなど3社 合併予定
   今回の合併の目的はS6.04社の営業基盤の弱さを補い、また、SD6社の財政力、競争力を
   高めるためのものである。(中略)上場企業の合併には規定があるが、
   ベトナムではまだ前例がない。石油グループに属する会社が親会社と合併するケースがあったが、
   合併の会社は未上場企業であった。

             ★ ★ ★ ★ ★

◎『 ベトナム人の「結婚したい条件」 』
  http://www.bcc-jp.com/member/column/20090327-1037.html(全文)
  
  国が変われど盛り上がる話題といえば恋愛。ベトナム人に聞いた結婚の条件。

  <結婚の条件>
   女性→男性
  1、考え方が似てる
  2、頭がいい
  3、思いやりがある
  4、愛があること
  5、なんでも話合えること

   男性→女性
  1、女性であること
  2、理解してくれる
  3、受け入れてくれる
  4、優しい
  5、家事が上手

  国が変われど、相手に望むものは大きくは変わらない様。
  女性であること、が1番目に挙がるのは…?

  男性は「愛があれば何も条件なんていらない」とのこと。ベトナム人男性はロマンチックな方が
  多いといわれているがその通りかも知れない。
  知人や親族からの紹介という出会いのパターンが多いそう。ネットが普及し、
  いわゆる「出会い系」の類もあるそうだが成功率は低く、評判もいまいちとか。

  若者が総人口の7割以上をしめるベトナム。日本のような結婚相談所、紹介所の登場はまだだいぶ先でしょう。
  (福田)


◎編集後記
  先日、悩み事を人に相談した際、「神仏を前にして、願い事はするもんじゃない」
  と言われました。当たり前の生活に感謝し、仏前では、先祖の成仏を祈ってやれば、
  自然と良いほうに道は開けるものなんだそうです。なるほど、「お願い」は生きている人間に
  言わなければ効果ありません。社長!コーラばかり飲んでいないで、早くやせてください!
  (森口)
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■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 森口
■ 編集 原 福田 湯之上 吉田 HIEN 
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