ベトナム投資メールマガジン
ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた 「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。
第75号『 社会主義下の労働法 ~ベトナム労働法を読み解く~ 』
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★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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★目次 5月26日版
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▽(株)VN総務部
[ 社会主義下の労働法 ~ベトナム労働法を読み解く~ ]
▽市場を読み解く [ 超過支出の補填 資金源確保に警鐘 ]
▽トップニュース [ 要改善 政府景気刺激策 ]
[ ベトナム証券 外国資金が大量投入 ]
▽ヘッドライン [ 経済・金融,ファンド・VN企業・不動産ニュース ]
▽今日のハノイ [ ライチの季節 ]
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///// (株)VN総務部 /////http://www.bcc-jp.com/member/bccvn/
『 社会主義下の労働法 ~ベトナム労働法を読み解く~ 』
http://www.bcc-jp.com/member/bccvn/20090525-2147.html(全文)
「労働法で決まっています。」
従業員トラブルで頻繁に登場する決まり文句。長くベトナム人労働者と接していると、
慣れもしてくるが、日本で従業員にこんな事を言われると、相当怯んでしまう。
社会主義国ベトナム。法令の随所に“社会主義”が織り込まれているので、
その、労働法の触りと実際について紹介します。
(中略)
・浮かび上がる相違点~根本的考え方
1、歴史
2、労働者保護
3、労使関係
・正しく読んで正しく理解を
労働慣習と正しい労働法、しかしながら、労働者が最終的に選択するのは常に自分に有利な方。
法律に従うこと=正しいやり方(成功)ではないのは越日問わず、同じことかもしれない。
(中略)
様々な困難や問題を抱えるベトナムではあるが、国内市場ひとつ見ても、
若年層の爆発的増大=大きな内需の発生=成長 である。様々な分野が未発達なベトナムへの進出。
それをリスクと捕らえるのか、大きな成功にするのか。
法令の運用は成功要素の1つであり、留意されたし。(福田)
///// 市場を読み解く!~経済・証券・分析レポート~ ///// http://www.bcc-jp.com/member/analysis/
『 超過支出の補填 資金源確保に警鐘 』
http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20090522-2355.html(全文)
財務省は、年初4ヶ月の国家予算収入が、前年同期比-約20%となったことを発表した。
このままだと、今年は予測より29~63兆ドン減となる見込みである。
ここで問題なのは、このマイナス分を補填する資金源がどこにあるか、ということである。
選択肢としては、国債発行、外国借款、翌年予算の前借等がある。
ただ、どれを取っても、その実施は容易ではない。重要なのは、国家予算の収支バランスである。
わずかでも格差を残せば、次の世代への負担は大きくなる。
(中略)
現在、支出超過を補填する重要な資金源は国内での国債発行となっている。(中略)
他方、国債発行により調達された資金が、まだ徹底的に活用されていない場合も多いが、
金利は払う必要がある。借金が有効に活用されていないのが、現状である。(続)
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////
『 要改善 政府景気刺激策 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20090519-125.html(全文)
付加価値税を減免する政府の政策は、消費拡大の大きな希望であった。
国民の所得は実質的に拡大し、企業活動の振興を促そうとした対策だが、疑問視する意見もある。
さらに、企業と消費者の反応は予測とはやや違っていた。
(中略)
今回の消費者ニーズ刺激政策は、まだよい成果を上げておらず、消費者や企業活動の反応は、
対策の立案側とは異なった結果となっている。
金融に関しても、非課税政策と経済不況の影響で、国家予算は減少する一方で、
大規模計画に関する費用は必要であり、問題はさらに厳しさを増している。(続)
『 ベトナム証券 外国資金が大量投入 』
http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/20090522-2346.html(全文)
ホーチミンの大規模投資ファンドの代表は、ファンドの財政状況が、
2008年と全く様変わりしてきていることを指摘する。2008年、この大規模ファンドは、
投資先の暴落や、証券市場の流動性悪化による資金不足の状況にあったが、
2009年に入ると、投資先の国営企業数社の資金回収に成功し、資金難は解消された。
これにより現在は、エネルギーや不動産への投資を主体とし、
投資の機会を探しているところだという。(続)
///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////
[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
・「ドル化」の広まり
外貨法令により、国内で行われる取引、清算、上場、広告活動を外貨で行うことはできない。
しかし、商品の売買、サービス、広告をUSDで行う例が広まりつつある。(中略)
アジア地域では、ベトナム以外でUSDによる表示と清算を行っている国は少ない。
金融市場の価値は、法律の透明性と、市場管理の徹底である。
金融市場の管理を厳密に行うためにも、バランスを取ることは非常に重要である。
・ADB 国支出超過を123.7億ドルと予測
アジア開発銀行(ADB)は、今年のベトナム国家予算の
超過支出が123.7億ドルになると予測した。世界経済衰退の影響により、
輸出額及び外国間接投資資金が減少する。
この状況は国際経済が回復するまで続きそうである。
・なぜ投資家は植林業に目を向けないのか
ベトナムの森林土地面積は国民一人当たり0.22haで、世界平均の23%と低い水準にある。
生産活動を伴う植林面積に限れば、この数字はさらに低くなる。(中略)
最も根本的な原因は、林業管理局の予算が少なく計画や指標、実施において、
国家だけが中心となって実施することにある。
・シンガポールでベトナム観光客急増
・貧困国脱出に向け 日本対越投資強化
・米の輸出額10億ドル超
・ミルク価格 急騰中
・ホテルの客室稼働率、急減
・観光分野の競争力指数 前回より7ランク上昇
・公衆会社約1000社 国家証券委員会に登録
・要改善 政府景気刺激策
・身分証明書番号 大量重複発覚
・金利支援制度による貸出資金 約292兆VND
[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
・未だ困窮する小規模証券会社
証券会社の活動全般を見ると、小規模証券会社の活動はあまり活発ではない。
また、M&Aも、証券会社を救済することはできない。
小規模証券会社が売却できる唯一の資産は、顧客の取引口座である。
しかし、数社の大規模証券会社にとっては、
これらの資産があまり魅力的なものではない。
・UPCoM競争発生
・ベトナム証券 外国資金が大量投入
[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
・飲料販売大手2社に証券法違反
[[ 不動産 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/realestate/
・ハノイ市Cau Giay地区 10,600万VND/平米
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◎『 ライチの季節 』
http://www.bcc-jp.com/member/column/20090522-1542.html(全文)
透き通った乳白色の果肉、薄紅がかった硬皮から放たれる
甘ずっぱく、瑞々しい香り…
ライチの季節の到来。
日本ではめったにお目にかかれない生のライチだが、
この季節、ハノイでは枝に実った状態で束ねられ、
スーパー、青空市場、路店に歩き売りと、どこででも売られている。
我ら外国人の相場感は25,000~50,000ドン/KG。
品質大差なく、価格が倍違うもベトナムではいつものこと。
先日ランチタイム、オフィスでライチをほおばるベトナム人にたずねたところ、
1キロ20,000ドンで買ったという。”外国人価格”があるのは周知のことだが
色々尋ねた我等でもたどり着けなかった底値・・・
歩き売り(日本人が購入) 50.000ドン/KG(約280円)
外資系大手スーパー 25,000ドン/KG(約140円)
青空市場(ベトナム人が購入) 20,000ドン/KG(約110円)
”適正価格”のライチを求め、果物屋や市場に足を運ぶ今日この頃。
豊熟な誘惑に結局、提示価格で購入してしまうのだが…
(福田)
◎編集後記
以前訪れたカンボジアでは、助かる見込みのない重篤患者に、白い粉(毒薬)を渡し、
体のつらさに耐えられなくなると、寺院に行ってそれを飲み、
自ら命を絶つのだと、聞かされたことがありました。
現代の日本は、死や危険を遠ざけることで安寧を手に入れようとしていますが、
それらを隣において意識することで、学べることがいくつもあるのだと、
最近になって、ふと感じました。これもインフルエンザ流行の影響でしょうか?(森口)
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■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 森口
■ 編集 原 福田 湯之上 HIEN
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