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ホーム > ベトナム投資メールマガジン > 第76号『 備えあれば、憂いなし~トラブルを最小限に防ぐ、労働契約書の作成実務~ 』(2009/06/02)

ベトナム投資メールマガジン

ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた
「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。

第76号『 備えあれば、憂いなし~トラブルを最小限に防ぐ、労働契約書の作成実務~ 』

★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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 ★目次 6月2日版
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 ▽(株)VN総務部
          [ 備えあれば、憂いなし
             ~トラブルを最小限に防ぐ、労働契約書の作成実務~ ]
 ▽市場を読み解く [ ベトナムでの電子商取引普及に妙策はあるか ]
          [ アジア中最低 ベトナムの通信環境 ]
          [ 投資ファンド 提携失敗? ]
 ▽トップニュース [ 国際債券の購入模索される ]
          [ 株式譲渡:証券会社「血を替える」事期待 ]
 ▽ヘッドライン  [ 経済・金融,ファンド ]
 ▽今日のハノイ  [ ベリーダンスに挑戦!]
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///// (株)VN総務部 /////http://www.bcc-jp.com/member/bccvn/

  『 備えあれば、憂いなし ~トラブルを最小限に防ぐ、労働契約書の作成実務~ 』
   http://www.bcc-jp.com/member/bccvn/20090602-925.html (全文)

  社会主義国“ベトナム”。労働者の権利は思いのほか強い。
  試用期間2ヶ月。国民の祝日は有給休暇。一度雇用したら、簡単には解雇できない。
  勤勉で優秀だと言われているベトナム人であるが、急激な経済成長に
  優秀な労働者の供給は追いつかず、完全な売り手市場がそこにはある。
  安い人件費を背景とした製造業の進出ではなく、内需を狙った日系企業の進出が相次ぐ中、
  高度人材の採用及び安定した雇用の継続は、進出後、成長するためには不可欠である。
  本日は雇用の始まり、労働契約の注意点について、紹介したい。
   <中略>
  労務の現場に携わると、給与支払日の逃亡、間違った法令を盾にした身勝手な要求が非常に多い。
  雇用時に労働契約を締結。事前の対策を立てる事で、有る程度防ぐ事ができる。
  あまりにも雇用者に有利な契約を作る事は、優秀な人材の雇用機会を失う事にもなりかねないが、
  今回ご紹介させていただいた、
   ・上司の指示に従う
   ・会社のルールに従う
  雇用者の自由裁量を残しながら、労働法に定められた労働契約書が運用できる。
  また、簡潔に記す事でその他のリスク(翻訳が正確かどうかとか・・・)を避けることもできる。

  口約束が有効、個人の思い込み激しい労働法理解が先行するベトナム。
  契約書を自己防衛の先行投資と捕らえ、作成、運用していただきたい。 (大木・福田)

///// 市場を読み解く!~経済・証券・分析レポート~ ///// http://www.bcc-jp.com/member/analysis/

  『 ベトナムでの電子商取引普及に妙策はあるか 』
   http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20090527-854.html (全文)

  インターネットなどを通じて行われる生産、マーケティング、販売、サービスの提供といった
  いわゆる「電子商取引」は、ITの発達とともにビジネスとして進化し、
  企業や消費者に対してさまざまな利益を提供する。しかし、現在、ベトナムにおいては、
  電子商取引はあまり発展しておらず、促進方法や国際社会への参入を模索している。(続)

  『 アジア中最低 ベトナムの通信環境 』
   http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20090528-909.html (全文)

  Business Monitor International - BMI の調査結果によると、ベトナムの通信営業環境は
  国際経済衰退の影響により、2009年第2四半期にアジア18カ国中で最低。
  通信サービスは成長しているが、依然として制限が多い。(続)

  『 投資ファンド 提携失敗? 』
   http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20090529-2351.html (全文)

  Dragon Capital、Indochina Capital間で数週間後に設立予定となっている
  Indochina Capital Vietnam Limited投資ファンド。この管理合弁会社が実際に設立できるかは、
  数週間後の結論を待つ形となっている。

  5月27日、Dragon Capitalファンド管理会社とIndochina Capitalファンド管理会社の役員は、
  電子新聞に掲載された2社の提携失敗の記事について、誤りであることを強調した。(続)


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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////

  『 国際債券の購入模索される 』
   http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20090526-2237.html (全文)
  
  先週に行われた第5回の国債発行(2兆ドン)はまた不成功となった。
  国債発行が不成功になったのは今回で2回目だが、原因はいずれも、
  入札申請金利が売却金利より高いことにある。
   <中略>
  ベトナム政府は今後、国内で外貨建債券を発行するといった点についてだが、
  計画によると、ベトナム政府は国内で資金を調達するために10億USDの債権を発行する
  可能性がある。ただ、第1回目の発行は計画の30%しか実施できなかった。
  多くの専門家によると、現在、外貨国債の発行にはよいタイミングであるが、
  以前の債券発行により調達された資金の使用状況については公開するべきだろう。

  『 株式譲渡:証券会社「血を替える」事期待 』
   http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/20090528-903.html (全文)
  
  証券市場の回復はまだ明確になっていないが、最近、数社の証券会社の株式が
  大量に譲渡される動きがある。これは小規模証券会社の「血を替える」動きと考えられる。

  Viet Quoc証券株式会社の創立株主は、所有株式(資本金の70%、315万単位相当)の全部を
  Dong Nam A銀行株式会社(SeABank)のGiang副社長に譲渡した。
   <中略>
  現在、多くの小規模証券会社は困難な時期を乗り越えるために協力パートナーを探している。
  しかし、協力パートナーを見つけられるかどうかは様々な要素に起因する。
  通常、各証券会社は財政力の強い、商標があるパートナーと提携し、目前の困難を乗り越え、
  長期的な発展を目指している。

///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////
[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
  ・年初5ヶ月 ベトナム経済の留意点は…?
   ベトナム経済は依然成長傾向にあり、最低限を超え、国内の需要は上昇、
   諸品の在庫量も減少傾向にあるが、成長率は低い状態が続いている。
   主な経済指標の統計には、5月と年初5ヶ月の経済に関しての
   評価が記されている。

  ・5カ月間のFDI申請額 前年同期の1/4満たず
   年初5カ月でのFDI新規認可額と増資額は2008年同期の23.7%にしかならなかった。
   計画投資省外国投資局の報告によると、2009年年初からの5カ月で全国で
   256件の投資が認可され、このうち新規認可額が27億USD(前年同期10.8%)で、
   また、増資案件が40件、増資申請額が39.6億ドル(前年同期27.8%増)である。

  ・インフレ 2カ月連続上昇
   統計総局の資料によると、2009年5月の物価上昇率は先月より0.44%増加し、
   2008年末と比較して2.12%増加する見込み。
   2009年4月のCPIは同3月より0.35%上昇、今月も2カ月連続してCPIが上昇しており、
   インフレの上昇がさらに懸念されている。

  ・ミルク分野 利益率40%以上
  ・減少止まらぬ外国人観光客
  ・ベトナムドン最大6%切り下げ
  ・自動車輸入額引き続き増加
  ・ハノイ市 電線地中化に数百兆VND支出予定
  ・金融関連株式の人気上昇

[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/

  ・WB 09年度対越支援額15億ドル
   在ベトナム世界銀行(WB)の新頭取は、6月末までに、13~15億ドルに上る
   09年度対越支援計画を提出予定であることを、明らかにした。ベトナム通信社は、
   5月27日午後のDung首相との会談の中で、-世界銀行の新頭取-Victoria Kwakwa氏が、
   ベトナムに対するWBの支援実施状況と有効性について評価を示していることと、
   向こう3年に渡る追加支援(IBRD)として、30~35億ドルをベトナムに
   投入予定であることを発表した。

  ・UpCom取引開始 前途多難


             ★ ★ ★ ★ ★


◎『 ベリーダンスに挑戦!』
  http://www.bcc-jp.com/member/column/20090530-1216.html (全文)
  
  ハノイ、プライベートを充実化計画!!
  ということで、外国人向けサイトで発見した文化センターにてベリーダンスを受講。
  見学でもらった英語のパンフレットに英語が堪能な講師、しかし・・・
   <中略>
  初、ベトナム習い事。2時間、先生の動きを見習って自分も動くだけ。
  「レッスン」と呼べるレベルでは到底ない。
  ビギナークラスで先生もプロではないのか、あるいは、ベトナムでのレッスンとはそういうものなのか。
  新しいことを始めたワクワク感、リフレッシュ、運動をした感じ・・・どれもなし!
  続けていても踊れるようになるとは思えないが、ベトナムガールの動向や、
  ベトナムでの「レッスン」実態を把握すべく、来週も行ってきます!  (福田)


◎編集後記
  日本国内の新型インフルエンザは落ち着きを見せてきているが、つい先日、ベトナムで第1号となる
  新型インフルエンザ患者が出たとのこと。回り回って世界各所で新型インフルエンザの患者が出ている。
  日本にも第2波が押し寄せる可能性も否めない。まだまだ油断はできない。
  ここまで書いて、世界の経済状況に似ているような気がしてきた。まるで、世界中には
  H1N1ウィルスの他にも、各国経済を蝕むウィルスが蔓延しているようだ。(佐藤)
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■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 佐藤
■ 編集 森口 原 福田 湯之上 HIEN
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