ベトナム投資メールマガジン
ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた 「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。
第80号『 給与決定基準と背景 “備える事で憂いなし” 』
|
★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★目次 6月30日版
----------------------------------------------------------------------
▽(株)VN総務部 [ 給与決定基準と背景 “備える事で憂いなし” ]
▽市場を読み解く [ ベトナムの小売業 スーパーマーケットやショップの今 ]
[ 保険市場の「明るさ」と「暗さ」]
▽トップニュース [ 年初6ヶ月 GDP成長率3.9% ]
▽ヘッドライン [ 経済・金融,ファンド・VIETNAM企業・外国企業 ]
▽今日のハノイ [ ボーナスから読むベトナム二大都市 ]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
///// (株)VN総務部 ///// http://www.bcc-jp.com/member/bccvn/
『 給与決定基準と背景 “備える事で憂いなし” 』
http://www.bcc-jp.com/member/bccvn/20090630-1257.html (全文)
企業運営において、最も気を使う業務に1つに給与問題がある。
ベトナムでは同企業、同年齢でも給与額が2倍以上異なることは
珍しい問題ではない。
しかし、日本以上にその基準がきわめて不明確。
急激な異文化の流入による多様化と迎合の中、
給与基準についての指針を紹介する。
【認識 「学歴×職歴×労働時間+懐具合=賃金」】
社会主義国ベトナムでは、労働以前に給与額が決まる。
また、工場労働者と、オフィスワーカーの労働の質の違いに関して
正しく理解しているオフィスワーカーは非常に少なく、
たくさん働くこと=たくさんの給与
良いポジション=たくさんの利権=多くの賄賂=豊かな生活
を意味する。
特にハノイでは、「毎日一生懸命働くので、企業業績がどうであれ自分たちの生活が
影響されるべきではない」「会社業績が良いのであれば、給与をもっとよこせ!」
といった志向が強く、労使協調といった概念は生まれにくい。(続) (福田)
///// 市場を読み解く!~経済・証券・分析レポート~ ///// http://www.bcc-jp.com/member/analysis/
『 ベトナムの小売業 スーパーマーケットやショップの今 』
http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20090627-013.html (全文)
昨年のA.T. Kearneyのランキングにおいて、ベトナムは上位にランキングした。
国内小売マーケットが、さらに魅力的なものとなった証しといえよう。
実際、ベトナム市場に参入する国際的な小売企業も増えつつあると共に、
ベトナムと外国商社が提携して、活動規模を拡大する計画といった発表も相次いでいる。
このような背景には、伝統的な販売方式と現代的な販売方式との分業・細分化が
積極的に行われるという現実が垣間見られる。(続)
『 保険市場の「明るさ」と「暗さ」』
http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20090625-932.html (全文)
ベトナム保険分野全体は27兆ドンの売上を達成し、2008年のGDPの2.2%に相当するが、
一方、様々な弱みも表面化してきている。
売上の構造については、生命保険が10.334兆ドンで9.19%増加、
非生命保険(障害保険等)が10.879兆ドン、再保険が1.050兆ドン、
投資活動による収益が5.7兆ドン。保険分野の投資総額は57兆ドンである。(続)
※閲覧ID、パスワードは当社メールマガジンに掲載されています。
当社メールマガジンは、下記リンクよりお申し込み下さい。
https://f.msgs.jp/webapp/form/11192_moq_1/index.do
///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////
『 年初6ヶ月 GDP成長率3.9% 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20090625-925.html (全文)
計画投資省の資料によると、年初6ヶ月でGDPの成長率は3.9%。
前年同期の成長率は6.5%であった。
そのうち、農林業産分野の成長率が1.25%、工業・建設分野が3.48%、
サービス分野が5.5%である。
年初6ヶ月の工業生産の価値増加率は4.8%であり、農林業水産が2.5%、
輸出総額が276億ドル、輸入総額が297億ドルに達した。(続)
///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////
[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
・国営企業の民営化促進される
ズン首相は、国営企業が国営経済グループ方式で活動する計画に関し、
純国営企業を民営化する計画の実施について指導した。
・高速鉄道案件 ベトナム・日本共同研究・審査
・金利支援制度 貸出総額357兆ドン
・ハノイ市 110万人の所得税納入番号発行を急ぐ
・ベトナム最大の水産輸出市場はEU
・年初6ヶ月 GDP成長率3.9%
・外国投資家の出資・株式購入に関する規定批准される
[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
・IPOへの導入資金 大幅減
・Eximbank 8.8兆VNDに増資予定
・VinaCapital 3.5億USDの不動産投資ファンド開設予定
・Vietcombank 5万ドンの株価で上場
[[ VIETNAM企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
・基準を超えた携帯電話会社3社
[[ 外国企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/foreign/
・DHL ベトナムに1,000万USD投資予定
DHLは2009年末にベトナムで「DHL Fashion and Apparel Center
for Excellence」をオープンする予定と発表した。
・Piaggio アジア拠点をベトナムに開設
・日本企業5社 ホーチミン市で不動産投資
★ ★ ★ ★ ★
◎『 ボーナスから読むベトナム二大都市 』
http://www.bcc-jp.com/member/column/20090626-1512.html (全文)
NNA発行「日系企業ベトナム現地社員給与動向2009」より、ボーナス支給額決定の基準
ホーチミン:1.物価指数、インフレ率、2.会社の業績、3.管理職の判断、
4.考課表、5.出欠状況
ハノイ:1.物価指数、インフレ率、2.考課表、3.会社の業績、4.出欠状況、
5.管理職の判断、本人との交渉
1位の物価指数、インフレ率。二桁以上も珍しくない上昇率、納得の首位獲得。
2位以下。ホーチミンの2~5位には違和感がないのだが、ハノイは…
違和感を覚えない ニアリーイコール 資本主義的な評価法。
<中略>
日本のサラリーマン、ボーナスが出るだけでも幸せと思える今日この頃。
「出欠状況」で評価してもらっていたら…と思わずにはいられないでしょうか。(福田)
◎編集後記
最近、宮崎県知事の衆院選出馬に関する発言が問題になり、色々な憶測が飛び交う中、
私も「(知事の発言通り)いま、日本の政治を大きく変えるチャンスで、これを逃すと
この先日本は変わらないかもしれない…」と漠然と思っていましたが、
某テレビ番組でコメンテーターが「地方分権以外の事に言及しておらず政治ができるか」
というような苦言を呈しているのを見て、なるほど…と思いました。
政治って、本当に難しいのですね。日本の救世主は現れるのでしょうか。(佐藤)
-----------------------------------------------------------------------
■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 佐藤
■ 編集 森口 原 福田 湯之上 HIEN
■ ベトナム投資ニュース http://www.bcc-jp.com/member
■ ベトナム投資.com http://xn--fdke7b4a8598c15uc.com
■ 本メールマガジンバックナンバー http://www.bcc-jp.com/mm/
※本資料に記載された情報の正確性・安全性を保証するものではなく、
万が一、本資料に記載された情報に基づいて皆さまに何らかの不利益を
もたらすようなことがあっても、一切の責任を負いません。
※このメルマガの送信元アドレスは配信専用です(返信できません)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright(C)2008 Blue Chip Consulting Co., Ltd. All rights reserved. |
|
|
|