ベトナム投資メールマガジン
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第85号『 購買担当者の不正はビジネスチャンスです! 新ベトナムビジネス戦略 』
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★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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★目次 8月4日版
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▽(株)VN総務部 [ 購買担当者の不正はビジネスチャンスです! 新ベトナムビジネス戦略 ]
▽市場を読み解く [ Standard Chartered ベトナムのインフレについて予測 ]
[ Vietinbankに関する未発表情報 ]
▽トップニュース [ 外国投資家による投資が回復 ]
▽ヘッドライン [ 経済・金融,ファンド・不動産・ＶＮ企業・外国企業 ]
▽今日のハノイ [ 午後三時＠恵比寿 ハノイの「のどか」を思う ]
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///// (株)VN総務部 ///// http://www.bcc-jp.com/member/bccvn/
『 購買担当者の不正はビジネスチャンスです! 新ベトナムビジネス戦略 』
http://www.bcc-jp.com/member/bccvn/20090804-743.html （全文）
ベトナム人たちにとって”購買担当者”となることは、蓄財への大きな一歩である。
裏を返せば、日系企業はこれらの人たちに有効な対策を打てないが為に、
大きく損失を出している現状がある。
（中略）
日系企業 ～不正蓄財の手口～
（1）日系A社購買担当者
知り合いに卸すので、個人で購入したい。ただし、A社工場内に納品、一時保管させて欲しい旨。
帰社時には持ち帰るので、との申し出、副業社会ベトナムを考慮し快諾。
（2）A社との直接取り引きは皆無だったため、日本人責任者へ営業。
しかし、既に取引があるとの事。確認するも、取引納品は一切ない。
（3）A社購買担当者は、個人的な購入では無く、
A社工場内に一時保管品＝伝票を切り替えてA社に全て納品。
場合によっては数千点数万点の部品や備品を購入する工場等で
一つ一つ部品の値段を確認する事は現実的に不可能である。
（中略）
ベトナムでは、問屋、物流といった社会インフラが不在であり、決済も銀行を使わぬ
現金取引も日常茶飯事である。
日本人担当者もこういった事実を認識するも、明確な防衛策を打ち出せずにいる現状がある。
（続）（大木）
///// 市場を読み解く！～経済・証券・分析レポート～ ///// http://www.bcc-jp.com/member/analysis/
『 Standard Chartered ベトナムのインフレについて予測 』
http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20090802-823.html （全文）
6月、ベトナムのインフレは前年同期より3.9％を減らし、さらに減る傾向にある。
今後インフレが3％以下に下がることが予測され、ガソリン、食品の価格は今のまま維持される。
（中略）
現在の経済状況が年末まで継続すると予測し、ベトナムの超過輸入額は引き続き増加するが、
制限の額は超えないと見られる。
ただし、国際経済の成長の鈍化に伴い、在外ベトナム人からの送金とFDIの額が
去年より少なくなる可能性がある。したがって、外貨の準備資金の増加が少なくなるだろう。
（続）
『 Vietinbankに関する未発表情報 』
http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20090730-248.html （全文）
ベトナム商工銀行 Vietinbank (CTG)は、正式にHOSEに上場するまで
2008年12月25日のIPOから６カ月半しか掛かっておらず、ほかの大企業と違って、
同行の民営化と上場はより早く行われた。
これは、関係機関と条件を満たす企業とが真剣に取り組めば、国営企業の改善が
促進されることを示すものである。
（中略）
Vietinbankはベトナムにおける主力の国営信用機関であるため、
資金営業で大きなシェアを持つのは、想像に難しくない。
（中略）
しかし、資金調達市場について、Vietinbankは成績を発表していない。金融分野では
資金調達のマーケットシェアが最も重要であり、企業の競争力や信頼性を表す指標である。
（続）
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////
『 外国投資家による投資が回復 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20090730-141.html （全文）
世界中の証券市場が上昇傾向にある中、ベトナム証券市場もこの3カ月間で、外国投資資金を
積極的に受け入れている。上場市場での外国投資家による純購入資金は、
21回で約1.9兆VNDｉ達した。
ただ、国家証券委員会の担当者によると、新規参入の外国投資家は大規模ではない。
従って、現時点では外国投資家が、どんなことについて関心を持っているか、
そして、外国投資家の資金をさらに引き受けるために、どんな要素が必要なのかが課題になる。
（続）
///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////
[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
・日本向け繊維輸出額 20％増加
ベトナム・日本経済協力協定（VJEPA）が7月上旬から有効になるため、
日本向けに繊維商品を輸出するのに、有利な条件を得られる。
例えば、100％日本製の布を使う製品は、従来の税率5～10％から0％になり
優遇課税制度の恩恵で、企業は加工経費を低減でき、単価も抑えられ、
価格競争力の向上が見込まれる。
・低コスト武器に中国に注ぐ生産国家へ
ベトナムは政治情勢も安定しており、生産コストも低く抑えられることから、
アジア企業（日本、韓国、台湾、中国）にとって、良き生産国として選ばれてきた。
ただ、今後更なる発展を遂げるためには、外国投資家の需要に対応できる
インフラを整備しなければならない。
現在のインフラ状況では、昨今の急速な発展と、運輸需要にはとても対応できない。
・外国人顧客減少の状況 年末に改善期待
・ホーチミン市駐在事務所開設 Golden Bridge Capital
・越小売4社、09年アジア太平洋の上位500社入り
・7カ月での外国直接投資資金申請は101億USD
・外国投資家による投資が回復
・ミクロ財政 発展が遅れるワケ
[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
・銀行株式の力と影響力
[[ 不動産 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/realestate/
・駐車場パンクに打開策なし ハノイ市
ハノイ市で今、最も困難な問題として、駐車場の需要過多が挙げられる。
公共駐車場は現在、駐車需要のわずか20％にしか対応できていない状況である。
（略）駐車場建設が遅れる1番の理由は、経済効果が低いことである。
利益率も悪く、投資資金の回収も遅くなる。
[[ ＶＮ企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
・ベトナム企業の弱点
ベトナム企業がお互いに連携したくない理由は様々であるが、
市場に関する情報を内密したい、顧客を確保したいこと等である。
この様な考え方は短絡的であり、目の前の利益しか見ていない。
この活発な世界では市場は連続的に変動し、リスクが多いため、
企業の間で情報交換することが必要である。
[[ 外国企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/foreign/
・日本の会計事務所 越進出に意欲
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◎『 午後三時＠恵比寿 ハノイの「のどか」を思う 』
http://www.bcc-jp.com/member/column/20090801-1008.html （全文）
午後３時＠恵比寿
恵比寿駅西口ベンチで仕事の待ち合わせ。行きかう人の多さに大都市東京を感じつつ、
遅刻癖が直らない先方を待つ間、しばしの人間観察。
・足早なビジネスマン
・クリエイター系多し
・なぜ恵比寿？外国人旅行者
午後３時＠ベトナム、首都ハノイ
通りに行き交うバイク、貨物を載せている場合は仕事とわかるが、
大半は何をしている人たちなのかよくわからない。
木陰に集まる中年男性はベトナム式将棋（？）に興じ、簡易カフェでお茶する若者はのんびり。
仕事や学校はいいのだろうか？？？
ハノイでは装い・外見大差なく、どこかに向かうでもなく座り込んでいる人々も多い。
職業、不明。
ハノイの時間
戦時中に生まれた父にこの話をしたところ、父はハノイを”のどか”と表現した。
戦後の日本も、ビジネススーツを着ている人こそ珍しく誰も似たような格好でいたらしい。
時間の流れはゆったりとし、しかし活気があったと。
所得が上がり、発展が進むと、人々は足早に行きかい、”かっこいい”洋服に身を包み、
流行を追いかけ、常に”次の目的”のために行動するのであろうか。
著しい経済成長に、ハノイの「のどか」もいつか過去となる。
寂しく思いつつ、日々変化するその姿を見ていきたいと思う。
（福田）
◎編集後記
先日、福岡に行った知り合いから、お土産にと、ご当地キティちゃんのペンを頂いた。
みやげ物として分かりやすいし、使い心地も良いので愛用しているのですが、
ふと、ベトナムの代表的なみやげ物って何だろう…と考えて、これだ！と言うものがないことに
思い至りました。生春巻き型や南国フルーツ型の置物やマグネットでもあれば、
日本人は大喜びして買って行きそうなものなのに、そういう分かりやすさというのは、
意外と気付かれないものなんですかね。（森口）
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■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 森口
■ 編集 原 福田 湯之上 HIEN
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