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ホーム > ベトナム投資メールマガジン > 第86号『 USD依然人気の理由 』(2009/08/11)

ベトナム投資メールマガジン

ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた
「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。

第86号『 USD依然人気の理由 』

★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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 ★目次 8月11日版
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 ▽市場を読み解く [ USD依然人気の理由 ]
          [ 売却と保有継続 ICV株主2分化 ]
 ▽トップニュース [ 2010年経済成長 マクロ指標は楽観的 ]
 ▽ヘッドライン  [ 経済・金融,ファンド・VN企業・政府方針・規則 ]
 ▽今日のハノイ  [ ハノイ カーナビの修正 ]
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///// 市場を読み解く!~経済・証券・分析レポート~ ///// http://www.bcc-jp.com/member/analysis/

  『 USD依然人気の理由 』
  http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20090808-1008.html (全文)
  
  USドルは外貨の取引の中で大きな比重を占める。世界最大の外貨市場と東南アジア最大の外貨市場
  (シンガポール)を見ると、USドルは取引全体の70%以上を占める。
  当然、これらの取引は貿易に関する外貨取引だけではなく、投資、投機、流動性の支援等の取引もある。
  (中略)
  多くの専門家は清算用の外貨を多様化すると、USドル/VNDの為替レートの圧力を減らし、
  各商業銀行のUSドルの不足状況を改善できると考える。
  (中略)
  為替レートを安定させることは経済発展に対して特定な利益を作り、企業が大きな為替レートの
  リスクを担う必要がなくなる。
  しかし、銀行システム内で平均為替レートの役割を重視する人が少なすぎる。
  皆、為替レートの変動枠しか見ていない。変動の低い銀行システム内の平均為替レート、
  市場の需要に対応しない為替レートの大きな変動枠では、この問題を解決できない。
  (続)

  『 売却と保有継続 ICV株主2分化 』
   http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20090804-2237.html (全文)
  
  Indochina Capitalが運営するIndochina Capital Vietnam Holdings Limited (ICV)は、
  株主の希望を聞き入れ、2グループに大別されることが決定した。
  (中略)
  ICV株主は目的の異なる2つのグループに分けられる。1つは短期利益を現実化したいため、
  ICV証券を売却したい。残りはベトナム証券市場の長期的な発展に対する期待から、
  長期的に投資していきたい。

  この2グループの矛盾を解決するため、ICVの取締役会とICV投資ファンド管理会社
  (Indochina Capital Advisors (ICA))との間で、8ヶ月に渡り株主と協議を行ってきた。
  結局、Indochina Capitalは 、ベトナムで最も経験豊富な外国投資ファンド、
  Dragon Capital Groupと50:50の合弁会社を設立し、ICAの代わりにICVを管理することになった。
  (続)

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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////

  『 2010年経済成長 マクロ指標は楽観的 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20090804-2235.html(全文) 

  現在作成中の2010年経済社会開発戦略は、国際経済の回復が、ベトナムの発展に良い影響を
  与えるとみて、検討されている。
  (中略)
  7月31日に発表された、Nomura Internationalの最新報告書の中でも
  「ベトナムは経済衰退期を越えた。2010年のベトナムGDP成長率は、6.4%に達する可能性も高い。」
  と評価された。
  Sonal Varma-Nomura International経済分析専門家は、
  「インフラ整備への公的投資の成長と、民間セクターの投資回復があれば、6.4%という数値は
  充分達成可能である。」と述べた。
  (続)


///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////
[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
  ・国営企業 まやかしの黒字
   国営企業の一部では主に借金で活動し、財政構造のバランスが取れていない。
   金利も高いため、赤字になることは非常に分かりやすい。
   国営企業の建設への投資は、国家資金や、税金の浪費の表れである
   結局、国営企業が利益を出せたのは、資金供給、土地利用に関して優遇措置が取られ、
   独占権を有していたためである。これは、企業の競争力が高いためではない。

  ・ベトナム、中国の22億kWhの電気を購入予定
  ・2010年経済成長 マクロ指標は楽観的
  ・好調続く ベトナム小売業界

[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
  ・外国投資ファンドの懸念
   専門家業界の評価によると、外国投資ファンドが中小企業に注目する理由は、
   この市場の潜在的発展性が大きい点である。
   現在、ベトナムにおける中小企業が全体の90%を占め、GDPの40%を占めるが、
   企業が年間30%の成長率を維持することが、各投資ファンドの条件として交渉されているため、
   多くの企業がファンドとまだ「結婚」できない状況である。

[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
  ・全国企業への調査結果

[[ 政府方針・規則 ]] http://www.bcc-jp.com/member/rule/
  ・金利自由化の方針
   国家銀行法の一番大きな変更点は、現在の様に毎月公定歩合を発表することを中止する点である。
   それにより、貸出金利が相対交渉方式で決められる。(略)ただし、異常に変動する場合は、
   中央銀行が自己体制で干渉し、金利を安定させ、市場及び経済に対する悪い影響を回避する。
   (略)国会が公定歩合の廃止に賛成する場合は、中央銀行の金融政策の実施体制は
   銀行システム内の短期金利を中心に関わる。それが今の貸出金利の上限に代わるものである。


             ★ ★ ★ ★ ★


◎『 ハノイ カーナビの修正 』
  http://www.bcc-jp.com/member/column/20090808-1024.html (全文)
  
  久しぶりのハノイ。1ヶ月も留守にすると、新しい建物が建っていたり、
  お店がなくなっていたり、物価が変わっていたり、めまぐるしい変化。

  今回一番驚いたのは、柵。
  交通事情が非常に悪いハノイ。中央分離帯の切れ目から右折・左折・Uターンをしていたのが、
  切れ目部分をふさいでいる場所が非常に増えた。

  オフィスの前の道も、中央分離帯の切れ目から左折した場所にあったのに、
  ずーっとまっすぐ進んでからUターンしなくてはならなくなり、不便。
  外出時も”ここを横切れば”の場所がふさがれているので、目的地目の前にして、
  どこを曲がればよいのかウロウロ。
  歩行者も渋滞の中、バイクの合間を縫って横断できたのに
  直線進行で飛ばすバイクに立ち往生。

  これで無茶な運転が減り、渋滞は緩和、事故も減少するでしょう。
  喜ばしいことですが、私の”カーナビ”を修正するには、多少時間がかかりそうです。
  (福田)

◎編集後記
  今年初盆を迎えるにあたって、「お盆」だから何をやらなくてはいけないのか、ということを
  改めて考えてみると、我ながら、あまりの知識の乏しさに悲しくなってしまいます…。
  さて、(株)BCCでは、明日から18日までの一週間ニュースの更新をお休みさせていただきます。
  そのため、次回配信は25日となります。次回をどうぞお楽しみに。(森口)
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■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 森口
■ 編集 原 福田 湯之上 HIEN
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