ベトナム投資メールマガジン
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第87号『 金銭感覚 ベトナム人編 ～金の切れ目が縁の切れ目？～ 』
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★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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★目次 8月25日版
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▽(株)VN総務部 [ 金銭感覚 ベトナム人編 ～金の切れ目が縁の切れ目？～ ]
▽市場を読み解く [ 金額だけが問題ではないベトナムへのFDI導入 ]
▽トップニュース [ 外国投資資金急増傾向 しかし… ]
[ 港湾開発と密接に関係するベトナム経済の展望 ]
▽ヘッドライン [ 経済・金融,ファンド・不動産・ＶＮ企業・政府方針、規則 ]
▽今日のハノイ [ ＨＣＭＣ食料品販売規制 ]
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///// (株)VN総務部 ///// http://www.bcc-jp.com/member/bccvn/
『 金銭感覚 ベトナム人編 ～金の切れ目が縁の切れ目？～ 』
http://www.bcc-jp.com/member/bccvn/vn_04/20090825-750.html （全文）
ベトナムビジネス＝賄賂ビジネス。ベトナムでは金のつながりがビジネスの進捗を左右。
しかし、それ以上に日常生活におけるベトナム人の金銭感覚は、
日本人にとって異文化そのもの、人間関係や事業運営自体を大きく左右しかねない。
日本人が抱く誤解とは、日本人が慣れない落とし穴は？
身近な例から彼らの金銭感覚を探る。
（中略）
青空市場の青果物から、大型屋内市場の日用品まで「これいくら？」から値段交渉開始。
（外資スーパーや大手小売等は除く）金持ちそうな外人にふっかけてくるのは当然で
購入後に知りえたローカル価格に”ぼったくられた”と、悔しい思いをする人は多い。
（中略）
価格＝需要と供給の妥協点
日常生活レベルのためミクロ過ぎの経済。我々は慣れないが本来あるべき設定方法。
多様なニーズ
8,600万の人口と広がる格差。一億層中流とも言われた日本人の”相場感”は通用しない。
（中略）
戦争による翻弄や政府や企業への不信感が自己保身、あくどいとも取れる利益追求に
繋がっているのだろう。契約書整備、対象物の相場知識等
”がめつさ”に備えなければ痛い思いをするのは自分。（続）（福田）
///// 市場を読み解く ///////////////////////////////////////////////////////////////
『 金額だけが問題ではないベトナムへのFDI導入 』
http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20090811-339.html （全文）
FDIは、単純に金額的な問題だけではなく、マクロ的要素を安定させるための源でもあり、
ベトナム経済に幅広く、かつ積極的に影響を与える。
ただ、この外国投資についてはまだ様々な危機がある。
（中略）
年初7カ月のFDI実施状況は、件数は少ないものの、質は良いといえる。
ただ、既存の高リスクも存在する。
（中略）
FDI案件については、国家の長期的な利益に適合するかを判断、選択するための
案件審査体制や能力評価体制を整備する必要である。
ただ、どの地方においても、案件の実施能力を評価できる能力は有しておらず、
判断を誤った投資許可が発給された場合もその責任は追究されないなど、適切な処理が行わない。
また、計画投資省を含む政府管理機関の監査体制も、積極的とはいえないのである。
（続）
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////
『 外国投資資金急増傾向 しかし… 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20090824-2258.html （全文）
国家証券委員会は、対越外国間接投資資金が、7月中に今年第2四半期の150％増となり、
8月も引き続き増加する見込みであると発表した。
（中略）
ベトナム証券の魅力の高さから言えば、外国投資家の動きは当然のことであるという。
中国証券も非常に魅力的ではあるが、競争が激化してきているのも事実だ。
それに比べ、ベトナム証券は成長率も高く、
リスク分散を希望する外国投資家にとって良き選択肢となっている。
（中略）
外国投資家取引額の60～70％は、ベトナムには事務所を置かず、取引口座のみを開設している
外国財政投資委託ファンドや外国財政機関、外国証券会社であるという。
投資委託の外国間接投資は主にトレーディングであり、資金が大量流入しているといっても、
思うように利益がならなければすぐに換金されてしまう。（続）
『 港湾開発と密接に関係するベトナム経済の展望 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20090820-827.html（全文）
アナリストらによると、現在、ベトナムの港湾は小規模なものが多く水深も浅すぎるので、
規模を拡大することによりベトナム経済の発展を促し、アジア・太平洋地域における
競争力を高める。
（中略）
現在、ベトナムの主要輸出品目は、東南アジア他国の港に停泊する大規模運搬船まで
輸送する必要があり、商品価格自体は、中国、タイといったアジア諸国より
安い可能性があるにもかかわらず、おのずと輸出価格が高くなってしまう。
（中略）
優良港湾の存在は、ベトナム南部を始めとして、ベトナム全土の製造業の発展潜在力を開拓し、
現在のベトナム製品の輸出状況を改善する。
現在、シンガポールと香港に次ぐ、アジア地域で第三の大規模流通拠点の建設需要は
まだ大きくないが、これらの開発は、ベトナムの価格的競争力を向上させ、
特定の運搬サービスの提供を可能にする。（続）
///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////
[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
・外国企業 越ファストーフードに進出
ベトナムで活動している外国ファストーフード企業が、潜在力の大きい同市場に
進出を続け店舗数を増やす一方、ベトナム企業も追随している。
しかし、外国企業が次々とネットワークを拡大している中で、ベトナム企業は
積極的ではない状況である。これは、多くの企業がファストーフード事業を展開するに当たり、
人件費、施設整備費、資材調達経費が大きく、事業展開が困難と考えているからである。
・成長する韓国向け輸出品目とは
現在、韓国はベトナムにとってアメリカ、日本、EUに次ぐ第4の輸出市場になっている。
韓国・ベトナム間でFTAが締結された後、ベトナムから韓国への輸出額が
連続して増加する製品がある。
最も売れている品目は石炭で、その輸出額は2007年6月29日から2009年6月29日の間で
221％増加した。また、原油、靴、水産物等といった品目も、韓国向け輸出総額で
大きなウエートを占める。
・外国投資資金急増傾向 しかし…
・Vietnam Airlines ハノイ－福岡直行便開設予定
・ベトナム米の輸出価格はなぜ世界一低いのか
・混乱する分野開発戦略
・多くの越企業 カンボジアでの投資機会を模索
・ハノイ地区最大規模のホテル 投資主撤退
・港湾開発と密接に関係するベトナム経済の展望
・証券会社の利益：自己売買がトップ
・より専門性を目指すベトナム債券市場
[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
・外貨債券 正式に上場
・Eximbank HOSE上場へ
[[ 不動産 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/realestate/
・郊外の投資案件の「王様」
・Banyan Tree リゾート建設に約9億USD投資予定
[[ ＶＮ企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
・ PVN 国際市場に債券を発行予定
[[ 政府方針・規則 ]] http://www.bcc-jp.com/member/rule/
・国営企業 主要分野以外への投資に制限
財務省はこの度、国営企業の財政と他企業への投資に関する議定
のガイドライン作成を開始した。この規定が適用された場合、
全国営企業が他分野への投資資金を換金せざるを得ない状況になる。
・2.5億ドルの国債入札近々開始
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◎『 ＨＣＭＣ食料品販売規制 』
http://www.bcc-jp.com/member/column/20090821-2213.html （全文）
ホーチミン市で、届出をしていない者による食料品販売禁止令が発令。
だがその後、市民による猛烈な反発に合い１週間の内に再考することとなった。
背景
発令目的
（1）危険な食料品の取締り
（2）道路の管理
再考理由
（1）多くの販売者が違法となる
→彼らの生活が成り立たない（費用、手続き面で届出が困難）
（2）市民の不便
先日も、とある村で、主婦が販売した小ナスの漬物による集団食中毒があった。
ベトナム国民さえ信じていない、自国の食の安全性。向上のため規制をしくのは当然。
交通にマナーもなにもない国では、路上販売を
規制するのも運転手、販売者の安全を守る事である。
（中略）
安全な食物を手にできることは大歓迎だが、大手スーパーの進出にシャッター商店街といった
日本の二の舞は悲しい。
ベトナムの道端から売り子さんが消えてしまうのは、情緒も欠けるというもの。
あるべき形での再発令がなされるよう、期待する。（福田）
◎編集後記
先日、夕暮れの繁華街で財布を拾うという、珍事がありました。駅前の帰宅ラッシュ時で
あまりにも無造作に捨て置かれているので、「罠かな？」と一瞬考えましたが、
そんなものを仕掛けられる覚えもないので、素直に交番に届けておきました。
一円でも小遣いの欲しい子供時分には、よく下を向いてコインを探していたものですが、
ちっとも拾えませんでした。お金って無欲なときにこそ降って沸くものなのでしょうか。
（森口）
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■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 森口
■ 編集 佐藤 原 福田 湯之上 HIEN
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