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ホーム > ベトナム投資メールマガジン > 第99号『 貿易自由化と強まる中国企業の脅威 』(2009/11/17)

ベトナム投資メールマガジン

ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた
「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。

第99号『 貿易自由化と強まる中国企業の脅威 』

★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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 ★目次 11月17日版
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 ▽トップニュース [ 貿易自由化と強まる中国企業の脅威 ]
          [ 商品販売の宣伝開発とその特徴 ]
 ▽ヘッドライン  [ 経済・金融,ファンド・VN企業・外国企業・政府方針,規則 ]
 ▽ショートニュース
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////

  『 貿易自由化と強まる中国企業の脅威 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20091113-2317.html (全文)

  アセアン・中国の自由貿易エリアが開設され、ベトナム中国間の輸入超過が
  増加する可能性が高まっている。

  2000年11月ブルネイで行われたASEAN+3首脳会議で、
  アセアン各国と中国の要人が協力協定(基本記録)を結び、アセアン・中国
  自由貿易エリア(ACFTA)の開設が提案された。
  この協定は2002年11月4日、カンボジアにて締結された。
   <中略>
  特に、ベトナム・中国の貿易関係では、ベトナムは主に農林水産資材を輸出し、
  中国から工業製品を輸入している。他のアセアン国は、
  中国と互いに工業製品を輸出入し、平等な貿易関係を保っている。

  しかし、ベトナムの商品は、まだまだ中国市場に参入しきれていないのが
  現状である。輸出商品は種類も数少なく、不安定で、販売ネットワークも
  不足している。

  税関という障壁が破られれば、中国製品が、簡単にベトナム市場に
  入ってくるようになる。ベトナム企業は国内市場での生き残りのために、
  激しい競争を余儀なくされることだろう。特に、若い工業分野は要注意である。
  中国がベトナム企業より強いことは明らかだ。繊維、靴、消費商品等、
  どれをとっても、中国企業を上回るためには、競争力が乏しいのが、
  ベトナム企業の厳しい現実なのである。

  『 商品販売の宣伝開発とその特徴 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20091112-1058.html (全文)

  経済状況が困難な状況にある場合、企業はブランドを宣伝し、シェア拡大のために
  広告経費をさらに費やす必要がある。この観点は、今年の第1~3四半期の
  ベトナムの広告市場にとも合致し、実際、広告経費は予測を大きく超えた。

  2008年12月の広告活動評価セミナーに出席した専門家によると、
  アジア太平洋地域が、ヨーロッパやアメリカのように大きな衰退状況にならない場合、
  2009年の広告費は8%しか成長しないと予測された。

  ただ、TNS Mediaベトナム会社の年初9カ月の調査結果によると、メディア媒体を
  通じた実際の広告経費は4.5億USDを達し、前年同期より26%増加した。

  このうち年初9カ月でテレビでの広告経費が最も高く36%に達した。
  次いで雑誌、新聞が5%で、ラジオは15%増加した。ホーチミン人民声放送局を除き
  ほとんど増加していない。反面、新聞の広告費は4%減少した。(続)

///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////

[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
  ・Gia Lai省 投資誘致活発
   11月12日に、Pleiku市で行われたGia Lai省への投資促進セミナーで、
   2015年までの国内外の投資誘致、39件に関する情報が明らかになった。

  ・ハノイ・ホーチミン両市 GDP成長率世界一と予測
   イギリスのPricewaterhouseCoopers (PwC) の調査研究結果によると、
   ハノイ市とホーチミン市は、2008年から2025年までの間、GDP成長率が
   世界で最も高い2都市であるとしている。

  ・VNDとUSDの金利 引き上げ
  ・証券発行による資金調達で民営化活発に
  ・輸出を支える農林水産品
  ・ベトナムのビーチリゾート アジアベスト25入り
  ・商標を登録している企業 まだ僅か
  ・2010年 国家予算の超過支出はGDPの6.2%
  ・金価格 分単位で上昇
  ・ハノイ市 最も魅力的な就職機会を得られる都市に
  ・ベトナム観光 温暖化で売上が減少する
  ・1カ月期限の預金金利 年間9.5%に上昇
  ・8種類の税還付手続き 統一を提案
  ・09年 在外ベトナム人から68億USD送金の見込み

[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
  ・急がれる証券取引体制の緩和策
   証券取引に関する新規定が、長い間実施に至れずにいる。
   現在、各証券会社は次第に顧客へのサービスを公開しつつあるため、
   管理機関は、証券取引に対する管理を徹底し、投資家間の平等を
   確保する必要に迫られている。

  ・金利支援制度の貸出資金 4兆1160億VND減

[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
  ・Petro Vietnam カンボジアで石油開拓
  ・Vietcombank Sunrise Cityの土地購入

[[ 外国企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/foreign/
  ・DataCard 越市場開拓に意欲満々
   DataCardとは、財政・銀行カードを発行する専門会社で、現在、
   世界80%のシェアを占め、ベトナム参入を推し進めている。

  ・BNP Paribas OCB所有率引き上げ

[[ 政府方針・規則 ]] http://www.bcc-jp.com/member/rule/
  ・外国へ投資する企業に25%の収益税課す

///// ショートニュース /////////////////////////////////////////////////////////

  ■ リエン・ベト銀行(LienViet Bank)は定款資本金を現行の3兆3,000億ドン
   (2億米ドル相当)から3兆6,500億ドン(2億2,100万米ドル相当)へ
   増資する手続きを完了させたと発表。(2009年11月9日 BaoDauTu電子版)

  ■ 11月8日、ベトナム都市開発企画協会およびベトナム都市協会は、
   ベトナムで清潔な都市トップ10を公表した。ハノイ市、バクニン市、
   ブォンマートゥオット市、ダラット市、ホアビン市、フエ市、タイグエン市、
   ソンラー市、ビン市およびベトチー市が選ばれた。
   (2009年11月9日 BaoDauTu電子版)

  ■ サコムバンク証券株式会社(Sacombank-SBS)は先ごろ、同行初の子会社
   SBS Global Investment Pte Ltd.をシンガポールに開設したと発表。
   (2009年11月9日 VietNamPlus)

  ■ 11月10日東京にて、財務省次官のチャン・スアン・ハー氏と日本国際協力機構
   (JICA)副理事長の大島賢三氏は、2009年度第1フェーズにおける
   円借款協定7件(借款総額1,197億9,100万円)を締結したとのこと。
   (2009年11月10日 VnEconomy)

  ■ 11月9日に労働傷病兵社会福祉省が発表した報告書によると、第3四半期の
   全国における失業者数は、既に正確な統計が出ている第1四半期の失業者数に比べて
   83%減の1万1,200人になるとのこと。(2009年11月10日 VnExpress)

  ■ 2010年度の国家予算の決議によると、国会は2010年5月1日以降最低賃金を
   現行の65万ドン(39米ドル相当)から73万ドン(44米ドル相当)へ
   引き上げることを承認。(2009年11月10日 LaoDong電子版)

  ■ 2009年11月11日付の政府決議によると、自動車販売に対するVAT率
   および名義登録手数料はこれまで5%と優遇されていたが、2010年1月1日以降は、
   10%へ引き戻しとなる。(ハノイでの名義登録手数料は6%から12%へ引き戻し)
   (2009年11月12日 VnEconomy)

  ■ 11月13日、ザライ省人民委員会が主催した同省への投資促進セミナーにおいて、
   投資案件14件(投資総額5兆5,150万ドン、3億3,400万米ドル相当)の覚書が
   締結された。(2009年11月14日 TuoiTre電子版)

  ■ 11月13日、ベトナム中央銀行総裁はオリエント商業株式銀行(OCB)に対し、
   定款資本を現行の1兆4,744億ドン(8,900万米ドル)から1兆8,769億ドン
   (1億1,375万米ドル相当)へ引き上げることを承認。(2009年11月14日 CafeF)

  ■ アメリカで発表された世界平和指数(GPI)によると、ベトナムは144ヶ国中
   39位にランクイン。(2009年11月15日 DanTri電子版)


             ★ ★ ★ ★ ★

◎編集後記
  まだ1ヶ月以上もあるというのに、世間では、かなり前からクリスマス商戦開始。
  年末年始に因んだものも、販売開始。年賀状の発売、福袋の予約開始…。
  そんな街の風景を見ていると、こちらまで慌ただしい気持ちになります。
  住んでいる地域にもよるのかもしれませんが、多くの商業施設やメディアに囲まれて、
  最近何となく、ひと昔前の、のんびりと時が流れていた頃を思い出します。
  単に年をとっただけなのか…。毎日を、もっとのんびり、ゆったり過ごしたいと思う
  今日この頃です。  (佐藤)
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■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 佐藤
■ 編集 森口 湯之上 HIEN
■ ベトナム投資ニュース http://www.bcc-jp.com/member/
■ 本メールマガジンバックナンバー http://www.bcc-jp.com/mm/

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