ベトナム投資メールマガジン
ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた 「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。
第100号『 長期展望なき行政地方分権化 』
|
★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★目次 11月24日版
----------------------------------------------------------------------
▽市場を読み解く [ 長期展望なき行政地方分権化 ]
▽トップニュース [ HSBC 越証券市場の価格は高騰気味と評価 ]
[ 世界経済の影響 在外送金減少か ]
▽ヘッドライン [ 経済・金融,ファンド・不動産・政府方針,規則 ]
▽ショートニュース
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
///// 市場を読み解く /////////////////////////http://www.bcc-jp.com/member/analysis/
『 長期展望なき行政地方分権化 』
http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20091123-2107.html(全文)
ベトナムはWTO正式加盟後、外国投資、工業団地、加工団地等の経済社会管理分野に関して、
行政改善と分権化、高等教育機関の管理を促進してきた。
(中略)
しかし、ベトナム商工会(VCCI)が発表したデータによると、地方に対する分権化と
競争力(PCI)がうまく関係していないという。
下手をすれば、逆に数値が悪化する場合もあった。例えば、アンダーマネー(Under Money)が
改善されていないことなどだ。国家の競争力や営業環境も2009年はレベルダウンしている。
今後政府は、この状況を厳粛に受け止め、現状を客観的に評価し、改善案を模索する必要がある。
(続)
※閲覧ID、パスワードは当社メールマガジンに掲載されています。
当社メールマガジンは、下記リンクよりお申し込み下さい。
https://f.msgs.jp/webapp/form/11192_moq_1/index.do
///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////
『 HSBC 越証券市場の価格は高騰気味と評価 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20091119-636.html (全文)
HSBCは、ベトナム証券市場の魅力が、アジア地域のほかの市場より低いと評価した。
報告書で掲載されたデータによると、最近、ベトナム証券がほかのアジア市場より高くなった。
VN-Indexは、10月末に600ポイントを達した後、11月9月に投資家の利益確保により8%を下落している。
(中略)
HSBCは、ほかの市場と比べて、ベトナム市場の成長に貢献する要素が少ないと考えている。
また、ベトナム不動産市場についてもその回復を疑問視しており、
企業の基本投資資金の増加についても、慎重に検討することを勧めている。
そのほか、ベトナム証券市場の流動性も懸念するべき問題である。
そのため、HSBCは、ベトナム市場がアジア地域の同程度規模を有する市場より
高い評価を下さなかった。
『 世界経済の影響 在外送金減少か 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20091113-2317.html (全文)
ベトナム商工銀行株式会社(Vietinbank)によると、2009年の在外ベトナム人の送金額は、
約58億USDと予想、2008年より20~25%減となる見込み。
ベトナムでは、年間在外越人の送金が非常に大きく、毎年増加を続けていた。
世界銀行の報告によると、2008年ベトナムは、在外送金の受取額の上位10カ国に入っており、
総額は約72億USDに上っている。
通常年末は、在外送金が最も大きい時期で、各銀行、財政機関は競って送金サービスを展開する時期
となっている。
(中略)
経済・金融専門家の評価によると、国際経済危機が、在外ベトナム人の所得にも影響を与えている。
更にはベトナムの労働派遣者数も激減しており、
2009年の在外ベトナム人送金は減少する可能性が強まっている。(続)
///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////
[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
・虚実に惑わされるベトナム投資家
多くの個人投資家が噂に振り回され、購入、売却をしてしまう。
そのため、結局は個人投資家の損失の割合は30~50%となっている。
さらに、その割合で損失している投資家が、全体の80%を占めるとも予測されている。
・右ハンドル自動車が貿易を促進、東西経済通路(EWEC)を活性化
11月15日以降、外国で登録された右ハンドル自動車が、ベトナムでも走行できるようになる。
右ハンドルの自動車が走行可能となることは、EWECを利用した旅行・観光を活発にするだけでなく、
貿易活動も促進する見込みである。
・好調続くODA 実施手順に問題山積
・ベトナム証券市場時価総額 GDPの55%に
・保険の賠償 急増中
・対日繊維輸出額 10億USD超に
・ハノイ土地相場
・世界経済の影響 在外送金減少か
・2010年携帯電話市場 激化する生存競争
・旧正月・年末ボーナス、企業間で大きな格差
・SCIC Vietcombank株式購入を拒絶せず
・メコンデルタ地域にODA資金3億USDを投資予定
・ベトナム繊維 日本への輸出機会増加
・HSBC 越証券市場の価格は高騰気味と評価
・間接投資資金(FII) 約5億USD換金される
・個人所得税コードの発行状況
[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
・SAMとREE 外国投資ファンド設立
[[ 不動産 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/realestate/
・ KBC Lotus Hotelにメイン出資
[[ 政府方針・規則 ]] http://www.bcc-jp.com/member/rule/
・ マネーロンダリング防止法案 施行へ
→海外へ2億VND以上送金する場合、国家銀行の監査官への報告を必要とする。
→海外へ清算資金を送金する場合、各信用機関(銀行)は、顧客及び各関係側に対し、
警告リストに基づいた確認を必要とする。
→個人や機関が、2億VNDの資金、または2億VND相当を送金する場合、信用機関は、
国家銀行の監査官への報告を必要とする。
///// ショートニュース /////////////////////////////////////////////////////////
■ 11月16日、ベトナムガソリン・石油総公社(Petrolimex)は、
シンガポールに初めての子会社である一人有限会社Petrolimex Singapore Pte. Ltd.を
正式に開設したと発表。(2009年11月16日 VnEconomy)
■ 11月21日、Indochina Land社は高級マンション・オフィス・デパート等の複合施設である
ハノイIndochina Plaza(敷地面積1.6ヘクタール、投資総額1億5,000万米ドル)をオープン予定。
(2009年11月16日 VnEconomy)
■ VietJet Air航空は先ごろ、今年末に予定していた航空便就航開始を2010年5月まで延期することを
ベトナムエアラインに申請。(2009年11月17日 VnExpress)
■ 11月17日、香港にて、携帯電話サービス大手のビナフォンは、
アジア太平洋地域の携帯キャリア連合Conexusにベトナム企業として初めて加盟した。
(2009年11月18日 VnEconomy)
■ 11月18日、ホーチミン市にて、在ホーチミン日本国総領事館とベトナム助産師協会は
「バリア・ブンタウ省の貧困層の女性に対する医療制度の改善プロジェクト」に関し、
総額9万7,000米ドルの援助契約を締結。(2009年11月18日 VietNamPlus)
■ 11月18日、ハノイ証券取引所(HNX)は活動開始から4年を経て1000営業日をむかえた。
(2009年11月18日 VnExpress)
■ 11月19日、ベトナムガス総公社(Petrovietnam Gas)はバリア・ブンタウ省カイメップ工業団地で
ベトナム初となる液化石油ガス(LPG)低温貯蔵施設の建設に着工した。
投資総額は2兆5,000億ドン、1億5,100万米ドル相当、敷地面積5.3ヘクタール。
(2009年11月19日 VietNamPlus)
■ ベトタイ国際有限会社(VTI)はHard Rock International社のHard Rockカフェを
ベトナムに参入させるため、フランチャイズ手続きを完了したと発表。
(2009年11月19日 SaiGonTimes電子版)
■ 11月29日、BIDV高速道路開発株式会社(BEDC)はチュンルオン~ミートゥアン高速道路
(全長82キロメートル、投資総額18億米ドル)の建設に着工する予定。
(2009年11月21日 LaoDong電子版)
★ ★ ★ ★ ★
◎編集後記
連休中は、火事のニュースがやたらと多かったですね。
私は、幼少の頃、自宅火災を体験しているのですが、その時の出火原因は、
挿しっぱなしにしていたテレビゲーム機のアダプターの熱でした。
夜中、埃か何かに引火したのが運の尽きだったようです。
火元の確認に限らず、危険に対する認識は、日々生活の中に埋もれてしまいがちです。
年の瀬を前に、再度引き締めていかねばと、思わされました。(森口)
-----------------------------------------------------------------------
■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 森口
■ 編集 佐藤 湯之上 HIEN
■ ベトナム投資ニュース http://www.bcc-jp.com/member/
■ 本メールマガジンバックナンバー http://www.bcc-jp.com/mm/
※本資料に記載された情報の正確性・安全性を保証するものではなく、
万が一、本資料に記載された情報に基づいて皆さまに何らかの不利益を
もたらすようなことがあっても、一切の責任を負いません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright(C)2009 Blue Chip Consulting Co., Ltd. All rights reserved. |
|
|
|