ベトナム投資メールマガジン
ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた 「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。
第101号『 小規模・小スペースなハノイ市の小売店舗 』
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★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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★目次 12月1日版
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▽市場を読み解く [ 小規模・小スペースなハノイ市の小売店舗 ]
▽トップニュース [ 貿易に影響大 公定歩合引上&為替レート変動枠引下 ]
[ 先進各国との距離を縮めるベトナム企業 ]
▽ヘッドライン [ 経済・金融,ファンド・VN企業・外国企業 ]
▽ショートニュース
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///// 市場を読み解く //////////////////////// http://www.bcc-jp.com/member/analysis/
『 小規模・小スペースなハノイ市の小売店舗 』
http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20091126-133.html (全文)
ハノイ市には、市場が約350カ所、スーパーマーケットが85カ所、
1万平米規模のショッピングセンターが14カ所あり、旧Ha Tay省にも、
3つのショッピングセンターがある。
現在、Hang Da市場、Dong Xuan市場、Thanh Cong市場、Giang Vo市場、
Hom 市場、Mo市場などの建設中の売り場面積を入れても、
現状の小売り用の売り場面積では、650万人の消費者のショッピング需要には
まだ対応できない状況である。
ハノイ市の商工局の報告によると、年初10カ月で社会全体の品物の販売
および消費・サービスの売上は、前年同期より13.5%増加した。
そのうち、小売りの売上は16.9%増加している。このように、ベトナム経済が
回復傾向にあり、小売りの売上がこの数カ月間で増加していることから見れば、
小売りの商品およびサービスに対する需要が大きいと理解できる。(続)
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////
『 貿易に影響大 公定歩合引上&為替レート変動枠引下 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20091127-2347.html (全文)
11月25日、国家銀行は、公定歩合と資金再供給金利を年7%から8%に、
割引金利を年5%から6%に引き上げることを決定した。
適用期間は2009年12月1日から。
また、国家銀行は年11月26日、銀行の平均為替レートを1USD17,961VNDと発表、
同日よりUSD/VND為替レートの変動枠を± 3% で適用すると発表した。
この調整により、1USDは17,422VND~18,500VNDの間で取引されることになる。
今回の公定歩合等の調整は、資金貸出の規模と質を厳しく管理し、
国会で掲げられているマクロ経済目標達成に合わせて実施された。
そして、各民間商業銀行に対しても資金調達を支援し、2010年はインフレを抑制し、
安定した経済成長と、国際経済・金融市場の変動に積極的に対応していくことを
目標に挙げている。(続)
『 先進各国との距離を縮めるベトナム企業 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20091127-2341.html (全文)
Vietnam Reportの中で、ベトナム最大500社やベトナム民間企業上位500社の
リストに入った企業は、民間所有率が51%以上であるべきである。
また、最大500社に入った企業は、売上最低1兆VNDを達している必要があり、
民間上位500社に入った企業は、売上最低4,500億VNDを達する必要がある。
その他、企業の順番は売上規模によって決定される。また、ベトナムの大企業の
全景を明らかにするため、企業順だけでなく、利益、総資産、成長率、
労働者数等を 基準に位置を決定させるものとする。
<中略>
今年の結果を見ると、今年のベトナム経済は、さほど大きく変動していないことが
分かる。2008年のVNR500に入った会社の10%が、2009年VNR500リストから
外されている。それはベトナム市場がよりよく安定した段階に入ってきていることを
表し、いわゆる大企業が、他企業に替わられることは少なくなるだろう。
特に、2009年VNR500の中、民間企業は30%を占めている。この数字は2008年の
24%に比べ、大きく進展している。
///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////
[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
・ベトナム経済の再構造に関する提案
各専門家によると、ベトナム経済は資源開拓と人材の低賃金に依存した開発を
見直し、一層の開発段階に入るべきとしている。
・資金はどこからくるのか?
11月19日、市場全体の取引総額が大幅に増加したため、投資家は
市場の流動性の回復を信頼している一方、証券投資への資金貸出は
まだ制限されている。
・債券発行による資金調達に遅れ
・ベトナム最大のガスパイプ 整備開始
・証券市場を通じた調達資金 17兆VNDに
・ソフトウェア産業 9億USDの売上
・為替レートと外国借款
・外国人観光客 2010年に増加か
・金輸入調整 追加6.8トン到着
・不況にも強い? FDI資金約200億USD増加
・原子力発電工場に200兆VND投資予定
・11月の輸出入状況
・自由市場の対米ドル 19,900VND付近に
・09年ODA誘致 50億USD超の見込み
[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
・所得税の納入 証券会社が準備完了
・証券会社の仲介手数料 最低0.15%に
・BAM投資ファンド 1億USD規模に
[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
・ICV 株主に2.1億USDを返済
[[ 外国企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/foreign/
・大和証券 ベトナムに投資
「2010年アジア営業活動拡大計画」の中で、大和証券 (Daiwa Securities
Group Inc.)の子会社、大和SMBCキャピタルは、ベトナムで成長率の高い企業に、
投資を行う予定をしている。
///// ショートニュース /////////////////////////////////////////////////////////
■ ベトコムバンクは定款資本を現行の12兆ドン(7億2,700万米ドル)から
13兆2,220億ドン(8億133万米ドル)へ引き上げるべく、中央銀行に
新規株1億1,229万5,983株の発売を申請中。(2009年11月24日 VnExpress)
■ 11月25日、ニントゥアン省人民委員会は同省における原子力発電所2ヶ所
(出力4,000MW;投資総額2兆ドン、121億2,100万米ドル相当)の建設に
2014年より着工する予定と発表。(2009年11月25日 SaiGonTimes電子版)
■ ベトナム中央銀行総裁は先ごろ12月1日よりプライムレートを現行の7%から
8%へ引き上げると発表。(2009年11月25日 TienPhong電子版)
■ ベトナム石油ガスグループ(PVN)によると、11月17日までで、
ズンクアット製油所は各種製品93万5,938トンを生産し、80万3,387トンを
市場へ発売したとのこと。(2009年11月25日 LaoDong電子版)
■ ベトナムシンガポール工業団地および都市開発株式会社(VSIP JSC)は
2010年初めにハイフォン市における北カム川都市・工業・サービス複合施設
(投資総額20億米ドル、敷地面積3,030ヘクタール)の建設に着工予定。
(2009年11月25日 BaoDauTu電子版)
■ 11月25日、ハノイ市人民委員会は2009年における同市GDP成長率が6.7%であり、
一人当たりの年間平均所得が3,200万ドン(1,939米ドル相当)に達すると発表。
(2009年11月25日 VnExpress)
■ 統計総局によると、11月における消費者物価指数(CPI)は前月比0.55%上昇
とのこと。(2009年11月25日 VnEconomy)
■ Procter & Gamble (P&G)社は第2ベトナムシンガポール工業団地にて、
ベトナムで3番目となる生産工場(敷地面積6万平米)の建設に着工。
(2009年11月26日 BaoDauTu電子版)
■ 11月25日、ベトナム民間航空局は運航を継続するための十分な財務能力がなく、
機材もないため、インドシナ航空(ICA)の冬季運航スケジュールを
取り消すことに決定。 (2009年11月27日 VnExpress)
■ 11月25日、日本のSohogo Security Services Co., Ltd (ALSOCK)社は
ベトナムのクアンチュン綜合整備保障サービス株式会社の
戦略的パートナーとなると発表。(2009年11月27日 TuoiTre電子版)
■ ホーチミン市人民委員会副委員長は、2009年の同市におけるGDP成長率を
7.5~8 %を達成すると予測。 (2009年11月27日 BaoDauTu電子版)
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◎編集後記
メールマガジンも100号を越え、発行から2年が過ぎようとしています。
発行部数も順調に増えており、当分野への関心の高さが伺えると同時に、
メールマガジンの発行にも、更なる意欲が出てまいります。
読者の皆様には、引き続きご愛読の程、お願い申し上げます。 (佐藤)
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■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 佐藤
■ 編集 森口 湯之上 HIEN
■ ベトナム投資ニュース http://www.bcc-jp.com/member/
■ 本メールマガジンバックナンバー http://www.bcc-jp.com/mm/
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万が一、本資料に記載された情報に基づいて皆さまに何らかの不利益を
もたらすようなことがあっても、一切の責任を負いません。
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