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ホーム > ベトナム投資メールマガジン > 第107号『 ベトナム市場に流入する資金の源とは? 』(2010/01/19)

ベトナム投資メールマガジン

ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた
「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。

第107号『 ベトナム市場に流入する資金の源とは? 』

★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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 ★目次 1月19日版
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 ▽トップニュース [ ベトナム市場に流入する資金の源とは? ]
          [ 2010年ベトナム経済 第1四半期が最も困難 ]
 ▽ヘッドライン  [ 経済・金融,ファンド・VN企業・不動産 ]
 ▽ショートニュース
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////

  『 ベトナム市場に流入する資金の源とは? 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20100113-1841.html (全文)

  市場の取引総額が先週に比べ2倍に増加し、1日当たり3兆VND~3.8に達したが、
  最近、新たな資金源からの資金が市場に流入している模様である。

  仲介業界によると、先週、一連の証券会社が投資家に対して財政支援制度
  (資金貸出制度)を設け、顧客も慎重に資金を借り入れた。

  一般的に、この資金支援制度による貸し出しの上限は50%で、例えば、1億VNDを
  有する投資家は、証券会社より2億VNDまで借り入れることができる。
   <中略>
  投資家に対する資金支援制度は多くの証券会社が設けているが、市場が
  暴落する時期においては、投資家は同制度を利用することはない。
  しかし、先週から、資金貸出サービスを利用するための営業協力契約が
  多く締結された。

  全体の状況を見ると、証券会社1社が投資家に対して、平均2000億VNDを
  貸し出した場合、市場全体に流入する資金は1兆~2兆VNDで、市場の流動性改善に
  重要なものとされる。

  現時点では、株価はまだ魅力的であるため、証券会社は自信をもって投資家に
  資金支援制度を適用している。これは、金融政策が証券市場を長期的に
  安定させているためであり、各銀行も営業活動を維持するために、早期に
  資金貸出活動を行う必要がある。(続)

  『 2010年ベトナム経済 第1四半期が最も困難 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20100118-2352.html (全文)

  経済分析業界は、ベトナム経済に明るい兆しが見えてきてはいるものの、
  2010年の第1四半期も、経済に関する問題は大きく、回復の見込みは
  第1四半期以降、としている。

  Vo Tri Thanh-中央経済研究院院長によると、2010年第1四半期の、世界と
  アジア地域の経済は、依然、困難な状況にある。各国政府においても、
  経済引き上げに対する干渉を、どのように撤退するかが問題となっている。
   <中略>
  国際経済の動きは楽観的になってきているが、回復にはまだ少し掛かると
  見られている。

  財政問題や、他の一連の経済問題、金融市場が倒壊する危機も残っている。
  この様な状況下でも、各政府は引き続き、経済引き上げの策に出ているが、
  インフレ、国家予算の超過支出に直面している。(続)


///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////

[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
  ・タイとの輸出競争を繰り広げるベトナム
   タイ商業大学の調査結果によると、ベトナムはアメリカ、EU、日本市場で
   タイより大きなマーケットシェアを占めている。

  ・09年M&A 前年比大幅増
   PricewaterhouseCoopers (PwC) は最新報告書の中で、2009年のベトナムでの
   M&A活動が非常に活発であったと伝えた。

  ・相次ぐ企業不祥事 命の軽視に警鐘
  ・自動車メーカー成長率ランキング
  ・Da Nang 09年地方競争指数首位
  ・アセアン議長国時には強いリーダーシップを
  ・HSBC アジアとベトナムのインフレ上昇危機を警告
  ・「金」による国債の発行を検討
  ・ベトナム証券取引所 テト休暇9日間
  ・ホーチミン市に新たな6つの区
  ・年初からの失業保険受給申請1,700人に

[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
  ・2010年 越銀行への圧力増大
   2010年、ベトナムの銀行に対する、外国銀行の競争、支配、インフレの危機、
   為替レート、貿易バランスシート、より魅力的な投資ルートへの資金導入等の
   圧力が大きくなる。

  ・ベトナム政府 10億USDの国債を発行
  ・Dragon Capital 撤退せずベトナムへの投資を推進

[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
  ・VinaCapital純資産 17億4600万USDに
  ・Vietnam Airlines 1500億VNDの利益達成

[[ 不動産 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/realestate/
  ・ホーチミン不動産市場 まだまだ需要過多
  ・CBRE、ベトナムの2010年不動産市場予測


///// ショートニュース /////////////////////////////////////////////////////////

  ■ ホーチミン市の都市計画によると、2025年までに同市には新都市区4か所
   (トゥティエム都市区:737ヘクタール、ヒェップフォック港都市区
   :3,900ヘクタール、北西都市区:6,000ヘクタール、ハイテクパーク都市区
   :872ヘクタール)が建設される予定。(2010年1月11日 VnEconomy)

  ■ 1月12日、ベトナムエアラインは2009年度の税引前の売上高が1,500億ドン
   (882万米ドル相当)に達したと発表。(2010年1月12日 VnEconomy)

  ■ 1月12日、ロンアン省人民委員会は、日本の住友林業が今年6月より
   フー・アン・タィン工業団地におけるパーティクボード製造工場(投資総額
   2億5,000万米ドル、年間生産力25万立方メートル)の建設を開始すると発表。
   同施設は2011年11月に完成する予定。(2010年1月13日 ThanhNien電子版)

  ■ 東南アジア大手のDBS銀行は、2010年にホーチミン市に支店を開設する予定
   と発表。(2010年1月13日 VietNamPlus)

  ■ 1月15日、ハイフォン市人民委員会は野村工業団地でSumida Electric Co., Ltd.に
   投資証明書を発行した。同社工場(投資総額1,000万米ドル、敷地面積
   2948.36平米)は、2010年5月より稼働開始予定。(2010年1月15日 VnEconomy)

  ■ 1月29日、ティエンザン省の投資促進会議によると、同省での新規プロジェクト
   116件(投資総額192兆350億ドン、112億9,600万米ドル相当)に投資を
   誘致する予定。(2010年1月15日 VietNamNet)

  ■ 1月15日、ベトナム広告協会会長はベトナム広告市場の2010年の年間売上が
   10億米ドルに達する見込みと発表。(2010年1月16日 TuoiTre電子版)

  ■ ベトナム郵政通信グループ(VNPT)によると、ビナフォンは2G発受信塔
   3,000ヵ所の追加設置についてモトローラ社と契約(契約額額7,000万米ドル)を
   締結したとのこと。(2010年1月16日 BaoDauTu電子版)

  ■ 1月17日、コントゥム省でタンマイ・コントゥム紙パルプ生産工場
   (投資総額1兆9,000億ドン、1億1,200万米ドル相当)の建設が着工された。
   (2009年1月17日 VietNamPlus)

  ■ 1月15日、世界銀行(WB)は流通業績評価指標155ヶ国(Logistics Performance
    Indicators ? LPI)のランキングレポートを公表した。それによるとベトナムは
   53位にランクイン。(2010年1月17日 SaiGonTimes)


             ★ ★ ★ ★ ★

◎編集後記
  お正月気分が抜けきらないまま、1月も下旬に差し掛かっています。今年の目標も
  定まっておらず、今年は何とも出だし不調のように感じていますが、ベトナムの
  テトはこれから。日本の節分・立春もこれから、ということで、2月に入るまでには
  気を引き締めなおそうと、カレンダーを覗き込む毎日です。(佐藤)
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■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 佐藤
■ 編集 森口 湯之上 HIEN
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■ 本メールマガジンバックナンバー http://www.bcc-jp.com/mm/

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