ベトナム投資メールマガジン
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第108号『 迫られる経済再構築 将来の方向性は? 』
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★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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★目次 1月26日版
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▽市場を読み解く [ 迫られる経済再構築 将来の方向性は? ]
▽トップニュース [ 現代的な販売ルート 2010年に幅広く展開されるか? ]
[ 2010年FDI 250億USDに達する可能性高 ]
▽ヘッドライン [ 経済・金融,ファンド・VN企業・不動産・政府方針,規則 ]
▽ショートニュース
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///// 市場を読み解く //////////////////////// http://www.bcc-jp.com/member/analysis/
『 迫られる経済再構築 将来の方向性は? 』
http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20100122-2348.html (全文)
経済成長の引き上げ要素が弱まり、成長への課題が明らかになってきた段階では、
長年の課題であった経済の再構築は、解決を迫られる課題となってくる。
ベトナム経済はどのように再構築されるべきであろうか?
成功の要素と20年間で発生した問題、国際経験を見ながら、分析していく。
<中略>
この20年、成功した原因は様々あるが、一番重要なのは、生産力が開放されて
有効的に発揮されたことである。能力をある程度貯めた後、ベトナムは
4,000万トンの食糧を生産することができた。
畑が農民に返され、2000年の企業法に基づき、民間企業が自社の強みを
自由に生かすことができるようになった。
そのため、ベトナム経済は急速に成長することができた。
最も大きな成功は、人口の半分以上が貧困状態を脱出したことだ。
ベトナムは中級所得の国(一人当たりのGDPが1,000USD以上)となり、
この20年で7.5%以上の成長率を維持してきた。
食糧や生活必需品を大量に輸入していたベトナムが、20年後には世界で農産物や
家庭用品を輸出する国になっていた。胡椒は世界1位、米とコーヒーは世界2位、
茶・ゴム・水産物・繊維物・木材の輸出も順調だ。ベトナム国民の生活は
年々向上している。
ただ、輸出商品は未精製であるものが多い。
付加価値を作ることへの投資はまだ適切に行われていない。(続)
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////
『 現代的な販売ルート 2010年に幅広く展開されるか? 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20100125-2252.html (全文)
商工省貿易研究所の統計によると、現在、ベトナムの小売分野は
GDPの15%に貢献し、540万人の労働者に対して就職を与えている。
2009年の小売・サービス分野の売上も、引き続き18.6%増加する見込みである
(物価上昇を除くと12%)。
ただ、「ベトナム小売市場:協力・開発潜在力」フォーラムにおける
Dinh Thi My Loan-ベトナム小売業者協会事務局長の話によると、
ベトナムにおける現代的な小売ルートは、まだ全体の販売ネットワークの
20%しか占めていない。
同割合は、フィリピンが33%、タイが34%、中国が51%、マレーシアが60%、
シンガポールが90%で、アジア地域内の他の国と比べてもかなり低い。(続)
『 2010年FDI 250億USDに達する可能性高 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20100120-1713.html (全文)
計画投資省外国投資局 (FIA)は、2010年ベトナムへの外国直接投資資金は
2009年より増加するが、2008年の717億USDは下回ると予測した。
FIAの統計によると、2009年12月15日までに新規実施された外国直接投資案件は
839件、投資申請額が214億8000万USD、実施額が100億USD。
外国直接投資資金調達政策を実施していたこの20年間では、
FDI資金は1771億USDに達する。
2009年のFDI申請額は、国際経済衰退の影響もあるため、2008年同期の30%程度だ。
しかし、実際の実施額は、2008年実施額の87%相当になる。
専門家は、この数字は積極的なものであり、申請額と実施額の差が大幅に縮小され、
投資家の決心が現れたと評価する。(続)
///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////
[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
・世界の投資資金 アジアに流入
アジア数カ国の経済が安定的な発展を続けていることから、
今後、大量の投資資金がアジア地域につぎ込まれることが予測されている。
・ベトナム 2010年に75万トンのゴムを輸出予定
・ベトナム証券市場 時価総額がGDPの38%を占める
・アジア インフラ開発のため8兆VNDを要す
・WB開発報告 地方分権と報告義務に注視
・国内航空券値上がりへ
・航空路線4便 新規開設
・失業率より労働者不足が深刻
・ハノイ市 交通状況に問題点多数
・郵政通信業の現況
・ホーチミン市 労働許可書不所持の外国人労働者2,200人
・国営企業民営化 遅延の原因と対策
[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
・外国投資家の資金流入 依然活発
外国投資家の投資品目の価値が15億USD近く増加していることが
明らかになった。これは、Nguyen Doan Hung国家証券委員会副委員長が
今朝発表した情報である。
・HOSEとHNXを民営化 合併の予定
・外貨準備資金率 大幅減
[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
・Petroベトナム 発電工場を民営化
[[ 不動産 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/realestate/
・Hoa Lacハイテックパークの立ち退きが遅滞
・中級マンションに人気集中
・2010年ハノイ不動産 オフィスビルは空室多数 小売用面積が不足
[[ 政府方針・規則 ]] http://www.bcc-jp.com/member/rule/
・金融機関に倒産法適用
外国系金融機関に対し、倒産手続きを行う権限を持っているのは、
駐在先の省レベルの裁判所となっている。
///// ショートニュース /////////////////////////////////////////////////////////
■ ベトナム中央銀行は、2010年2月より外貨準備率を現行の7%から4%に
引き下げると決定した。(2010年1月19日 VnExpress)
■ ホーチミン市統計局は、2010年1月における同市消費者物価指数(CPI)が
前月比1.27%増であると発表した。(2010年1月19日 VnExpress)
■ 1月16日、ホーチミン市にて、高級複合商業施設Lan Phuong MHBR タワー
(18階建、敷地面積3,897平米)及び第2 The EverRich タワー(37階建、
敷地面積11万2,585平米)の建設が開始。(2010年1月19日 CafeF)
■ 先頃、ベトナム郵政通信グループ(VNPT)及び軍隊通信グループ(Viettel)は、
情報通信省に携帯電話通信料に対する底値(1分あたり800ドン)の適用を提案。
(2010年1月19日 VietNamPlus)
■ 政府官房によると、ベトナム政府はダナン市~クアンガイ省を結ぶ高速路道
(全長130.5キロメートル、投資総額24億8,000万米ドル)の建設に向け、
世界銀行(WB)及び日本の国際協力機構(JICA)から融資を受けることを
決定したとのこと。(2010年1月19日 SaiGonTimes電子版)
■ ビントゥアン省人民委員会は先ごろ、2010年~2015年の期間における
ファン・ティエット市内観光地向上案件に、30億ドン(176万米ドル相当)を
投資することを承認した。(2010年1月19日 SaiGonTimes電子版)
■ 1月22日、ベトナム商工商業株式銀行(Vietinbank)は、世界銀行傘下の
国際財務会社(IFC)とカナダの大手銀行Nova Scotiaがそれぞれ、
戦略的外国株主として同銀行の株式を10%まで所有することを政府が
承認したと発表した。(2009年1月21日 VietnamPlus)
■ ホーチミン市人民委員会は、ホーチミン市~チュンルオンを結ぶ高速路道が
2010年2月3日より開通する予定と発表した。(2009年1月21日 BaoDauTu電子版)
■ ハノイ市統計局によると、同市の2010年1月の消費者物価指数(CPI)は
前月比1.3%増となった。(2009年1月21日 VnEconomy)
■ 1月22日、株式会社タカラトミーは、ハイフォン市タンリエン・ビンバオ
工業団地におけるゲーム生産工場3ヵ所(第2ビン・チャン、Well Power
及びShun Lee、投資総額1,000万米ドル)の稼働を開始した。
(2009年1月22日 VnEconomy)
■ 財務省は2010年1月末に、香港、ロンドン、ボストン及びニューヨーク市場で
総額10億米ドルのベトナム国債を発売する予定である。
(2009年1月24日 VnExpress)
■ ハノイ市統計局によると、同市の2010年1月の工業生産高は前年同期比
16.3%増の7兆3,680億ドン以上(4億3,340万米ドル相当)に達したとのこと。
(2009年1月24日 VnExpress)
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◎編集後記
年度末決算や確定申告の時期が近づき、読者の皆様も、徐々に忙しさを
増してきているのではないでしょうか。私も、大体この時期になると、
山積みされた書類を横目で見ながら、そろそろ重い腰を上げねば…と思うのですが、
今年は、いま上映中の映画『アバター』が気になり…。毎度のことですが、
こうやって無意識のうちに、現実逃避の策を考えているようです。(佐藤)
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■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 佐藤
■ 編集 森口 吉田 湯之上 HIEN
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