ベトナム投資メールマガジン
ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた 「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。
第110号『 2010年展望 分野別に分析 』
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★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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★目次 2月9日版
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▽市場を読み解く [ 2010年展望 分野別に分析 ]
▽トップニュース [ ベトナム 潜在能力を持つアジアの虎 ]
[ 日本市場への農産物 輸出機会拡大 ]
▽ヘッドライン [ 経済・金融,ファンド・VN企業・外国企業・不動産 ]
▽ショートニュース
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///// 市場を読み解く //////////////////////// http://www.bcc-jp.com/member/analysis/
『 2010年展望 分野別に分析 』
http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20100208-2352.html (全文)
ベトナム経済が回復傾向にあり、各生産分野の活動も安定している。
これに伴い、鉄、自然ゴム、肥料、農産物、建設資材等、各種資材商品に対する
需要が増加傾向にある。これは資材生産企業の活動に、追い風となっている。
不動産、財政サービス分野は、高成長しやすい傾向にあったが、経済衰退による
影響で、今年1年間に投資すべき分野は、不動産、石油、財政サービス、基本資材
(自然資材)と鉱山開拓であると分析された。
【 不動産分野 】
ベトナムにおける住宅の需要は大きく、建設省住宅・不動産管理局によると、
現在、居住用面積は1兆430億平米あり、1人当たり12平米となっている。
都心の居住用面積は制限されており、ホーチミン市では1人当たり13.6平米、
ハノイ市では12平米だが、2020年には20平米に増える。
<中略>
【 鉱山開拓分野 】
鉱山開拓分野について、石炭分野を中心に分析する。
同分野は、経済衰退の影響を受け、2009年の国内消費需要が大幅減となった。
ベトナム財務省は2008年6月に石炭輸出税率を20%に引き上げた後、
2009年2月15日に再び10%に下げた。
石炭開拓会社の利益は、ベトナム石炭・鉱山公社(TKV)の規則に基づいて
確定される。現在、TKVは2%の利益率(2008年は5%)を適用しているが、
ベトナムの今後の主な輸入市場は中国である。
現在、同様の種類の石炭では、中国の石炭の価格が世界でも最も高く(最高時46%)、
ベトナム国内の需要も今後増加する見込みである。(続)
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////
『 ベトナム 潜在能力を持つアジアの虎 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20100203-2154.html (全文)
ベトナムは、中国とインドに続く、国外の力を利用したい外国企業の
魅力的な投資先になる可能性が高い。
ベトナムは中国に続き、世界でも最高レベルの成長率を達成した国である。
この成長傾向は今後も引き続き維持される。
また、ベトナムは、積極的な輸出市場開発政策の実施に成功した。
<中略>
ベトナム政府は民営化を積極的に促進している。ソフトウェア・デジタル工業分野に
投資し、著作権確保、インフラ整備を促進する他、人材の質を高めている。
ベトナムが魅力的な投資先になる理由は、投資リスクが低~中程度であることと、
政治環境が安定している国であることだ。
『 日本市場への農産物 輸出機会拡大 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20100205-2347.html (全文)
多くのベトナム企業は日本企業から締結された契約だけでなく、追加発注を
受けている2010年より、ベトナム・日本経済連携協定(VJEPA)が全面的に実施され、
農水産物800種類の商品が、日本へ非課税で輸出することができる。
これはベトナムの農水産加工・輸出企業に大きなチャンスを与えている。
<中略>
在ベトナム商工会によると、ベトナムから日本への農産物の輸出が拡大した理由は、
日本とベトナムの季節の違いにより、野菜・果物の種類や収穫時期が重ならないこと
だという。特にバナナ、パイナップル、マンゴー等のフルーツが健康に良いとの
認識により輸出額が増加している。
商工省のLe Quang Lan多国商業政策局次長によると、日本市場に農産物を
輸出することは困難ではないが、品質については、GAP基準を満たすなど
細心の注意を払う必要があるという。(続)
///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////
[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
・為替レート安定 続く外貨資金不足
為替レートの変動は現時点では穏やかだが、外貨の需給バランスが取れたものの、
使用可能な外貨資金不足はまだ続いている。
・1月度成長率 工業生産分野が急回復
2010年1月、全国の工業生産総額が、62兆8,000億VNDに達した。エアコン、
タイヤ、湯沸し器等の主力製品が、工業分野の高い成長率を保っている。
また、繊維分野の輸出額も増加した。
・1月 車の販売台数が半減
・ベトナム研修生 引き続き日本に派遣
・2010年3月 カシューナッツ取引所オープン
・09年海老輸出額 16億7,000万USD超
・ベトナム企業は楽観的
・ベトナム労働・雇用市場に大きな変化
・2010年初頭も輸入超過継続
・09年ベトナムM&A案件 主な10案件紹介
・09年 ベトナムから日本市場への輸出額減少
[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
・ベトナム債券市場の発展潜在力及び統合能力
[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
・Song Daグループ 住宅建設計画を展開
[[ 外国企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/foreign/
・Sorosファンド ベトナム証券市場に投資計画
[[ 不動産 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/realestate/
・ハノイ市内にAレベルのオフィス
///// ショートニュース /////////////////////////////////////////////////////////
■ 2月2日、サイゴン商業銀行(SCB)はハイズオン省の支店の営業を開始。
(2010年1月30日 VnExpress)
■ 統計総局によると、2010年1月の新規電話契約者数(携帯電話及び固定電話)は
前年同期比145.3%増の490万人となる見込み。(2010年2月1日 VnEconomy)
■ 2月2日、ベトナム中部の農村部における給水システム完備プロジェクトに関し、
ベトナム政府はアジア開発銀行(ADB)との融資協定(4,500万米ドル)を
締結した。(2010年2月2日 VnEconomy)
■ 首相の指導により、サイゴン商業銀行(SCB)は2月11日までに同銀行の
金取引センターを閉鎖する予定。(2010年2月2日 CafeF)
■ 2月3日、ベトナム造船グループ(Vinashin)及び三菱重工は、ハイフォン市にて
船舶専用低速ディーゼルエンジンの製造・組立工場の稼働を開始した。
(2010年2月3日 VnEconomy)
■ 2月3日、ドンナイ港株式会社は、ドンナイ橋の隣にあるコンテナ港を稼動開始。
(2010年2月3日 VietNamPlus)
■ 2月2日、ベトナム石油総公社(Petrolimex)傘下のPetrolimex航空燃料株式会社
(PJF)は、ホーチミン市タンソンニャット空港において、これまでベトナム航空
傘下の航空燃料社(ビナプコ)に次いで、ベトナムで航空機への燃料供給サービスを
開始した。(2010年2月3日 VietNamPlus)
■ 2月2日、資生堂は、ドンナイ省ビエンホア市のアマタ工業団地における
化粧品生産工場が完成し、同日竣工式を開催したと発表。
(2010年2月3日 VietNamPlus)
■ 2月3日、ティエンフォンバンクは銀行間ATM連携システム(Banknet)に
参加したと発表。(2010年2月4日 VnEconomy)
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◎編集後記
弊社では、例年、ベトナムのテト(旧正月)に伴い、テト休暇を頂いております。
本年は、2月13日(土)~2月21日(日)までをテト休暇とし、ニュースの更新を
お休みさせて頂きます。次週、2月15日のメールマガジンは『テト特別号』を発行、
2月22日はメールマガジンをお休みさせて頂く予定となっております。
何卒ご了承くださいますよう、宜しくお願い申し上げます。(佐藤)
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■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 佐藤
■ 編集 森口 吉田 林 HIEN
■ ベトナム投資ニュース http://www.bcc-jp.com/member/
■ 本メールマガジンバックナンバー http://www.bcc-jp.com/mm/
※本資料に記載された情報の正確性・安全性を保証するものではなく、
万が一、本資料に記載された情報に基づいて皆さまに何らかの不利益を
もたらすようなことがあっても、一切の責任を負いません。
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