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ホーム > ベトナム投資メールマガジン > 第111号『 テト特別号 』(2010/02/15)

ベトナム投資メールマガジン

ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた
「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。

第111号『 テト特別号 』

★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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       ~  テ  ト  特  別  号  ~
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 ★目次 2月16日版
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 ▽テトコラム   [ 不利益とあらば引き、利益の最大化を!]
 ▽トップニュース [ 外国投資家 貿易赤字・インフレへの懸念続く ]
          [ 証券会社80%が2009年黒字に ]
 ▽ヘッドライン  [ 経済・金融,ファンド・外国企業・政府方針,規則 ]
 ▽ショートニュース
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◎ テトコラム 『 不利益とあらば引き、利益の最大化を!』
 http://www.bcc-jp.com/member/asia/20100215-1846.html (全文)

  Chuc Muon Nam Moi !
  今週からベトナムをはじめ、中国圏では旧正月が始まっています。

 ~ベトナム現況~
  私が知っているのはハノイ(北ベトナム)だけですが、一昨年のような目に見える
  バブル的な成長は止まったように見受けられます。

  街中にあふれるような新品バイクが消えてきました。その一方で路上駐車や車の
  交通量は増えています。

  郊外では韓国及びローカルの開発が急ピッチで進んでいます。しかしながら、
  家賃の上昇は止まりつつあります。需給関係のバランスが崩れるも、貸し手の力は
  依然強大です。暴落とまでは行かないようです。
   <中略>
 ~間接投資環境~
  一方投資環境ですが、07年度20%以上を占めていた外国人 間接投資(上場株のみ)
  比率は、09年度は1ケタ%。

  09年11月、2010年2月と、度重なる通貨切り下げに、間接投資資金の新規流入は
  完全にストップしています。

 ~投資選別が必要な時期に~
  成長してゆく事は疑いないベトナム。しかしながら、ODA等の資金流入が滞った際、
  独り歩き出来るほどの経済力を持ち合わせてはいない事もまた事実。

  数年前の何に投資をしても利益が出る時期は終わり、投資対象への選別が必要な時期に
  来ています。
   <中略>
 ~当社の今年 利益最大化のために引くべきは引く~
  我々は主張すべきは主張します。しかしながら、理が通らなくともこちらの
  不利益とあらば引き、利益の最大化を今年も目指してゆきます。

  今年も皆様と共に成長を遂げてさせてください。
  よろしくお願いします。                      (大木)

///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////

  『 外国投資家 貿易赤字・インフレへの懸念続く 』
  http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/20100211-026.html (全文)

  ベトナム証券市場に関する2月8日付HSBCの最新報告書は、ベトナムの貿易赤字と
  インフレに対する外国投資家の懸念について掲載。
  この観点は前年2月からの外国投資家の動きと反する。今月、外国投資家が大量に
  株式を購入したが、流動性の懸念がまだ続いている。
   <中略>
  同報告書によると、最新マクロデータを分析した上でベトナム経済が安定的に回復し、
  09年第4四半期に7.7%の成長率に達したとしている。

  この成長率は年初の3.1%より大幅に上昇し、第2・第3四半期の4.4%と5.2%より高い。
  輸出活動、国内需要の回復、投資の加速により、2010年にはベトナムのGDPが
  6.8%に達すると評価している。

  外国投資家が一番懸念している貿易赤字とインフレの問題について、同報告書は、
  昨年の輸入成長率が輸出より大きく増加し、09年4月から超過輸入額が
  1ヶ月平均10億~20億USDとなったこと、今年の1月にはこの数字が約13億USDに
  なった点を挙げ、「我々にとって貿易赤字は短期的な問題である。
  ただ、最悪の時期を経た。」と掲載した。(続)

  『 証券会社80%が2009年黒字に 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20100212-2354.html (全文)

  2009年、各証券会社は5,000件のIPO発行コンサルティング・IPO発行保証契約を行った。

  2009年末までにベトナムは、約105社の証券会社が活動していた。
  業績が黒字となった企業は、全体の80%近くを占めたが、前年は赤字が80%を
  占めていた。

  国家証券委員会によると、昨年、証券会社の活動規模と範囲は広げられた。
  昨年末までで、証券会社全体の資本金は24.855兆VND、前年比9.4%増となっている。
  本部の他、80の支店と42の代理店が設立され、全国で活動が可能となっている。
  現在までに国家証券委員会は、2,744人に証券関係活動ライセンスを発給している。

  取引口座も急増しており、80万口座を超えた。これは08年の1.5倍に上る数である。

///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////

[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
  ・証券会社80%が2009年黒字に
   労働傷病兵社会福祉省職業局副局長のグェン・ティ・ハイ・バン氏は先ごろ、
   失業率は2010年も引続き増加するだろうとの見解を示した。

  ・2010年、失業率さらに増加か
  ・09年自動車部品輸入額 18億USD
  ・09年通信分野 売上60%増
  ・セメント増産順調 年内100万t輸出目標
  ・日本がベトナムの鉄道橋梁建設協力
  ・SCIC 1兆7千億VNDの利益達成

[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
  ・VCB 09年は5兆5000億VNDの利益
  ・外国投資家 貿易赤字・インフレへの懸念続く

[[ 外国企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/foreign/
  ・AirasiaとVietjet Air 新航空会社設立

[[ 政府方針・規則 ]] http://www.bcc-jp.com/member/rule/
  ・国家銀行 金融機関の合併、買収、統一を承認
  ・中小企業の法人税納付期間 3ヶ月延期

///// ショートニュース /////////////////////////////////////////////////////////

  ■ 日本の施工業者TNKの代表によると、2010年3月末までにカントー橋は完成する予定。
   (2010年2月8日 VnEconomy)

  ■ 2月9日、TOSY Robotics JSC社は、日本への玩具『円盤』での販売に関し、
    タカラトミー社と10万台の輸出契約を締結し、すでに5,000台を輸出したと発表。
    (2010年2月9日 Tuoitre電子版)

  ■ 2月8日、ベトナム貿易商業銀行(Vietcombank)は、同銀行の2009年の利益が
    5兆5,000億ドン(3億2,300万米ドル相当)に達したと発表。
    (2010年2月9日 VnEconomy)

  ■ 先ごろ、ダナン市にてAnvie住宅リゾート(投資総額1兆5,510億ドン、
    9,000万米ドル相当、敷地面積17ヘクタール)の第1期建設が着工された。
    (2010年2月9日 CafeF)

  ■ 2月5日、ホーチミン市にて「最も人気のあるウェブサイト及びオンラインサービス」賞
    授賞式が行なわれた。(2010年2月9日 VnExpress)

  ■ 情報通信省大臣によると、2009年における郵政通信業の売上は前年比61%増の
    143兆3,140億ドン(約84億米ドル相当)であった。
    (2010年2月10日 Dantri電子版)

  ■ ベトナムVietjet Air航空はマレーシアの格安航空会社エアアジアに対し、30%の株を
    譲渡し、Vietjet Air Asia格安航空を設立すると発表。2010年5月に就便開始の予定。
    (2010年2月11日 TuoiTre電子版)


             ★ ★ ★ ★ ★

◎編集後記
  今週はテトのため、弊社もお休みを頂いております。
  メールマガジン読者様にも、ベトナム関連のお仕事をされている方も多いかと
  思いますが、いつもより少しのんびりした期間を過ごすことができているので
  しょうか…。今週はニュースの更新がない関係で、来週のメールマガジンを
  お休みさせて頂きます。ご了承のほど、お願い申し上げます。      (佐藤)
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■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 佐藤
■ 編集 森口 吉田 林 HIEN
■ ベトナム投資ニュース http://www.bcc-jp.com/member/
■ 本メールマガジンバックナンバー http://www.bcc-jp.com/mm/

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