ベトナム投資メールマガジン
ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた 「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。
第115号『 更なる発展か停滞か 迫られる政策刷新 』
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★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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★目次 3月23日版
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▽トップニュース [ 更なる経済発展か停滞か 迫られる政策刷新 ]
[ FDI企業 再びベトナムに戻る傾向 ]
▽ヘッドライン [ 経済・不動産・金融,ファンド・VN企業・外国企業 ]
▽ショートニュース
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////
『 更なる経済発展か停滞か 迫られる政策刷新 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20100322-2128.html (全文)
現在ベトナムは、新興国として大きな発展段階に突入している。
しかし、今後ベトナムが裕福で盛栄した社会を実現できるか、
永遠に発展途上国を脱却できないかは、未だに不透明な状況である。
1990年、ベトナムの1人当たりのGDPは98USDで、世界で最も深刻な貧困国であった。
しかし2009年には、それが1,109USDとなり、ベトナムは中等所得国となった。
この15年に渡る著しい経済成長は、市場自由化政策と、輸出品に対する海外需要の
増加によるものだ。それらが、人々の日常生活に影響を及ぼすと共に、
ベトナム全体を大きく変動させてきた。
しかし一定の発展を遂げてきた現在、ベトナムがより高い発展を遂げるにあたって、
国の潜在力を充分に活かせなければ、より良い結果は望めない。(続)
『 FDI企業 再びベトナムに戻る傾向 』
http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/20100317-2349.html (全文)
外国投資案件があった省、市、企業によると、国際経済が徐々に回復してきているため、
海外投資家がベトナムに戻り、中止案件も含めた投資計画を展開するという。
2010年のベトナムへのFDI状況は良くなると予測されるが、
一番の関心事は、重要な投資資金の効果的な早期実施である。
実施額も今後の海外投資の重要な問題である。大規模な投資案件を調達した時期もあったが、
実施の割合は余り高くない。2008年には全国でFDI申請総額が640億USD、
2009年には210億USDであったが、この2年間の実施額は215億USD(申請額の約25%相当)
しか実現しなかった。(続)
///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////
[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
・銀行M&A活性化へ
この2年、ベトナム銀行の業績は良好で、アメリカの銀行の様に、
買収の危機に直面している銀行もない。ただ今後は、ベトナムで
100%外国銀行の子会社が増加すると共に、金融市場での競争激化が予測されており、
銀行分野におけるM&A活動が早期に発生するものと考えられる。
・更なる経済発展か停滞か 迫られる政策刷新
・ハノイCPI 前月比+0.75%
・対カンボジア投資 9億USD近く増
・民間企業 GDP48%に貢献
・首相 2010年中MobiFoneなど国営企業IPOを発表
・日本 約258億円のODA資金協力協定締結
・越企業経営者72%がストレス増加を実感
・Standard Chartered 越インフレ8.9%と予測
・ホーチミン市社会保険庁 社会保険料滞納企業を告発
・マクロ経済に関する懸念を解く4つの理由
・日本が水産物の監査を高く評価
[[ 不動産 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/realestate/
・値上がり続く 商業スペース賃料
商業スペースの賃貸料の値上げが続いており、この状況に耐えきれない人は借主が、
用地を返却するケースもでてきている。値上げの主な理由は、
「周囲が値上げしているから、それに倣っている」というものである。
[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
・HOSE 取引時間延長を試験的に実施
・Agribankへ資本金10兆2000億VND投入
・FDI企業 再びベトナムに戻る傾向
[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
・PVFC シンガポール上場計画を立案
・Vietinbank 外国投資家に25%株式売却
・ベトナム初の民間石油合弁会社が誕生
[[ 外国企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/foreign/
・APEX 日本学生の修学旅行を企画
・ベトナム港 日本投資家が興味
///// ショートニュース /////////////////////////////////////////////////////////
■3月10日、労働傷病兵社会福祉省国外労働センターは
財団法人中小企業国際人材育成事業団(IMM Japan)との合意書により、
僻地におけるベトナム人労働者72名を日本へ研修生として派遣した。
(2010年3月11日 LaoDong電子版)
■ホーチミン市人民委員会は同市不動産分野における外国直接投資(FDI)案件のうち、
実行遅延又は停止となっている40件の投資証明書(総投資額17億7,000万米ドル)の
取り消しを決定。(2010年3月12日 DauTu電子版)
■ベトナム水産輸出加工協会(VASEP)は、年初2ヶ月間で
ベトナムのマグロ輸出量は前年同期比150%増の3,000トン、
輸出高は同170%増の1,500万米ドルとなったと発表。(2010年3月13日 DauTu電子版)
■商工省競争管理局によると、トルコはベトナムから輸入される靴に対する
反ダンピング税を3年間(2012年8月まで)延長するとのこと。
(2010年3月15日 VnEconomy)
■3月14日に行われた「2009年ベトナム最優秀モバイルネットワーク及び携帯ブランド賞」
(Vietnam Mobile Awards 2009)においてMobiFone社は
2005年以来連続5回目となる「最優秀モバイルネットワーク賞」を受賞。
(2010年3月15日 VnEconomy)
■3月15日、ベトナム中央銀行頭取は、取引にミスが多発したため、
ABN Amro N.V銀行ハノイ支店の営業停止を決定した。(2010年3月16日 VnEconomy)
■3月18日、軍隊通信グループ(Viettel)はDellベトナム社及び Intelベトナム社 と提携し、
Dellのノート型パソコンの販売代理店となった。(2010年3月16日 VnEconomy)
■3月15日、ハウザン省人民委員会は、ロンミー郡におけるハイテク農業団地の
設立案件(投資総額1兆3,890億ドン、8,200万米ドル相当、敷地面積5,000ヘクタール)を
首相に提出した。(2010年3月17日 TuoiTre電子版)
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◎編集後記
最近、引越しに伴って家電を多少買い換えたため、それまであまり
関心のなかった「エコポイント」を取得できることになりました。
しかし、申請から取得までの手続きが面倒な上、返金方法が金券…。
財布に入っていない金券類の存在をすぐに忘れてしまう私としては、
消費に繋がらないポイントの返還に、あまり魅力を感じられないのでした。
(森口)
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■ 編集責任者 森口
■ 編集 佐藤 林 HIEN
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