ベトナム投資メールマガジン
ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた 「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。
第137号『 ベトナム経済 10の問題点 』
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★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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★目次 9月7日版
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▽トップニュース [ ベトナム経済 10の問題点 ]
[ アジアの中流階級が増加 ]
▽ヘッドライン [ 経済・金融,ファンド・VN企業・政府方針,規則 ]
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////
『 ベトナム経済 10の問題点 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20100906-2217.html (全文)
ベトナム経済は国際経済・金融危機に巻き込まれることなく、
経済成長が徐々に回復している。ただ、経済発展について幅広く見ると、
まだ多くの問題に直面している。
(1)経済成長率は高いが、まだ時代遅れで、他の国とのギャップも徐々に
広がっている。
2010年にはベトナムのGDP成長率(暫定:6.5%)が1985年より5.2倍
高くなった。(1986年~2010年のGDP成長率が年間平均6.8%)
1990年よりも2倍以上高い。(1991年~2010年のGDP成長率が年間平均7.4%)
これらの成長率は比較的大きい。
<中略>
ベトナムの一人当たりのGDPは、東南アジアの平均指数の42.8%相当で、
11カ国中7位。アジアの平均指数では26%相当、50カ国中36位。
世界の平均指数の11.7%相当、182カ国中138位。
そのため、他国が全く発展しなくても、ベトナムが他の国と同じ様になるには
長年掛かる。ただ、実際には、多くの国が発展しており、ベトナムより早く
発展している国も少なくない。(続)
『 アジアの中流階級が増加 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20100902-023.html (全文)
アジア開発銀行(ADB)の最新報告書によると、アジア地域の中流階級が
最近急速に増えたため、購買力も増え、輸出需要への依存が段々減ってきている。
アジア経済が今後20年間、引き続き成長していくと、アジアの中流階級は
27億人に増える。
2030年までにアジア人の消費が32兆USDに達する可能性があり、
これは全世界の43%を占める。アジアの消費者はアメリカ、ヨーロッパ人にかわり
上位に入ったので、世界全体の経済はバランスを取れる。
2008年の報告によると、アジアの中流階級は19億で、アジア人口の
56%と相当するが、1990年にはまだ21%。2008年にアジアの消費総額は
4兆3千億USDを達し、同年度のOECDの消費の3分の1に相当する。(続)
///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////
[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
・計画投資省 2010年のマクロ経済を予測
今年、ベトナムのGDP成長率が6.7%に達する可能性が高く、
インフレ抑制に成功し、輸入超過も目標を達成することになる。
・2010年以降FTAの影響 より強まる見込み
これまでにベトナムは、多くの国と地域自由貿易協定(FTA)を締結してきたが、
今後、これら協定の影響がより深くなる見通しだ。
・観光分野 ベトナムも最高成長市場に
・日本への蓮花輸出を促進
・EVN 中国からの電気輸入交渉
・FDI企業の輸入額が43.6%を増加
[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
・Vinashin みずほ銀行との協力を正式発表
みずほ銀行がVinashinと協力関係を築きたいと考えていることが、
9月1日の新聞で正式に発表された。
・ベトナム銀行 クレジットランク(信用格付け)下落
ベトナム最大銀行、VietcombankとACBは同時に、クレジットランキングが
下がり、D/Eランクとなった。D/Eとは、厳重な問題がある銀行に対する
評価に近い。
・PVFC CapitalとSAMがファンド設立契約を締結
[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
・Vinamilk 『アジア上位200社』にランクイン
Vinamilkは、Forbesの2010年のアジア上位200社(Best under a billion)に
入った最初のベトナム企業となった。上位200社の中では、中国の企業が
最も多い。
・ホーチミン市の工業団地 2万3千人の労働者不足
年末に受注量が増加するため、ホーチミン市における工業団地は
追加で2万3千人の労働者を雇用する必要としている。
・Metro Cash & Carry 国内10番目の卸販売センター開設
・品質の低い茶製品を輸出
[[ 政府方針・規則 ]] http://www.bcc-jp.com/member/rule/
・通信法ガイドライン案に批判集中
外国機関投資家は、ベトナム通信会社の株式の最大30%までを所有できるという
規定が、WTO加盟の際のベトナムの制約との間に、矛盾が生じている。
・南北高速鉄建設計画 試行研究を続行
国会は南北高速鉄道建設計画の投資趣旨を否決後、試行研究報告書の
作成について合意した。
・越露 ベトナムで初の原子力発電所建設
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◎編集後記
今年の夏は統計来、最も暑いとのこと。カレンダーはもう9月で、店頭には
秋物がズラリと並んでいますが、とても中をのぞく気にはなれません。
売れ残った夏物の服を、探し回って買い足してしまうほどです。先日も
京都で39.9度という記録。9月も中旬に差し掛かろうとしています。
今夏の記録更新、さすがにそろそろ終わるでしょうか…。 (佐藤)
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■ 編集責任者 佐藤
■ 編集 森口 林 HIEN
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