ベトナム投資メールマガジン
ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた 「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。
第142号『 リスク懸念 大型ファンド、ベトナム回避 』
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★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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★目次 10月12日版
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▽トップニュース [ リスク懸念 大型ファンド、ベトナム回避 ]
[ 在外送金 サービス強化に重点 ]
▽ヘッドライン [ 経済・金融,ファンド・VN企業 ]
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////
『 リスク懸念 大型ファンド、ベトナム回避 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20101011-2010.html (全文)
近年、ベトナムは魅力的な新興市場であると言う評価が大半であった。
しかし実際には、90%の外国投資家が、ベトナム証券市場に
全く関心を持っていないという。
中には魅力的な投資先と考える投資家もあるが、その割合は非常に小さい。
「ベトナムにこだわる必要はあるか?」という聞かれた場合、
明快に回答するのは難しい。
ベトナムの経済成長率は中国より低い、近年では、証券市場の成長率でも、
インドネシア、フィリピン等を下回る状況となっている。
投資ファンドにとっては、利益が最も重要なのであり、
透明性が高く、状況を即座に把握できることが重要となる。
<中略>
現在ベトナムでは、インフレが再び上昇傾向にあり、
資金貸付金利が長く高い数値で維持されていたため、
国内生産があまり発展していない。貿易赤字は徐々に大きくなっており、
今後VNDが切り下げられ、インフレの急上昇に繋がる可能性を孕んでいる。 (続)
『 在外送金 サービス強化に重点 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20101006-2240.html (全文)
ベトナムでの在外送金サービスの潜在力は、非常に大きい。
それは、商業銀行にとっても大きなチャンスである。
在外送金サービスの質を高めることで、
商業銀行は、サービス料を引き上げることもできるようになり、
安い外貨資金源を得ることもできるようになる。
在外送金は、貿易収支の赤字を補填するのに大きく貢献しており、
国の貴重な外貨供給源である。
<中略>
送金サービスの収益を上げるため、各銀行とも、労働派遣会社と提携し、
労働者向けのパッケージ商品を提供している。
例えば、資金貸付、口座開設、デポジット確保、
給与の本国送金、預金等のサービスである。
世界の90カ国に暮らす400万人近くの在外ベトナム人、
及び数十万人の派遣労働者からの送金額を併せると、
ベトナムは世界でも有数の在外送金の多い国となっている。(続)
///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////
[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
・徹底を急がれる汚職防止策
近年、ベトナムで汚職防止捜査依頼が増加傾向にあることについては、
真摯に考えるべきである。ベトナム営業環境に対し懸念があると警告、
汚職が外国投資家の権利に影響を与えないよう威嚇している、
という見方もあるが、先進国の汚職防止に関する法律整備について、
学ぶべきところも、当然多いはずである。
・ベトナム国家の負債額 GDPの51.7%
The Economistの統計によると、現在、ベトナムの国家負債は505億USD。
毎年、約12.3%を増加するので、人民は一人年間約578.64USDの
借金を負担しなくてはならない。
・貧困克服に向け 政府就職率目標発表
政府は、2011年経済社会開発計画の中で、
同年までに160万人を就職させる、との目標を打ち出した
・リスク懸念 大型ファンド、ベトナム回避
・高額納税企業 FDI企業イマイチ
・国営企業偏重傾向に「まった」?
・チャーター便で格安日本旅行が可能に
・ベトナム米優勢 タイ米との市場争い
・在外送金 サービス強化に重点
・韓国 対越最大投資国に
・海外投資案件 好調
[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
・VietinBank IFCに資本金10%譲渡
・Fitch 6銀行を「採点」
[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
・2010年ベトナム給与調査結果 前年比0.2%の増給
2010年に給与が最も高く増加したのは、銀行分野である。
同分野は、2009年には経済衰退の影響を受け、増給しなかった。
・Petrovietnamの売上 GDPの25%
・ベトナム人が一番満足した自動車会社
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◎編集後記
先月、キャノンがタイにインクジェットプリンターの新工場を建設する、
という記事を見かけました。よく見ると、現時点ではベトナムの方がタイより
生産高が大きいとのこと。意外なところで自分の愛用品の生産地を知ることとなり、
なんとなく、愛着が増した気がしました。(森口)
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■ 編集責任者 森口
■ 編集 佐藤 林 HIEN
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