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ホーム > ベトナム投資メールマガジン > 第146号『 2011年ベトナム経済 成長の勢い続くか 』(2010/11/08)

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ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた
「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。

第146号『 2011年ベトナム経済 成長の勢い続くか 』

★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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 ★目次 11月9日版
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 ▽トップニュース [ 2011年ベトナム経済 成長の勢い続くか ]
          [ 不透明な正確性 ベトナム統計資料 ]
 ▽ヘッドライン  [ 経済・金融,ファンド・VN企業 ]
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////

  『 2011年ベトナム経済 成長の勢い続くか 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20101103-2315.html (全文)

  Edward Lee Wee Kok-Standard Charteredベトナムアジア地域為替レート
  戦略研究部長は「ベトナム経済は、今後アジア地域の中でも高い成長を
  遂げるグループに入り、その成長率は6.7%(2010年)から7.2%(2011年)に
  引き上がるだろう」との評価を下した。

  Edward Lee Wee Kok氏は以下のように述べている。
  為替レート変動の影響から、外国投資家はベトナム国債市場への参入に対し、
  懸念を持ち続けている。マクロ的な要素が経済成長を支えている一方で、
  VND安は、投資家の決定に影響を及ぼしている。ベトナム国債市場への
  外国投資資金の流入は、今年はあまりないだろう、と言える。
   <中略>
  2011年末まで、USD/VNDの為替レートは1USD20,800VNDとなり、
  現時点より6%上昇すると予測されている。原因は二つ。
  1.インフレ上昇、食料食品価格の上昇、
  2.ベトナム国家収支に関連した貿易赤字。
  ただ、VND安が経済成長を止めることはなく、ベトナム経済は今後も
  成長が続くと予想される。ベトナムはアジア地域の中でも
  高く成長する国となり、2010年に6.7%、2011年に7.2%を達成するだろう。

  『 不透明な正確性 ベトナム統計資料 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20101105-2006.html (全文)

  2009年のベトナム国家予算の支出超過はGDPの何%であっただろうか?
  ベトナム財務省は6.9%、国際金融機構(IMF)は8.9%、
  Economist Intelligence Unit (EIU)は9.6%とそれぞれ発表している。
   <中略>
  経済統計について、現状ベトナムは独自の視点で統計を行っており、
  国際基準に基づいていない。例えば、国の借金については、国営企業が
  公的セクターに計算されるため、国営企業の負債は国の借金として加算され、
  企業に代わって、国が支払わなければならない、とされている。
  しかし、これが財務省の見解では、国営企業の負債を含めないのである。

  また、国家予算収支の計算法も、世界とは2点ほどずれている。
  1つは、借金が国家予算の支出項目として計算されていること。
  もう1つは、国家予算以外の支出が予算収支全体に含まれないことである。
  そのため、ODA援助資金や国債発行による調達資金は、国家予算には
  含まれていないのである。これにより、政府のポケットは予算内と
  予算外の2つに分けられることになる。予算外の部分が発表されないのは、
  2002年予算法に違反しており、国家経済の実情を正しく反映していない
  といえる。(続)

///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////

[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
  ・為替レート年末まで調整なし
   4日、国家財政監査委員会は、ベトナム政府は年末まで為替レートを維持、
   生産業支援のため外貨を放出し、市場の動向に合わせた柔軟な金利制度を
   実施していくことを明らかにした。

  ・営業環境格付け 越10位繰り上げ
   11月4日午前、世界銀行と国際金融機構(IF)は、世界の営業環境に対する
   格付けを発表した。それによると、ベトナムは88位から78位に
   ランクアップした。

  ・ベトナム フランスへマグロ漁船を提供
  ・2012年 自動車輸入税0%に
  ・10月15日までの輸入超過額 90.5億USD
  ・増えるタンス預金 経済停滞に懸念
  ・カンボジア 証券取引所開設に向けて

[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
  ・統計で見るHOSE IndexとHASTC Index
   ここ10ヶ月のうち8ヶ月はHOSE IndexとHASTC Index共に下落し、
   2ヶ月だけ上昇した。8ヶ月でVN-Indexが8.52%、HNXが28.73%下落した。

  ・11月5日から公定歩合年9%に
   再割引金利、資金再供給金利等の銀行システム内で適用されている金利が
   それぞれ1%引き上げられることとなった。

[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
  ・PV GasのIPO 過去最大級
   ホーチミン証券取引所は、11月17日にベトナムガス公社(PVGas)のIPOを
   行う予定であると発表した。今回の入札株数は9,500万単位(資本金の5%)、
   入札初期株価は31,000VNDである。

  ・国営経済グループ 試行5年経過も評価なし
  ・VNMとFPT 安定企業の増資姿勢


             ★ ★ ★ ★ ★


◎編集後記
  数十年前は全くと言っていいほど縁のなかったインターネット。現在は
  生活の一部となっており、日常茶飯事のように情報を検索・受信しています。  
  ただ、インターネットを通じて意見や情報を「発信」することは、非常に
  緊張感が伴います。ブログを公開している方も多いですが、不特定多数の
  人からどう受け取られるか、どう影響を与えるか、を考えると、簡単には
  情報を発信できません。それにしても尖閣の流出映像は、衝撃的でした…。
                          (佐藤)
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■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 佐藤
■ 編集 森口 林 HIEN
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