ベトナム投資メールマガジン
ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた 「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。
第152号『 越企業の経営状況 原始段階と評価 』
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★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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★目次 12月21日版
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▽トップニュース [ 越企業の経営状況 原始段階と評価 ]
[ 激減する発展途上国への投資資金 ]
▽ヘッドライン [ 経済・金融,ファンド・VN企業・外国企業・不動産 ]
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////
『 越企業の経営状況 原始段階と評価 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20101215-2245.html (全文)
12月14日、ホーチミン市で、国家証券委員会と国際金融機構(IFC)の
共同調査の報告があり、その中で、ベトナムでの企業経営は、
まだ原始段階である、と指摘された。
この調査は、ハノイ証券取引所(HNX)とホーチミン証券取引所(HOSE)の、
時価総額の90%以上を占める大規模上場企業、100社を対象に行われたもの。
報告によると、企業経営が基準以下だった企業が、実に43.9%を占めた。
この調査は5分野(株主権利、株主に対する対処の平等性、各関係者の
役割と権利、 情報提供の透明性、取締役会の責任)に分けて行われた。
上記の5分野の中で、最も高く評価されたのは、株主に対する対処の平等性
(65.1%)で、それ以外は、関係者の役割と権利の実現(29.2%)、
取締役会の責任(35.3%)、情報提供の透明性(39.4%)と、どれも
芳しくなかった。
調査対象となった企業は、会計監査会社の独立性、内部監査情報の不透明さ、
政府政策に関する情報と投資家への対策がない、と指摘された。(続)
『 激減する発展途上国への投資資金 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20101218-242.html (全文)
世界銀行が12月16日付で発表した最新報告によると、世界各国から
発展途上国に向けた投資資金が、2009年現在で20%減少した。
発展途上国への投資資金は2008年で7740億USDに達し、全世界のGNI
(国民総所得)の4.5%に相当するが、2009年に5980億USDまで下がって
GNIの3.7%相当となり、1.11兆VNDだった国際経済危機発生直前の
2007年と比較して、およそ半分になっている。
WBの2011年発展支援展望報告は、128の発展途上国に対する
国際経済危機の影響を強調した。そんな中、2009年の全世界のFDI資金は
2008年より40%減少し、この20年間で最大減少額の3540億USDとなった。(続)
///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////
[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
・汚職の温床 ODAの待機資金
Saigon Hanoi民間商業銀行株式会社(SHB)の、ODA借款関連の
10兆VNDの預金案件を通じて、現在のベトナムの、ODA案件の
実施遅延の原因を、確認することができる。
・2010年ベトナム輸出総額 710億USDに
・エビ輸出額、18億USDの記録を達成?
・ADB 大規模インフラ整備計画に11億USD貸付
[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
・ベトナムでの投資銀行開発傾向は
ベトナムでは、投資銀行(IB)はまだ新しいが、数社の証券会社と
ファンド管理会社がIBの簡単な業務を展開している。
・外国投資家の熱視線、ベトナム信用情報市場に集中!
信用情報活動に関する議定No.10/2010/ND-CPのガイドラインとして
国家銀行が通達No.16/2010/TT-NHNNを今年初めに発行し、民営の
信用情報センター設立を促進させている。
・対USDの「両面」
・HAGL、国際社債2億USDの発行を予定
・取引レベルNAV以下という現状 ~ベトナムの各投資ファンド~
・高騰する預金金利 年14%に制限
[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
・Standard & Poor’s Vinashin返済能力に警鐘
・Dung Quat石油精製工場 増産体制確立へ
[[ 外国企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/foreign/
・丸紅 越繊維分野に投資
現在丸紅は、ベトナムで、高品質の繊維製品の発注拡大を企図している。
[[ 不動産 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/realestate/
・ベトナム最大の石油精製工場建設、日本企業が交渉権を獲得
Thanh Hoa省最大の石油精製工場の建設をめぐって、日本の
JGCグループを含む5社で構成する合弁会社が契約交渉の権利を
獲得したことがわかった。
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◎編集後記
いよいよ今年も残すところ残り11日となりました。随分前から慌ただしく
過ごしていましたが、いよいよ大詰めといった感じです。弊社のメール
マガジンも、今年はこれが最後となります。弊社年末年始休業予定日は、
12/27(月)~1/4(火)、次号メールマガジンは来年1月11日(火)の発行と
なります。詳しくは弊社ホームページにてお知らせしますので、ご確認
下さいますようお願い申し上げます。良いお年をお迎えください。(佐藤)
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■ 編集責任者 佐藤
■ 編集 森口 斉賀 HIEN
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