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ホーム > ベトナム投資メールマガジン > 第154号『 FDI企業 小売強化、国内生産は… 』(2011/01/18)

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ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた
「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。

第154号『 FDI企業 小売強化、国内生産は… 』

★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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 ★目次 1月18日版
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 ▽トップニュース [ FDI企業 小売強化、国内生産は… ]
          [ 為替レートの不当さ 改善なるか ]
 ▽ヘッドライン  [ 経済・金融,ファンド・VN企業・不動産・
          政府方針、規則 ]
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////

  『 FDI企業 小売強化、国内生産は… 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20110112-2334.html (全文)

  2010年は輸入分野と販売分野が、投資対象として大きく注目された。
  FDI企業の小売成長が続く中で、国内での生産拡大では、翳りの色が
  濃くなってきている。
   <中略>
  2年前、Sony Vietnamは、国内生産を中止、外国から製品を輸入することを
  発表した。当時多くの人が、今後、一連の電化製品の生産、組み立て工場が
  閉鎖されるのではと思い、非常にショックを受けた。

  だが現在、「Sonyの波状効果」は、消費者にとってさほど驚くべきことでは
  なくなった。商工省の統計によると、2010年、商品販売に関して525件の
  FDI投資案件が申請されたという。

  その中で、235件が国内規定を満たすものであった。更にそのうち175件が、
  商品販売への投資の、新たな追加を希望するもので、60件は初めて投資許可を
  得たものであった。

  投資が認可された案件の中では、ベトナムのWTO加盟以前に
  ベトナム参入している企業が多かった。彼らは、ベトナムに小売拠点を置き、
  営業拡大を続けている。
   <中略>
  ベトナムでのFDI企業の「歴史的使命」は終っている。今は政策策定者が、
  外国投資調達の実績を再度見直すべき時期にきている。

  長年ベトナムは、消費者の利益を犠牲にして投資家に様々な優遇制度を施し、
  先進技術の取り込みに、大きく期待してきた。しかし実際には、
  経済開発戦略を練るにあたって、貴重な勉強の機会を得ることにもなった。
  今後は新しい背景において、外国投資家の調達戦略を企画して
  いかなくてはならないだろう。


  『 為替レートの不当さ 改善なるか 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20110117-2326.html (全文)

  ベトナムの銀行と取引する際、最も困難なことは何か。USDはどこで買えるか。
  これらの疑問は、数年前から存在し、2010年も引き続き残っていた。
  企業だけではなく、一般客もUSDを購入できない。USDのニーズがあっても、
  銀行で購入できない現状がある。

  為替レートは1USドル19,500VNDで維持されているが、ユーロ、円、ポンド、
  オーストラリア・ドル、シンガポール・ドル等、他の外貨に対するVNDの
  為替レートは頻繁に変動している。銀行のレートが1日で20~30回
  変わった時もあった。
   <中略>
  為替レートの不当さは社会全体の現れで、VNDの価値も、USDより
  高くなっている。現在、USDとカナダ・ドルの価値はどこの国でも同じだが、
  ベトナムでは違う。銀行で1USDは19,500VNDで売れるが、1カナダ・ドルは
  20,515VND。そのため、ベトナムではUSDの価値が「弱く」なっている。(続)

///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////

[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
  ・WB ベトナムの経済成長に楽観的
   世銀(WB)は2011年全世界経済展望報告書を発表した。
   その中で、ベトナム経済成長が、2011年に6.5%、
   2012年に7%に達すると予測した。

  ・自由格付け上昇のベトナム経済
   先ごろ、アメリカの研究教育機構Heritage Foundationが世界183カ国の
   経済自由化状況に関する調査結果を発表した。

  ・USD金利 急上昇
  ・ベトナム輸送分野 急発展の見込み
  ・増加ノンストップ、電化製品の輸入額
  ・2010年 越自動車業界不振
  ・輸入超過 原因はブランド品のせい?

[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
  ・カンボディア投資額、45%減の1億1,400万USD
   韓国が投資総額10億USDで中国を超え、カンボディアへの投資国で
   最大となった。

  ・銀行内取引 短期日が主流

[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
  ・VNPT 2010年売上100兆VND超
  ・KLS 業績赤字でも預金1.7兆VND

[[ 不動産 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/realestate/
  ・ベトナムの不動産、外国投資家を魅了
   Ocean Villas Group 不動産営業部は、現在、ベトナムが多くの
   外国不動産投資家に注目されていると発表した。

  ・競争激化が予想される2011年の住宅販売市場

[[ 政府方針・規則 ]] http://www.bcc-jp.com/member/rule/
  ・輸出品の付加価値税 90%を臨時的に返還


             ★ ★ ★ ★ ★


◎編集後記
  日本政府も徐々に動きを見せていますが、ベトナムでも色々と動きが
  あるようで、1月に入ってから連日、ベトナムの国会に関する記事が
  日本の新聞でも取り上げられていました。1月も半月を過ぎていますが、
  2011年の両国の政治、経済…期待できる年となるでしょうか。(佐藤)
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■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 佐藤
■ 編集 森口 斉賀 HIEN
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