ベトナム投資メールマガジン
ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた 「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。
第157号『 テト特別号 』
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~ テ ト 特 別 号 ~
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★目次 2月8日版
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▽アジアミル経済研究所 [ インフラ輸出とその課題 ]
▽テトコラム [ 新暦の新年と旧暦の新年 ]
[ ハノイ 楽しくテトを迎え ]
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///// アジアミル経済研究所 ///// http://www.bcc-jp.com/member/asia/
『 インフラ輸出とその課題 』
http://www.bcc-jp.com/member/asia/20110208-1130.html (全文)
高速鉄道、原子力発電、水道設備の輸出等々。
インフラ輸出が話題に上らない日は無いほど、インフラ輸出は注目されている。
ベトナムは、高速鉄道や原子力発電所の輸出先として、官民挙げて協力し、
原子力発電は受注にこぎつけた。
日本の技術が世界中に広まり、外貨獲得につながる事は
大いに喜ばしい事である。
しかしながら、楽観的すぎる建設資金の返済計画は、
作ってもらってしまえばこっちのもの!といったベトナムのしたたかさを
感じずにはいられない。
<中略>
早大トゥ氏によると、東海道新幹線の総着工費は3800億円
(1960年 日本のGNPの2.4%)。
世界銀行からの融資は288億円(8000万USD 総着工費7.6%)
61年に借入し、20年で完済。
一方ベトナム。
総着工費は560億USD(GDP比60%程度)
その多くを外国融資に頼ろうとしており、
日本同様40年での返済を明言するズン首相。
(返済期間に関しても誤りがあった可能性)
そもそも、高速鉄道導入前の鉄道敷設状況や利用状況の比較も、
高速鉄道導入以前に整備すべき事がある事を示唆させる。
<中略>
ベトナムの電力不足は深刻である。
2020年まで毎年13%の電力需要増を予測。 しかしながら、2010年は、
ハノイ、ホーチミン市などの都市部でも停電が頻発し、
優先的に電力を供給されるはずの工業団地もその被害を被っている。
<中略>
利益ないところに投資無し。
かつての日本が、電力の大幅値上げにより、その投資資金を
捻出したばかりか、その将来性を担保に外国からの資金調達。
産業の育成に寄与した事実を見るに、電源開発に至っては、
(1)国民への売電価格を大幅に上昇させることでの
収益事業としての安定と有望さを国内外に示す
事が最重要課題である。 (大木)
///// テトコラム ////////////////////////////////////////////////////////////////
『 新暦の新年と旧暦の新年 』
http://www.bcc-jp.com/member/column/20110208-1142.html (全文・画像)
ベトナムでは、通常、新暦と旧暦のカレンダーをどちらも使っている。
<中略>
ベトナム語には『外人テト(新暦の新年)』と『ベトナム人テト
(旧暦の新年)』という言葉がある。
この区別は、生活習慣や東洋文化、西洋文化の違いにより発生した。
暦法の研究によると、純旧暦、純新暦、旧新暦の3種類の暦(こよみ)がある。
<中略>
ここで最も興味深いのは、ベトナム人が自然に新暦と旧暦を利用している、
ということだ。日にちを確認する時、ベトナム人は必ず新暦と旧暦を見る。
そのため、現代のベトナム人は「外人テト」と「ベトナム人テト」を
両方とも迎えているが、当然「ベトナム人テト」が尊重されている。
コメ栽培国であるベトナムは、新旧暦に慣れ、生死も新旧暦と結びつけている。
ベトナム人にとって人生の中で最も重要な日にち(出生日、婚姻日、
土地の起工日等)は全て新旧暦で計算されている。
また、「ベトナム人テト」は新旧暦の1月1日であるが、「元旦テト」は
新旧暦の前年の12月23日である。12月23日、ベトナム人の家庭でも
台所の神様に対し、感謝の意を現すために、伝統料理を作り、
台所の神様を天国に送る式典を行う。(続) (HIEN)
『 ハノイ 楽しくテトを迎え 』
http://www.bcc-jp.com/member/column/20110208-1149.html
テト直前、ハノイではどこもが新年の雰囲気に満たされる。
テトを迎えるハノイ市民の様子を追った。
(※ニュースサイトにハノイのテトの様子(画像)を掲載しております。
上記URLからご覧ください。)
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◎編集後記
テト特別号、いかがでしたでしょうか。ベトナムでのテトの様子は
日本では分かりにくいかもしれませんが、今回、ベトナムのニュースからも
多くの画像を掲載しました。今年の「ベトナム人テト」の雰囲気を、
少しでも皆様にお伝えできれば、と思います。 (佐藤)
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