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ホーム > ベトナム投資メールマガジン > 第168号『 ベトナムインフレ上昇率 世界第2位に 』(2011/04/26)

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ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた
「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。

第168号『 ベトナムインフレ上昇率 世界第2位に 』

★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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 ★目次 4月26日版
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 ▽トップニュース [ ベトナムインフレ上昇率 世界第2位に ]
          [ 70日で決着を見た外貨対策 ]
 ▽ヘッドライン  [ 経済・金融,ファンド・VN企業・外国企業
          ・政府方針,規則 ]
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////

  『 ベトナムインフレ上昇率 世界第2位に 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20110420-2240.html (全文)

  現在世界で1番インフレ上昇率の高い国は、ベネズエラで、29.6%と
  なっている。ベトナムは、4月のインフレ上昇率が1.2%以上となると、
  同国に次いで、世界第2位となる。
   <中略>
  現在、世界的にもインフレ傾向にあり、国際経済の回復や、北アフリカの
  政治不安の影響から、世界的に原料やエネルギー資源の販売価格が
  上昇している。その他、多くの国が経済の落ち込みを防止するため、
  大量の資金を投入している。ただ、ベトナムのように、インフレが
  高騰するのは珍しい。
   <中略>
  インフレ高騰の原因は、主に経済活動全体の成果が低いことである。
  ここ数年、ベトナム経済への投資が拡大されてきたため、資金貸付
  成長率が急速に増加した。ただ、GDP成長は、その資金貸付成長に
  相当していない。それは、経済成長の質が低いことと同義である。

  ベトナムのインフレ上昇率は、同じアジア諸国の4~5倍で、
  新興国のインフレの数十倍高い状況となっている。

  『 70日で決着を見た外貨対策 』
  http://www.bcc-jp.com/member/rule/20110422-2303.html (全文)

  ベトナム政府は2011年2月11日より実際の状況に合わせた適切な
  為替レート政策を実施した。結果はこの70日間で自由市場の
  為替レートが、銀行ネットワークのレートと同様となり、
  銀行のレートとともに変動した。この時点では、国家銀行の主導で
  外貨市場をコントロールできたと言える。
  次回はどのように主導的管理を維持させるのだろうか?
   <中略>
  金融機関によると2011年4月14日、人民に対する外貨資金調達金利の
  上限を、3%とすることを適用した翌日に、銀行が国民から、
  銀行レートでUSDを買い取ることが可能となった。
  大銀行が1日で数百万USD、小銀行は数十万USDの買い取りができる。
  一回の買い取り価値は数千USDである。

  外貨預金からVNDの預金に交換する時の一番大きな魅力は、
  USDの預金金利とVNDの預金金利に生じる差が大きくて年間11%
  ということだ。また、大きな額のVNDで預金する場合は、
  顧客が銀行と相談して、金利を特別に上げることのできる場合も
  少なくない。(続)

///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////

[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
  ・ベトナム証券への投資傾向
   ベトナムの証券市場は、この10年間で急速な発展を続けてきたが、
   同様の経済発展を遂げた新発展国の証券市場よりまだ規模が小さい。

  ・今回はどこまで続く? ベトナムのインフレ上昇
   今年のベトナムにおけるGDP成長率は6~6.5%、インフレの上昇率では
   10%以上で、まだVNDに対する切り下げの圧力が高いと言われている。

  ・ベトナム信用格付け引き下げの危機
   Moody’sは、ベトナムの外貨準備資金が、このまま減少を続けた場合、
   ベトナムが信用格付けを、引き下げる準備があるという。

  ・対中国FDI 33%増加
   中国は現在、海外企業がこぞって進出、拡大を狙う注目市場と
   なっている。

  ・4ヶ月のFDI申請額 前年同期比47.8%減
  ・ベトナム証券市場を再生させる三つの方法
  ・4月ハノイ市の工業生産総額 3.4%増加

[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
  ・ベトナム民間企業で過去最大のM&A契約締結
   今月の記録的価値を有するM&A契約は、ベトナム市場の未来に対する
   外国投資家の信頼性の現れである。

  ・年内為替レート引き上げの可能性大
   ベトナム政府は、2011年中、準備資金率を更に引き上げ、
   再度為替レートを引き上げる可能性が非常に高い。

  ・USD預金金利 0%に引き下げを要請
  ・Vietcombank利益計画3.1% 投資家業界に衝撃
  ・売上は600兆VND ~高頻度なクレジットカード使用~

[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
  ・Vietnam Airlines 民営化に向け本格始動
  ・2010年SCBVN 業績好調約800億VND黒字

[[ 外国企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/foreign/
  ・ハイランキングなベトナム人を育てるCoca-Cola
   ベトナムにおいてハイランキングな人材を養成することはCoca-Colaが
   現地の人材を活用するための目標である。

[[ 政府方針・規則 ]] http://www.bcc-jp.com/member/rule/
  ・MobiFone民営化実施委員会を設立


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◎編集後記
  震災からの復興が進みつつありますが、未だ足踏み状態が続いている
  日本経済。数か月、数日の経済の停滞が、いかに大打撃を与えるか…
  他国の記事を読むと、この状況に焦りを感じてしまいます。今週末から、
  最長10日間の大型連休に入ります。休み返上で働く必要がある方も
  多いとは思いますが、それ以外の動ける方達には、自粛傾向を少し抑えて、
  普段以上に動き、日本経済を支えて欲しいですね。   (佐藤)
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■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 佐藤
■ 編集 森口 斉賀 HIEN
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