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ホーム > ベトナム投資メールマガジン > 第173号『WB「ベトナム経済 最大の危機乗り越えた」 』(2011/06/07)

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ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた
「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。

第173号『WB「ベトナム経済 最大の危機乗り越えた」 』

★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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 ★目次 6月7日版
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 ▽トップニュース [ WB「ベトナム経済 最大の危機乗り越えた」]
          [ 証券会社の「収入源」って?]
 ▽ヘッドライン  [ 経済・金融,ファンド・政府方針,規則 ]
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////

  『 WB「ベトナム経済 最大の危機乗り越えた」』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20110603-2245.html (全文)

  世界銀行はベトナムのインフレが6月に最高点まで上昇し、
  年末までには下降傾向を示し、2012年以降で7.5%の成長率を
  取り戻せると考えている。

  この意見はWBVietnam経済最高顧問のDeepak Mishra氏によって
  来週末に開催予定となっているCG会合の直前に発表された。

  Mishra氏は6月のCPIが前年の同期より22%高くなると考え
  (5ヵ月後にこの数字は19.78%だった)、年末まで
  規定No.11が積極的かつ徹底的に展開された場合は、インフレが
  15%に下がる可能性があると述べた。

  WBの専門家は2011年の経済成長率が年初の目標となっていた
  7~7.5%を達成しない可能性が大きいとし、その原因は
  インフレ上昇の状況や世界中の経済回復が遅れている(世界経済の
  成長率は平均3.3%、東南アジアは8.2%)ことだえると述べており、
  マクロ経済のインフラが安定の兆しを示した場合、ベトナムは
  2012年以降に7.5%の経済成長率を取り戻せるとしている。(続)

  『 証券会社の「収入源」って? 』
  http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/20110603-2249.html (全文)

  証券市場が暴落した影響を受け、証券会社が様々なリスクに
  直面している。証券会社の売上構造を見ると組織の再構築は
  避けようがない。
   <中略>
  多くの証券会社がほぼ同時期に設立されたため、現在の証券市場は
  非常に狭くなっている。証券分野での競争が激しさを増してきている。
  証券会社が多いと市場の発展を支えることになるが、競争が
  激化してくると市場の形が変わってしまう。

  証券会社の売上構造については、自己売買活動の売上が恒常的に
  高い比率を占める。統計市場によると2008年から2010年まで、
  自己売買活動の売上が全体の35%~42%を占めている。

  2010年に統計を取った94社のうち88社は売上が5.164兆VNDを達成し、
  売上全体の36.14%を占めている。1位はSBSで1.131兆VND、
  SSIが2位で7,100億VND、そしてAGRが6,420億VNDで3位に
  つけている。特に自己売買活動が主な売上を占めている会社は
  A Au証券(82.61%)、SBS証券(82.12%)、Ban Viet証券
  (70.11%)である。SSI、HPC、SHS等の上場会社も自己売買活動の
  売上が全体の中で大きな比率を占めている。(続)

///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////

[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
  ・迫られる都市鉄道整備 資金源はどこに?
   現在国内都市部では、交通渋滞を解消させるため、公共交通機関を
   一新、交通インフラを整備する必要に迫られている。その中で
   注目を集めているのは、市内鉄道と地下鉄の整備である。

  ・ODA実施順調 貿易赤字補てんに一役
   計画投資省は先日、今年5月とこの5ヶ月間の社会経済状況の報告を
   行った。それによると、今年はODA実施額が急増しているという。

  ・東アジアの自動車産業とベトナム
  ・WBから6.2億USD借款 インフラ、医療整備
  ・訪越外国人増加も、ビジネス目的は減

[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
  ・明暗クッキリ ~格差激化の金融業界~
   VND預金残高が大幅減は156兆VNDの数字と経済機関関係の
   問題が原因。

  ・USD供給減少策、USD/VNDレートの継続下降を促進か?
   国家銀行は一連の新対策適用で市場のUSD/VNDレート反応を
   待っている。

  ・USD/VND為替レート危機 依然最低維持
   国家銀行外貨管理局によると、国家銀行は引き続き、USD/VNDの
   為替レートを維持する予定であるという。

  ・5月VNDの貸付金利 昨年末より年平均3%増

[[ 政府方針・規則 ]] http://www.bcc-jp.com/member/rule/
  ・外国投資家 ベトナム政府に国営企業の民営化を催促
   シンガポールのTemasek Holdings の子会社であるST Telemediaは、
   MobiFoneの民営化が延期し続けていることに対して苛立ちを
   見せている。

  ・ビジネスマン4人、国会議員に当選
  ・2015年には企業収入税が22%まで減少


             ★ ★ ★ ★ ★


◎編集後記
  昨日まで『禁煙週間』でしたが、禁煙を実行した人はどのくらい
  いるでしょうか。禁煙週間よりも、"ペテン"やら"死んだふり"やら
  "ポスト"やらと、他に大きく取り上げられるのものがあった1週間で、
  そちらに気を取られ、禁煙することをつい忘れてしまった方も
  いるかもしれません。いつになったら社会の様々な問題が、適切に
  対処されるようになるのでしょうか…。  (佐藤)
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■ 編集責任者 佐藤
■ 編集 森口 斉賀 HIEN
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