ベトナム投資メールマガジン
ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた 「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。
第174号『 ベトナムM&Aに7つの課題 』
|
★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★目次 6月14日版
----------------------------------------------------------------------
▽トップニュース [ ベトナムM&Aに7つの課題 ]
[ 海外企業 越へ工場進出続々 ]
▽ヘッドライン [ 経済・金融,ファンド・VN企業・外国企業・
政府方針,規則 ]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////
『 ベトナムM&Aに7つの課題 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20110613-2323.html (全文)
M&Aは、買収側にとって企業開発のための「機能性の高い武器」であり、
売却側にとっては投資資金換金の手段である。「武器」であるため、
注意しなければ、両者は簡単に「怪我」をしてしまう。
経済衰退の背景において、多くのベトナム企業は、「経済の津波」の中で、
M&Aを「最後の浮標」と考えている。ただ、M&Aには7つの難題があり、
企業はこれらの問題を乗り越えなくてはいけない。
ベトナム企業は強い財政力と現代技術を持ち、世界でもブランドの高い
外国投資家を狙っている。外国投資家と提携できない場合は、
ベトナムの敵やベトナムのパートナーと交渉しなくてはならない。
ベトナム投資家に譲る場合は、安く売らなければならず、取引条件も
より厳しくなり、通常、企業の支配権もなくなる。
ただ、どんな投資家と提携しても、ベトナムでのM&Aは様々な問題に
直面し、文化の違う二つの企業を合併することは、買収側と
売却側にとって大きな挑戦となる。以下は、ベトナムでの
M&Aにとっての7つの難題である。これらを乗り越えることが
出来るか否かが、ベトナムのM&A活動の生死を分ける。(続)
『 海外企業 越へ工場進出続々 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20110608-2232.html (全文)
海外企業の中には、現在、中国で工場を持ち、今後、ベトナムへの
進出計画がある企業も少なくない。ベトナムは、生産経費や人件費が
低いことで、外国投資家の注目を集めている。
Greg Ohan-CB Richard Ellis Vietnam (CBRE)工業団地担当社長は、
駐上海CBRE代表事務所では、現在中国で活動中の外国企業が、
今後、ベトナムに活動拠点を拡大させるため、工業団地の紹介を
依頼されることが多いという。
この傾向について、Greg Ohan氏は、中国での生産経費が増加しつつ
あることと、タイの政治不安の面から、安定した政治体制と
生産経費が安価なベトナムに、注目が集まるのは、当然のことである、
と分析している。中国では最低賃金の引上げ政策を徹底的に
実施しているため、ベトナムに生産拠点を移そうとするのは
自然の流れと言える。(続)
///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////
[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
・ベトナム小売市場 格付け低下
2008年、ベトナム小売市場は、世界で最も魅力的な市場であった。
しかし2009年には第6位、2010年には第12位に落ちている。
・国内製品消費キャンペーン その成果は
「国内製品優先使用」キャンペーンの実施状況調査によると、
80%の国民が、繊維製品は国産を買う、と答えている。
・日本 ベトナムへのODA支援を維持
・都心部の大学 2025年までに郊外移設へ
・世界的な食糧価格上昇に警鐘
[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
・金利の「なぜ?」
最近の10日間で銀行ネットワークではVND金利が下がり、
一晩の貸付金利が年間11~13%、一週間の貸付金利は年間17%と
なっていて、預金金利はまだ高く、年間17~18%で維持されている。
この謎に対して正確な回答をすべきなのは規模の小さな商業銀行である。
・問題なしの国債発行は3兆VND相当
[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
・FPTS、上場計画を変更せず
[[ 外国企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/foreign/
・キリンHD、IFSとの提携で市場開発と参入ルート短縮に着手
従来の小売企業買収は技術や経営管理経験の移転等、
様々な目的で行われたが、このほど実現したKirin-IFSの提携は
販売ネットワークの構築が目標である。
[[ 政府方針・規則 ]] http://www.bcc-jp.com/member/rule/
・政府の銀行金利規定に不合理との声
現在、VNDの調達金利の上限は国家銀行により規定されている。
このやり方に反対意見が出てきた。
・ベトナムの金備蓄量はGDP20~45%相当
★ ★ ★ ★ ★
◎編集後記
東日本大震災から3ヶ月が過ぎました。私の中では非常に長い3ヶ月
でしたが、生活が儘ならなくなってしまった方々には、さらに長い
3ヶ月だったのでは、と思います。震災後の様々な状況を見ていて、
改めて、1日1日を少しも無駄にしてはいけないなと、感じています。
(佐藤)
-----------------------------------------------------------------------
■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 佐藤
■ 編集 森口 斉賀 HIEN
■ ベトナム投資ニュース http://www.bcc-jp.com/member/
■ 本メールマガジンバックナンバー http://www.bcc-jp.com/mm/
※本資料に記載された情報の正確性・安全性を保証するものではなく、
万が一、本資料に記載された情報に基づいて皆さまに何らかの不利益を
もたらすようなことがあっても、一切の責任を負いません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright(C)2011 Blue Chip Consulting Co., Ltd. All rights reserved. |
|
|
|