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ホーム > ベトナム投資メールマガジン > 第177号『 厳しい金融政策 成果とリスク 』(2011/07/05)

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ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた
「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。

第177号『 厳しい金融政策 成果とリスク 』

★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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 ★目次 7月5日版
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 ▽トップニュース [ 厳しい金融政策 成果とリスク ]
          [ FDI企業 急増する輸入超過傾向 ]
 ▽ヘッドライン  [ 経済・金融,ファンド・VN企業・外国企業 ]
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////

  『 厳しい金融政策 成果とリスク 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20110629-2058.html (全文)

  Tai Hui-Standard Chartered銀行東南アジア研究部長は、今後、
  VND安の傾向が鈍化してくる、との予測を示した。
   <中略>
  経済、金融市場の安定を図るたに採られている厳しい金融政策は、
  一定の成果を見せた一方で、経済成長の減退や、財政活動の困難といった
  弊害も出ている。銀行、企業とも借入金の返済と高額金利の支払いに、
  非常に頭を悩ませている状況だ。それを踏まえて、ベトナム政府は、
  2011年後半で、新たな対策を実施すると約束した。

  ドル化状況改善のための対策が実施されれば、USDと金の購入需要は減り、
  年末までの財政市場は安定するだろう。また、VND安のスピードも
  鈍化が見込まれ、特に第3四半期から2012年にかけて、その傾向が
  顕著となりそうだ。ただ、こうした財政政策は、2012年の物価の変動に
  影響を与えることになる。また、国家収支の複雑さと外貨準備資金は、
  今後も注目すべき問題である。(続)

  『 FDI企業 急増する輸入超過傾向 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20110629-2053.html (全文)

  ベトナム政府は、外国投資関係セクターの連続する輸入超過に
  懸念を示している。
   <中略>
  近年のFDIセクターの輸入超過額の増加に関して、調査・分析はまだ
  行われていない。ただ実際、FDI輸入額が、FDI企業の貿易業務追加
  申請件数とともに増加しているのは、明らかである。

  ホーチミン市計画投資局の統計によると、2008年、貿易業務が
  追加されたFDI企業は73社であったが、2011年にはその数が
  3倍に増加した。輸入業務を有するFDI企業のリストを見ると、
  Sony、Toshiba以外にも、Sanyo、Sharp、Pioner, Hitachi等の
  大手メーカーも見られるようになった。縫製分野や靴加工分野では、
  ベトナムで大量に加工・製造しているNike、Adidasが輸入業務を
  追加している。

  ホーチミン市の日本商工会は、日本企業が生産業務より輸出入業務を
  開発している傾向である、と報告している。

  外国投資局の統計によると、年初から現在までのFDIセクターの輸入額
  (5月を除く)は、増加傾向であるという。原油の輸出額を除くと、
  毎月FDIセクターで、2億~6.5億USD輸入超過している状況である。

///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////

[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
  ・HSBC、ベトナムのマクロ経済指標を発表
   HSBCはベトナムの再融資金利が現在の年間14%から17%まで
   上昇すると予測した。

  ・ベトナム農業開発 計画性なき現状
   これまでの数十年間、ベトナムの開発方針は、農業主流から
   工業化することで、長期社会経済開発戦略の中でも、最重要課題に
   位置付けられてきた。ただ実際には、工業開発と農業開発は
   反対の状況になっている。

  ・ベトナムマクロ経済、この半年
  ・上半期 訪越外国人内訳

[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
  ・証券への資金貸付枠が“6倍”の減少!?
   この数字は金融システムの自己資金と資本金に関する国家財政監査
   委員会の統計に基づいて出されたものである。

  ・ベトナムでのカード利用 5年後に20億USDの可能性
  ・年初6ヶ月 証券市場調達資金 対前年同期40%
  ・銀行の外貨保有比率引き下げへ

[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
  ・投資資金40兆VND削減の国営企業
   6月29日午後、ハノイ市においてHo Thanh統計総局建設投資統計部長は
   記者会見を行い、年初6ヶ月の社会経済における統計資料を発表した。
   この発表によれば国営企業は907の投資計画実施を延期し、投資申請額の
   39.2兆VNDを回収した。

  ・ベトナムで人気のビール10種


[[ 外国企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/foreign/
  ・京セラミタ ベトナムで最大規模の工場を建設
   日本の京セラミタグループは、今秋、ベトナムの多目的印刷機と
   レーザー印刷機の工場に、2億5000万USDを投資することを決定した。

  ・インドシナキャピタル、5,000万USDのファンドを開設


             ★ ★ ★ ★ ★


◎編集後記
  7月に入り、暑さはさらに本格的になってきています。各所で節電が
  行われていますが、建物に入った時、どっと汗の出る機会も増えました。
  昨年までは寒いくらいの建物もあったので、今の状況は歓迎すべき
  かもしれませんが、電車内などはやはり、その前後は確実に動き回って
  いるので、熱中症対策も兼ねて、少し涼めると良いな…と思います。
                          (佐藤)
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■ 編集責任者 佐藤
■ 編集 森口 斉賀 HIEN
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