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ホーム > ベトナム投資メールマガジン > 第186号『 2012年の経済動向と収支バランスの推移 』(2011/10/11)

ベトナム投資メールマガジン

ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた
「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。

第186号『 2012年の経済動向と収支バランスの推移 』

★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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 ★目次 10月11日版
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 ▽トップニュース [ 2012年の経済動向と収支バランスの推移 ]
          [ VietcombankとMizuho、 2銀行の相互利益とは ]
 ▽ヘッドライン  [ 経済・金融,ファンド・VN企業・外国企業・政府方針,規則 ]
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////

  『 2012年の経済動向と収支バランスの推移 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20110929-2153.html (全文)
  
  ・失業率4.5%以下を予測
  計画投資省は労働人材と就職率について、2012年に労働人材が約5,290万人、
  その内の約5,127人がベトナム国内で就労することを予測した。

  ・投資開発に1兆VNDを出資
  この数字はGDP成長率が6.5%となった場合のものであり、GDP約34%相当の金額で、
  国家予算からの投資額はその内の約180兆VNDである。
  国家の投資開発に充てられる貸付資金が約56兆VND、
  外国直接投資額は約175兆VNDと予測される。

  ・130億USDを上回る超過輸入額
  GDP成長率が6,5%に達した場合は、輸出額が1,017億USDに達し、2011年より
  13%を増加し、超過輸入額は約131億USDとなり、輸出入総額の12.9%を占める。
  GDP成長率が6%だった場合には輸出入総額が1,008億USDとなり、2011年より
  12%増、超過輸入額は約136億USDに達し、輸出入総額の13.5%を占める。
   
  ・プラスに転じる国家収支全体のバランス
  GDP成長率が6.5%の場合には国家貿易が約-43.7億USDとなる。超過輸入額は
  まだ大きいが、外国からの資金導入も多いため、キャピタルバランスとしては
  +100.3億USDの状態である。2012年は国家収支全体のバランスが約31.6億USDの
  プラスになると予測される。

  ・電気力需要に基本的な対応可能
  GDP成長率が約6.5%の場合は2012年に電力需要が約13%の増加となり、国民の生活に
  必要な電力は約1,067億KWH、生産用で約1,204億KWH(輸入電力約40億KWHを含む)となる。
  電力の調達先について計画投資省は、新たに稼働する2,800MW規模の発電所によって
  2011年末まで24,000MWの電力が調できる可能性があるとした。

  現在、実施されている発電計画が予定通りに進み、電力の効果的な節約が実現された場合
  来年の電力需要には基本的に対応が可能となる。(続)



  『 VietcombankとMizuho、 2銀行の相互利益とは 』
  http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/20111003-2255.html (全文)

  ベトナム貿易銀行株式会社 (Vietcombank) は、Muzuho銀行有限会社(MHCB)と、
  Vietcombank資本金の15%相当となる株式の売買契約を締結した。

  今回の投資に関してMizuho銀行のプレスリリースでは、
  日越関係について、これから長期に渡って
  両国の貿易・直接投資を緊密に行っていくことを強調した。

  この二大銀行の提携は、MHFG財政グループとVietcombankグループの
  協力関係を高めることになる。
  両社の協力内容は企業の財政分野、投資銀行、小売の財政分野だけに制限されない。

  MHCBはすでにハノイ市とホーチミン市で支店を開設している。
  この協力関係はベトナムにおけるMHCBの営業活動の開発を支え、
  Vietcombankのネットワークを通じて、MHCBの顧客に情報を提供することができるようになる。

  両社の営業協力内容について、会社の取引、投資銀行、
  証券取引、銀行の連携で資金貸出、投資案件に対する財政支援の他、
  貿易活動に対する支援等のことが含まれる。
  これらの活動はMHCB、Mizuho Bank.、Ltd、
  Mizuho Securities Co.,Ltdの3社の専門能力で展開される。

  上記の3社は製品、内部リスクの管理、内部監査等の分野の人材育成を通じて
  技術的支援も供給していく予定。


///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////

[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
  ・ベトナム男女比偏重、深刻化目前
   最近発表された人口予測によると、このまま何の対策も講じなかった場合、
   2015年にベトナム国内の男女比率は113/100に、2020年には115/100になることが明らかになった。
   実数に換算すると、2020年時点で、男性が女性よりも230万~430万人多い計算となる。

  ・先週のマクロ経済概況
  ・ベトナム米 最大輸入国はインドネシア
  ・日本人目線で見るベトナム経済と証券
  ・国内海運企業 軒並み倒産危機
   年初6ヶ月、海運単価が前年同期より下がったのに対し、実際の貨物量も少なかった。
   オーダーが少ないため、運搬会社同士での競争が激しくなり、
   さらに運搬単価を下げることとなり、後払い等のサービスを実施するため、
   状況は、厳しさを増すばかりとなっている。

  ・ベトナム、急増する国の借金
   政府には公的投資を切り下げする向きがあるが、実際、公的投資額はまだ増加している。
   それは公的投資に関する規定がまだ緩いためだろう。
   また多くの場合で、公的投資の切り下げが優先順位に沿って行われない、
   という問題もある。重要案件で完成間近の計画が、突然に投資中止となることもある。

  ・WB ベトナム公的負債状況を調査
  ・クウェート 越石油精製工場投資に62億USD調達予定
  ・FDIの不良社債 約8,000万USDに
   政府管理機関の統計によると、現在、約23の台湾企業、韓国企業の投資計画が、
   投資許可が下りたにもかかわらず、解体、倒産という状況となっている。

  ・2012年の経済動向と収支バランスの推移

[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
  ・急落のVN-Index 安定回復の兆しは
   今年第3四半期末、VN-Indexは427.60ポイントで、年初より11.77%下落となった。
   また、HNX-Indexは71.34ポイント、年初から37.53%の下落となり、
   2009年2月以降、最低値を更新することとなった。
   この結果は、マクロ的指数が非常に悪いことの反映でもある。

  ・今年第3四半期のハノイ証券取引所ではVNDSがトップ
  ・VietcombankとMizuho、 2銀行の相互利益とは
  ・外国投資家 ベトナム水産分野に熱視線
   最近、アイスランドのある水産会社がベトナムのナマズ加工工場を買収した。
   これは外国投資家がベトナム水産分野への参入に意欲的なことを示している。

  ・VCBが株式15%を3万4,000VNDでみずほに売却

[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
  ・民営化のVNSteel 日本でパートナー探し
   VNSteel (ベトナム鉄公社)は10月1日から株式会社として活動をスタートさせ、
   10月中に日本において戦略株主として、投資を誘致する予定となっている。

[[ 外国企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/foreign/
  ・ECC 不安あるもアジア開発に意欲
   現地の消費能力と不動産価値から、アジアの中では、
   ベトナムとタイに高い潜在性があるとの評価を下した。

  ・日産 ヨーロッパで記録的売上達成
  ・日本への派遣時=研修生、帰国後=CEO
   日本は大量のベトナム人を受け入れている国ではないが、労働者に対して
   良好な専門的な知識と就職時の態度が養成できると評価されている。

  ・ベトナムに視線集中 ~台湾の投資家~
  ・ロッテのベトナム25店舗展開計画
  ・日本がNinh Thuan 2原発支援に5,520億VNDを出資

[[ 政府方針・規則 ]] http://www.bcc-jp.com/member/rule/
  ・最低給与、月105万VNDに引き上げ


             ★ ★ ★ ★ ★


◎編集後記
  地域活性化、という言葉はよく耳にしますが、実際に功を奏するのは、
  難しいものだ、と感じています。私の地元では、10年以上前は「折鶴伝説の街」
  だったのが、今は「マコモの里」となっています。
  どちらも、私にとってはなじみの薄い物なのですが、
  「水木しげる」ロードのように、当初地元で大反対されたものが、
  大成功を納めるケースがあることも考えれば、地域活性化も数を打てば、
  いつかはあたりが出るかも・・・?             (森口)
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■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 森口
■ 編集 佐藤 斉賀 HIEN
■ ベトナム投資ニュース http://www.bcc-jp.com/member/
■ 本メールマガジンバックナンバー http://www.bcc-jp.com/mm/

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