ベトナム投資メールマガジン
ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた 「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。
第192号『 ベトナム経済 2012年は安定化 』
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★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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★目次 1月10日版
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▽年頭あいさつ
▽トップニュース [ ベトナム経済 2012年は安定化 ~JP Morgan Chase~ ]
[ 輸入品の優遇課税措置 2012年も加速 ]
▽ヘッドライン [ 経済・金融,ファンド・VN企業・不動産・政府方針,規則 ]
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◎年頭あいさつ
弊社は、02年の設立以来、国内外企業への経営支援と投資事業を主軸とし、
06年度からはベトナムに拠点の中心を移し、展開して参りました。
昨年の世界経済減速の余波は非常に大きく、
弊社にも事業戦略の大きな転換を迫りました。
弊社出資先の、ベトナム投資銀行は昨年、2億USDのM&Aや、
他外資系金融機関を顧客として獲得するなど、目覚ましい業績を上げました。
しかしながら、株式評価、当社収益には結び付きませんでした。
資本関係の再構築を図り、新たな収益基盤を確立へ
リスクマネー激減や、企業業績の悪化は、
様々な権利関係の固執を生み、その解決を複雑にしています。
例えば、株式をはじめとする資本関係。
事業承継や出資を仰ぐ中で株式の離散(経営権限の離散)は、
経営スピートを低下させるだけでなく、
経営陣のやる気をも削ぎ、企業業績に重大な影響を及ぼします。
本年度の弊社は、資本関係再構築及び経営戦略立て直しによる、
再生再建事業を通して社会に貢献し続けることを使命と考え、
全力を尽くしてまいります。
本年度も宜しくお願いします。
株式会社ブルーチップ・コンサルティング
代表取締役 大木健司
///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////
『 ベトナム経済 2012年は安定化 ~JP Morgan Chase~ 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20120105-2157.html(全文)
JP Morgan Chaseの専門家は、2012年にベトナムのマクロ経済は、
前の年より安定するだろうと分析した。
これは現在までに実施されてきた政策を高く評価する観点からの分析であり、
JP Morgan Chaseは難航した財政政策も最終的には評価している。
因みに8月の時点からインフレの上昇率と超過輸入額は減少の傾向を示している。
JP Morgan Chase の報告書には「インフレのさらなる減少が期待され、政府は
「第1目標成長」の政策に代わって「経済の安定」を優先させることにより、
ベトナム経済に関する基本的な要素が改善される」と掲載された。結果として
ベトナムにおけるインフレは順調に抑制されるとともに、収支の現状も支えられ、
2012年の外貨準備資金が2011年より増加する見込みとなった。
ただ、JP Morgan Chaseによると、現在、現時点でベトナム銀行ネットワークに
危機が発生する可能性は低いが、ベトナム銀行の質はベトナムの経済にとって
懸念される大きな問題となっている。他にも、JP Morgan Chaseはベトナム政府が
現在の財政政策を中止するのは時期尚早との考えを示している。(続)
『 輸入品の優遇課税措置 2012年も加速 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20120109-2331.html(全文)
2012年も引き続き、ベトナムへの輸入品には、さまざまな免税が科せられることになる。
その中には、貿易協定に基づいて免税される商品も多い。
現在、アセアン地域から輸入される商品の多くが免税されている。
財務省によると、ベトナムは今後、9,368種の商品に免税していく予定であるという。
その他、2012年中にアセアンから輸入される農産物への課税を、半減させる予定であるとのこと。
具体的には鶏肉、玄米、ミカン、豚肉製品(ハム等)、牛肉製品の輸入税が、
10~20%から5~10%に減税されることになっている。
ベトナムはFTA ASEAN・中国が締結した2004年以降の、
5年間で輸入税の削減スピードが、ほかに比べると遅い国であった。
しかし2010年~2015年にかけて、そのスピードは多少加速する。
2008年1月1日以降、ベトナムは未加工の中国産農産物に対して、輸入税を免除している。(続)
///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////
[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
・2010年、銀行員の平均所得
銀行員の収入は、業績と行員数の二つの要素で掲載されている。
Vietcombankの場合、2010年の給与は、総収入-総支出(給与を除く)で計算されている。
VietinbankとVietcombankは、昨年同様、最高額を維持する可能性が高い。
この2社は、2011年も銀行分野で最高益を達成している。
・給料上がれど物価も上がる ハノイ最高給与、月5,000万VND
2011年、民間企業の最高給与は、月4,500万VND、公務員では月2,800万VND、
FDIセクターでは月5,000万VNDとなった。
2011年の企業の平均給与は、前年に比べ多少高くなったが、
物価の上昇が続いているため、実際には、労働者の生活は困難になっている。
・輸入品の優遇課税措置 2012年も加速
・2012年 USD/VNDレート 5%上昇に収まる?
・ベトナムが世界最大のビール消費国に仲間入り
・潜在力を持つ投資先15カ国の中にベトナム
・ベトナム経済 2012年は安定化 ~JP Morgan Chase~
[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
・VN30に次ぐ外国投資家用指数、誕生か
VN30は、各証券取引所が試行的に適用した新計算方式で、
VN-Indexの代表として活用されている。
近い将来HOSEは、VN30と同様のインデックスを適用する計画があり、
外国投資の枠を追加に入れ、外国投資家用の投資枠が無くなった銘柄を除いていく予定だ。
・2011、投資ファンドは赤字年
ベトナム証券市場で活動している31の投資ファンドの中で、
2011年に純資産(NAV)がプラスとなったのは、わずか1ファンドであった。
それはVinaCapitalのVietnam Fixed Income Fundで、それでもNAVの成長率は年 0.5%であった。
・消えゆくアジアのメジャー投資ファンド in 2012
2011年11月現在でアジアの投資ファンドは8.7%の赤字となっており、
2011年は赤字が史上2番目に高い年となった。同時にアジア太平洋証券市場の
MSCIは17%の下落を示しており、この原因はヨーロッパの公的債務が全世界の
経済に影響を与える懸念があるからだと言われている。
・多数の銀行で起きた社長交代劇
[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
・携帯電話使用者の60%が利用するMobiFoneのサービス
携帯電話でインターネットを利用する習慣のあるベトナム消費者への調査結果によると、
MobiFoneが圧倒的なシェアを占め、Mobile Internetの60%となっている。
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◎編集後記
まとまった休暇を利用して、いま流行の片づけ術を実践しました。
結果、ごみ袋15超…6畳1室がまるまる捨てるもので埋まる、という状況に、
「今まで、私は何と一緒に暮らしてきたのか」と、改めて驚かされました。
このスッキリ感を失うことなく、1年を過ごせたら…と強く希望する
年の初めとなっています。(森口)
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■ 編集責任者 森口
■ 編集 斉賀 HIEN
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