ベトナム投資メールマガジン
ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた 「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。
第194号『 外国自動車製造 ベトナム離れ進む 』
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★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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★目次 2月14日版
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▽トップニュース [ 外国自動車製造 ベトナム離れ進む ]
[ 不動産価格、20年間で100倍に上昇 ]
▽ヘッドライン [ 経済・金融,ファンド・VN企業・外国企業・不動産・政府方針,規則 ]
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////
『 外国自動車製造 ベトナム離れ進む 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20120206-2218.html(全文)
外国自動車製造会社がベトナムに進出して約10年、国内の製造レーンは、
まだ組立のみの状況で、投資拡大の見込みは薄まってきている。
何社かの外国企業は、ベトナム撤退も視野に入れ検討しているという。
<登録料引き上げは下策>
車両の登録費用の増額が各都市で進んでおり、 ホーチミン市で15%、
ハノイ市で20%UPとなり、ナンバープレートの登録費用は、2012年1月1日以降で、
ハノイ市で1台当たり2,000万VNDに引き上げられた。
この政府決定により、自動車産業は再び困難な状況に直面している。
市場が狭まり、投資家に対する魅力も弱まることが懸念されている。
(中略)
トヨタベトナム社長-Tachibana氏は、2018年までに外国投資系の自動車会社が、
残っても3社ほどだろう、と語っている。ただ多くの専門家は、3社でもまだ多い、
と考えている。場合によっては、電子製品生産会社と同様駐在事務所だけ残し、
輸入車販売しか展開しなくなる可能性も考えられる、というのだ。
このままいけば、ベトナム自動車市場の将来は、外国自動車合弁会社に
完全に掌握されることになるだろう。しかもその時点で、合弁会社がベトナムで
製造・組立作業続けているかどうかも怪しい。
タイ、インドネシア等の国から車両を輸入し、販売活動だけを行うことも
可能性としては、高いのだ。(続)
『 不動産価格、20年間で100倍に上昇 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/realestate/20120202-2301.html(全文)
90年代から現在までにベトナムの不動産市場は3回のブームを経験した。
その時期は1991年~1993年、2001年~2003年、2007年~2008年である。
20年でベトナムの不動産価格は100倍に上昇した。
この間、マンションの投資計画が主にトレーディングされ、
高級マンションのトレーディングも順調だったため、利益が非常に大きかった。
この影響でマンション価格は労働者の年間収入の25倍まで上昇し、
先進国の5倍となり、後進国より10倍も高くなっている。
資源環境省次官-Vo氏は、「ベトナムの不動産価格は世界一の高さだが、労働者の所得は
世界の中で非常に低い」と語る。
建設省が発表した2009年の統計によれば、都会で4,750世帯、農村では7,897世帯が
家を所有していない。また、戸籍・住宅に関する統計総局の調査結果によると、
現在、160万世帯が借家に住んでいる。
さらに、都会には面積15平米以下の住宅が50万戸も存在しているという。
(中略)
2000年~2009年の10年間でベトナム全国の住宅面積は約7.06億平米に拡大し、
10年前に比べ10倍増加した。今後の10年における住宅開発戦略は低所得、貧困者
を中心とした人類のミレニアム目標となる。
///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////
[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
・日系企業、ベトナム進出ブーム到来!
日系企業のベトナム進出が、ブームになっている。
2011年、ベトナム進出を果たした日系企業は208社に上り、
今後の対越投資額は、計画されているだけで、18億USDにもなるという。
・危機感漂う2012年のベトナム経済
専門家によれば、2012年のベトナム経済の展望は
外部からの影響でマクロ経済と財政面が損害を被りやすい。
・2012年1月の訪越外国人は63万人
2012年1月末の時点でベトナムは約6.3万人の外国人を迎えた。
そのうち、観光・保養目的で訪れた外国人は36万5千人に達し、前年同期より21.6%増えた。
・ベトナムの高給取りは誰だ?
・国際メディアから見た「小国」ベトナム
・2011年、ベトナムの対カンボジア投資6.31億USD
・外国自動車製造 ベトナム離れ進む
・1月ハノイ市工業団地 FDI調達約1億USD
[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
・利益35%増の上場9行、経済不況の向かい風に立つ!
2011年末の時点で上場9行では顧客の預金残高が915兆VNDを超えており、
2010年比で18%の増加となっている。このうち、CTG、VCB、ACBの大手3行が
全体の69%を占めた。特にCTGは256兆VNDで、全体の28%となっている。
・アメリカの銀行会長、15億USDをベトナムに持参
アメリカ輸出入銀行の会長がベトナムを訪問した目的は、ベトナムにおける
重点的なインフラ整備計画に15億USDの資金供給を促進させるためである。
・ベトナム証券市場、1月の新規参入外国投資家は20人
・前年同期のわずか1/40 ~1月のFDI~
[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
・好調Vinamilk 1月輸出額、前年比5倍
2012年1月、Vinamilkは輸出額2,230万USDとなり、前年同期の5倍増となった。
Vinamilkの製品は現在、世界16カ国に輸出されている。
・投資計画61件を調達 ~Hoa Lacハイテクパーク~
[[ 外国企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/foreign/
・資生堂 ベトナム市場で取扱い中止
TL名義の店舗は資生堂と提携した2年間、全て30~60%赤字であったのに、
SCV名義の店舗では逆の状況であった。各投資家側がSCVと協議して
赤字状況について説明を求めたが、両者の意見が統一できなかった。
・Google、Facebook等 ベトナムへの納税一切なし
Googleを含む外国インターネット企業は、ベトナム国内に駐在事務所を置いていない。
そのため、ベトナム市場で大きな利益を上げていても、
彼らがベトナムに税金を払うことは一切ない。
・ブリジストン ベトナム初のタイヤ生産工場建設へ
・日本人がベトナムで買うもの
・ベトナムに50億円を投資した日本の大手企業
[[ 不動産 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/realestate/
・需給激減が予想される2012年の不動産
2011年に投資資金の不足が長引いたため、各不動産企業は投資活動を停止した。
多くの案件が中止となり、建設計画の延期されたため、
2012年は不動産の供給源が大幅に減少する。
・不動産価格、20年間で100倍に上昇
[[ 政府方針・規則 ]] http://www.bcc-jp.com/member/rule/
・在越外国人労働者の管理機関は?
2011年9月末現在でベトナムの在住外国人数は7万8,440人に増えた。
そのうち認可されたのは4万1,529人、認可対象外の人数が5,581人、
認可を得ていない数は、全体の39.9%を占める3万1,330人である。
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◎編集後記
職場で、「君は、小粒だがピリリと辛いね。」と言われたので、
今年のバレンタインデーには、黒胡椒入りチョコを用意しました。
ここ数年、デパートの特設売り場でも変り種のチョコレートが増えていて、
人に差し上げるもの、と思いつつも、ついつい遊び心をくすぐられてしまします。
感謝の気持ちが、ちゃんと伝われば良いのですが…。(森口)
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■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 森口
■ 編集 斉賀 HIEN
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■ 本メールマガジンバックナンバー http://www.bcc-jp.com/mm/
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