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ホーム > ベトナム投資メールマガジン > 第195号『 ベトナム経済、2012年はまだ我慢の時期 』(2012/02/28)

ベトナム投資メールマガジン

ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた
「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。

第195号『 ベトナム経済、2012年はまだ我慢の時期 』

★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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 ★目次 2月28日版
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 ▽トップニュース [ ベトナム経済、2012年はまだ我慢の時期 ]
          [ カジノリゾートはベトナムを潤すか。 ]
 ▽ヘッドライン  [ 経済・金融,ファンド・VN企業・外国企業・不動産・政府方針,規則 ]
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////

  『 ベトナム経済、2012年はまだ我慢の時期 』
  http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/20120223-2124.html(全文)
  
  20日発表のベトナム経済全般に関する報告書で、HSBCは
  ベトナムの経済が全体的に好転の兆しを見せているが、
  もう少し「我慢する」必要があると分析した。

  HSBCは、インフレ上昇率は徐々に落ち着き、
  2012年末には10%以下に抑えられるだろうことを強調した。
  これから年末にかけては、金利の下がる機会が来ると共に、
  輸入のニーズが減って、為替レートが
  国家銀行の管理能力範囲内でコントロールできるようになる。
  この影響でVNDが2012年に安定し、経済成長は輸出額と
  消費減少で前年より少し遅れるという。

  HSBCは、ベトナムのマクロ経済は2011年の初めと比較してかなり安定している、という。
  1月のインフレが前年の同期より下降して
  17.3%になったが、2012年末で10%以下まで抑制されることに、
  大きな期待が寄せられている。

  ただ、多くの投資家と国民はまだ慎重になっているため、
  国内需要や輸出額が2012年に多少減るとも予測している。

  2011年はインフレが急激に上昇しため、ベトナム国民と外国投資家はまだ安心していない。
  価格は徐々に下がるため、インフレも下降すると予測されるが、
  どの程度で推移するかが懸念されている。(続)

  

  『 カジノリゾートはベトナムを潤すか。 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20120220-2309.html(全文)

  政府の認可が下りれば、今後ベトナムでは、
  数億USDの海外からのカジノ投資計画が実行に移されることになる。
  政府はカジノを認可するか?
  以下は、外国投資関係企業協会(VAFIE)会長-Nguyen Mai氏の意見である。

  Mai氏:アジア地域を見渡してみると、カジノと言えばマカオしかなく、
  中国にも香港にもカジノ施設は存在しない。
  だから、中国人も香港人も、カジノといえば、マカオに行くしかなかった。
  ただ、現在は政府機関が様々な賭博行為の管理を行っており、
  外国に賭け事しに行く中国人は大幅に減少している。
  (中略)
  ベトナム人は元々賭け事を愛するところがあるので、国内の大規模カジノ施設の建設は、
  大きな社会問題につながりかねないのではないだろうか。
  (中略)
  もし、外国投資家が国内にカジノ施設を建設し、政府もベトナム人の立ち入りを許可すれば、
  国内カジノは大繁盛することだろう。

  昨今の経済成長により富裕層が増加していることもあり、
  国内でのカジノ建設には良いタイミングなのかもしれない。(続)

///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////

[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
  ・FDI企業はベトナムに貢献できているか
   現在までに、FDI企業が生産総額の57.7%相当の資材やサービスを、
   輸入調達しているため、ベトナム国内市場の発展には、余り貢献できていない。

  ・裾野産業 発展のカギは日本企業誘致
   現在、大手の自動車会社、バイクメーカーがベトナムに進出しているため、
   生産部品、電気部品等の裾野産業への投資は、今後、日本企業が注目している分野の一つである。

  ・ベトナム工業団地 急開発の光と影
   工業団地の開発は世論の高い関心を集めている。特に、国会では工業団地の開発に対し、
   土地、資金の浪費であるとし、このまま農作用地が侵され続ければ、
   社会問題が発生すると恐れる意見も噴出している。

  ・Alan Phan博士激白、2012年はM&Aの大変動期
   ベトナムでのM&A活動は積極的だが、問題も山積されていて
   各企業はこのチャンスをまだ利用できているとは言い難い。

  ・2020年には4.6%止まりの可能性 ~ベトナムのGDP成長率~
   今後10年間で、ベトナムにおける労働人材の成長率が、0.6%に下がることが予想される
  (現時点では2.8%)とともに、生産能力の拡大および分野構造の移転が、
  今のまま維持された場合、経済成長率は年間4.6%程度まで下がる可能性が高い。

  ・売上急増企業ベスト500社発表
  ・JICA ベトナムの食品安全管理を支援
  ・誤差は驚異の100億USD! ~FDI統計~
  ・カジノリゾートはベトナムを潤すか。
  ・Zing.vn 国内最多検索数サイト


[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
  ・VND 対USDレート上昇はなぜ?
   最近、VNDの価値が上がっている。
   その理由は、輸入超過額の減少や、在外ベトナム人の多額送金とされている。
   ただ、根本的な原因がどこにあるのか、まだ充分な分析はされていない。

  ・Dragon Capital社長が断言「ベトナム証券市場は回復間近」
   Dragon Capitalは、インフレの上昇にブレーキがかかりつつあることや
   国家銀行が金利を下げることで、ベトナムの証券市場は
   次の第2四半期と第3四半期に、上昇する可能性があると述べた。

  ・ベトナム経済、2012年はまだ我慢の時期

[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
  ・ベトナム企業、ラオスに積極投資
   2011年~2015年の経済社会開発計画では、最低8%の経済成長の目標を達成するため、
   ラオスは毎年16億USDの外国投資資金調達が必要である。

[[ 外国企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/foreign/
  ・米大手の石油会社、ベトナムの資産を全て売却
   Conoco Phillipsgは、ベトナムでの財産を12.9億USDで全て
   フランスのPerenco SAに売った。
   これは約15年間ベトナムで活動したConoco Phillips の撤退を意味する。

  ・なぜ?中国で相次ぐ外国大手企業の失敗
   中国は外国の大手メーカーにとって「勝ち抜くため」に必要な市場である。
   しかし、中国市場で失敗した外国企業は多くい。
   この原因は西洋やアメリカの企業が強大になった中国企業に対抗できる営業方式や、
   人材を適切な形で適用しなかったことにある。

  ・外国の小売企業はベトナム製品がお好き

[[ 不動産 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/realestate/
  ・ハノイ市都心の地価1平米、最高で2,920万VND
 
[[ 政府方針・規則 ]] http://www.bcc-jp.com/member/rule/
  ・ロシアがベトナムにミサイルの製造技術を提供
   これは海岸防衛活動の強化を見据えたベトナムの動きと言える。
   Bloombergによると、対艦弾道ミサイルは基本的にロシアの
   Uran対艦弾道ミサイルの技術を駆使して生産される。

  ・実行可能!? 国営企業改善計画は2日で1社の強行軍
   計画では2012年の第1四半期で国営企業21社が民営化されているはずで、
   2日間で1社の改善が完了していなければならない。

  ・ゴミ発電所の整備費は4億USD


             ★ ★ ★ ★ ★


◎編集後記
  日曜日は、東京マラソンでした。長距離観戦が大好きな私としては、
  冬になると毎週のようにテレビにくぎ付けになってしまいます。
  現在男子マラソンは、日本記録と世界記録の間に約2分の差があって、
  その停滞ぶりが嘆かれています。今回の東京で優勝したケニアの選手でも、
  五輪の代表には名前が挙がっていないとのこと。
  それぞれの勝負の世界に、様々な国の強豪がいるのですね。(森口)
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■ 編集責任者 森口
■ 編集 斉賀 HIEN
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■ 本メールマガジンバックナンバー http://www.bcc-jp.com/mm/

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