ベトナム投資メールマガジン
ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた 「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。
第206号『 ベトナムと外国投資資金に見る12年 』
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★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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★目次 8月7日版
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▽トップニュース [ ベトナムと外国投資資金に見る12年 ]
[ 増える不法滞在労働者 原因とその未来 ]
▽ヘッドライン [ 経済・金融,ファンド・VN企業・政府方針,規則 ]
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////
『 ベトナムと外国投資資金に見る12年 』
http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/20120726-2042.html(全文)
2013年~2014年は外国投資ファンドの解体期にあたるため
ベトナムでは外国投資資金の確保が時事問題となっている。
ベトナム証券市場の歴史上で外国投資資金は多くの役割を持ち、
市場引き上げの財政力となっている。
しかし、外国投資資金がベトナム証券市場の変動に悪影響を与えた場面も少なくない。
Dragon Capitalは年に2回、定期的に株主総会を実施している。
今回の総会ではベトナム証券市場で投資を維持するか、換金するか投票で決める予定。
2010年に同社管理のVEIL (Vietnam Enterprise Investments Limited)が消滅状態となったとき、
世論の注目を集めた。
だが、このプレッシャーを乗越えたVEILは、ベトナムでの活動を維持することができた。
1995年設立のVEILファンドは第1世代(1991年~1997年の設立)のファンド。
ベトナム証券市場で活動する珍しい外国投資ファンドでもある。
第1世代の共通点は規模が小さく、ハイリスクハイリターンで設立され、
国営企業とベトナム証券市場に投資チャンスの存在を示してきた。
(中略)
外国投資資金の参入によってベトナム証券市場は奇跡の成長を遂げたが、
その後の短期間で外国投資家が投資資金を換金したため、投資家業界は大きな損害を被った。
2008年以降は第2世代投資ファンドにとって苦しい時期となる。
全ての投資ファンドがベトナム証券市場のブーム的な上昇期に出資し、
高額で大量の株式を購入した。これらはことごとく大きな赤字となった。
(中略)
2013年~2014年は第2世代の投資ファンドにとって換金時である。
今後6ヶ月~18ヶ月でベトナムの証券市場が直面する課題はより大きくなるはずだ。(続)
『 増える不法滞在労働者 原因とその未来 』
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20120806-2315.html(全文)
現在、多くのベトナム人が、「海外に行けば稼げる」と言う考えを持って、海を渡っている。
それとは逆に、最近はベトナムに不法滞在している
外国人労働者の増加が問題視されるようになってきている。
今年5月までに、すでに31,000人の外国労働者が、不法滞在していることが確認されている。
原因は簡単だ。
企業の生産能力を高めるため、特にハイテク分野に従事する労働者を、
企業が必要としているからだ。
ベトナムの一般労働者では、企業の需要には対応できないため、
上記のような状況が起こってしまう。
企業も優先給与制度を設けており、仕事の圧力もさほど高くないベトナムは、
外国人労働者にとって居心地の良い国となっている。
こうした状況を見た多くの専門家は、政府の外国人労働者への対応の仕方や、
法律の緩さに警鐘をならしている。
(中略)
不法滞在者を処分する法律もまだまだ未整備だ。処罰措置もはっきり規定されていない。
規定によれば、局に報告なく、外国労働者を利用している企業があった場合、
罰金が課されることになっている。
しかしこの金額も、外国人労働者から得られる利益と比べれば、かなり小さいため、
多くの企業が、罰金を支払ってでも、外国人労働者を利用しているのだ。(続)
///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////
[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
・ANZ ベトナム財政政策に一定の評価
ANZは、現在の国内政策について、
2012年~2013年経済成長・インフレ抑制の計画の実施に向けて、
正しい方向で適用されている、と評価している。
・HSBC、懸念するのは資金貸付の成長速度
ベトナム政府は成功にマクロ経済を安定させたが、
資金貸付成長スピードの下降傾向を受け、銀行金利も
同様の状態であることがHSBCの最新報告書で分かった。
・国一番の債務者は誰だ?曖昧な責任の所在
先日発表された国家銀行監査機関のデータによると、不良社債(回収不可の借金)が、
ベトナム銀行ネットワーク全体の貸付総額の8.6%を占めているという。
不良社債の大半(50.5%)を占めているのは国営商業銀行で、民間商業銀行が27.8%、
外国銀行が4.2%、他の財政機関が17.5%を占めているという結果だった。
・7月までのFDI投資状況
現在までのデータをもとに計画投資省外国投資管理局は、今年7月までの対越FDI申請額を、
80.3億USD、額にして前年同期比66.9%相当と発表した。
・2012年第2Q 上場企業の業績状況
2012年7月28日の時点で、上場会社702社のうち、608社が2012年第2四半期の
会計報告書の提出を終えた。1週間前と比べても、最大売上と利益を達した会社の順番に、
大きな変動はないようだ。
企業の財政状況についていえば、社債の返済が財政を圧迫しているといえる。
・増える不法滞在労働者 原因とその未来
・伸びるベトナムの粉ミルク消費、年間売上17%増
・7月までの、ベトナム歳入と支出
・水産業界、2020年までに輸出目標110億USD
[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
・証券会社15社の資金、36%が委託
証券会社15社の現金資金のうち、36%は投資家のものであることが明らかとなった。
これは15社からとった統計の平均比率である。調査対象となった15社はいずれも、
安全使用可能資金の比率が1292.26~130.12%を満たし、
資本金が2.025兆~350億VNDを有する会社である。
・国家銀行発表:金利、最高で年間15%に
2012年7月23日~27日の週の銀行活動に関する情報を、国家銀行が発表した。
それによると、現在、農業・農村・輸出・中小企業および、
裾野産業に対する貸付金利は年間13%が適用されており、他の分野は12%~15%となっている。
・2012年の為替レート、1USD<21,500VNDに変化なし
HSBCの予測では2013年に入るとベトナム経済状況が上向いて、成長率も5.8%に達し、
年末の為替レートが1USDあたり21,500VNDに上昇する。
為替レートは2%~3%で推移し、加工変動率の9%~10%より低くなる。
・8月13日、再び国債5.5兆VNDを入札
・計画開発銀行(BIDV)社債発行が成功
・ベトナムと外国投資資金に見る12年
[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/vn/vn/
・ベトナム企業は楽観主義?! ~Grant Thornton発表~
ベトナム企業は今後の業績について、他のアセアン諸国の企業より楽観的に考えている。
調査対象となった企業の51%が、今後1年間で売上の増加を期待している。
ベトナムの場合は86%が売上増を期待し、フィリピンは44%となっている。
また、シンガポールの企業は19%で利益増加にあまり期待していない。
・倒産、廃業、営業停止で3万社オーバー
7月20日現在でベトナム全国には新設企業が4万社あり、
資本金の登録金額は247.2兆VND。前年同期比では企業数が12.7%減っており、
登録金額は11.6%の減少となっている。
・プラスチック関連企業、全上場会社が利益アップ
不動産市場の下落や他の分野の生産能力減少に影響を受けているものの、
ベトナム市場で上場しているプラスチック会社は、今年前半の利益が増えている。
・ベトナム証券市場で黒字1兆VND超えの12社
[[ 政府方針・規則 ]] http://www.bcc-jp.com/member/rule/rule/
・ベトナムの公的債務、レッドゾーンに突入!
国会経済委員会によると、国営企業の不良債務を国家予算で負担しない場合、
公的債務の安定性は危険な状態となる。
返済の金額は2012年だけで約54億USDにも上り、前年のGDP換算で実に4.5%相当となる。
・ベトナム政府、証券に関する新たなガイドラインを発行
このガイドラインは、証券売買、上場、証券取引、証券投資、証券市場に関する
証券法と証券法補足法実施の、詳細内容を規定するものとなっている。
また、銀行分野、証券分野、保険の分野で2年以上の活動経験を有する外国投資家が
ベトナムでの証券会社への出資及び100%の所有が可能と規定された。
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◎編集後記
デスクワークとはいえ、熱中症を警戒して毎日1本のスポーツドリンクを
飲むようにしています。先日、糖分が気になる場合は、
2分の1に薄めても良い、という話を聞いて、500mlを1lに増やして飲んでいます。
これがホントの水増し、ですね。
さて、当社は来週13日(月)~19日(日)まで夏季休業とさせていただきます。
次回のニュース更新は、20日(月)、メールマガジン配信は28日(火)となります。
まだしばらくは危険な暑さが続くとのこと、皆様も気を付けてお過ごしください。
(森口)
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■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 森口
■ 編集 斉賀 HIEN
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