当社ニュース
大木健司 年頭のご挨拶
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新年あけましておめでとうございます。
旧年、世界経済は、サブプライムに端を発し、様々な問題が露呈した年でありました。
日本では、回復の見えぬ景気情勢が、国家の戦略欠如による問題で、根が深いことを
多くの国民が知るところとなりましたが、政治の迷走はしばし続きそうです。
ベトナムにて日本の情報を入手しにくい我々ですが、日本政府の資金や援助が、
日本の国益と全くかけ離れ使われている現状は、
日本国が弱ってゆくであろうことを容易に想像させます。
昨年度、日本のODAは、1,000億円以上のお金をベトナムに投入しました。
しかしながら、他国に先駆けて、日系企業の大型案件受託や権益の獲得等、
目立った話は聞きません。
我々が事務所を構えるハノイでは、郊外の大開発が急ピッチで行われています。
ショッピングセンターや大型マンションの開発の現場では、
地場と韓国の建設会社の横断幕を目にしますが、日系企業は見当たりません。
ラオス援助NO1の日本政府ですが、鉱山、ダム開発の利権の多くは、
日本企業ではなく、ベトナムや韓国、中国企業が持ってゆきます。
09年はそんな事実を多く目のあたりにした年でありました。
本年度の当社は、成長余力の大きい新興国への投資を通して、
皆様の資金を増やすことで、少しでも日本の国益に貢献してゆきます。
今年度もよろしくお願いします。
株式会社ブルーチップ・コンサルティング
代表取締役 |
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